エピローグ
国語が50点ぐらいの学生が書いたので、ダメな所だらけだろうし、最初の方だしあんまり面白くないと思いますけど良かったら何かアドバイスとか下さい
大量の血を流し少年は倒れ、すぐ傍の少女は叫んでいた。
「誰か、助けてよ!」
泣きながらも、怒っている様な声で少女がそう叫んでいる。
少女と少年の周りには羽の生えた異形の魔物が一匹いて、少女が魔法で障壁を貼り、魔物の攻撃を凌いでいた。
大量の血を流し、意識が朦朧とする中、少年は悔やんだ。
「あぁ、ちくしょう。まただ…あの時と…また俺は約束を…やっぱり俺は…ただの…役立たずの村人だ」少年は悔やみながら、目を閉ざした…
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この世界は五つの大陸に分かれていて、どの国にも大昔から迷宮があちこちにあり、そこから魔物が出てきては、村や街を襲い、被害が止まらず、特に世界の五大迷宮と言われる場所があり、そこから出てくる魔物は普通の迷宮の魔物と違い、強さは段違いで、どの国の王も諦めかけていた。しかし、そんな時、一人の王が思いついた。
「せめて、五大迷宮だけなら五大陸全魔法士を集めれば分断できるのではないか?」と
この今聞けば馬鹿じゃないのか?としか思わない作戦を実行するほど跡がなかったんだろう。
王達は大陸全魔法士を集め、魔法で巨大な地震を起こし、大陸にもかなり被害は出たが、見事に五大迷宮と五大陸は分断され、大陸に残っている魔物を全勢力を上げ、倒し、今では迷宮から出てくる魔物は冒険者や国の騎士によって倒され、大陸に永遠の平和が訪れたんだ。そう思っていたんだ……
ある日、大陸の端にある村が魔物に襲われ、滅びた。襲った魔物は三大迷宮の魔物だった。三大迷宮の魔物は進化していた。羽が生え空を飛べる様になっていたのだ。そして、それを知った大陸中の人類は再び恐怖し、村が滅びた日を「夜の侵略」と呼んだ。そんな人類が恐怖した日、たった一人生き残った少年がいることを知る者は少なかった…
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夜の侵略から四年、以前として三大迷宮から魔物は飛んで来ている。だが、何故か大軍が押し寄せることは無く、大陸の騎士や冒険者が討伐に出ているおかげで五大陸は比較的平和だった。
そんな五大陸の内の一つ、「フュリス」では他の大陸の魔法に比べ魔法が発展しており、それに比例し、魔法士の育成にも力が入れられ、他の大陸から入学希望者が来るほどの名門校がいくつも存在している。
そしてフェリス大陸の中心街「フェアルゲン」のまだ日も出てない薄暗い時間。街から少し離れた山に少年が一人いた。
ドガァァァン!と爆音を上げて岩が弾け飛んだ。
少年が魔法を当て弾け飛ばしたのだ。
「ふぅ、今日はこれぐらいにしとくか」
岩を弾けさし、岩に腰掛けくつろいでいる少年。
真っ黒な髪に、顔は少々イケメンのこの少年の名前はショウ
毎朝この時間に魔法の鍛錬をしているのだ。
「しかし今日のはいつもよりちょっと良かったかなぁ〜」
今日の成果を一人呟きながら休憩を終え、少年は下山を始めようと思ったその時
「もう嫌〜〜〜!」
どこからか女の子が泣きながら叫んでいるのが聞こえた。声のする方に近寄ってみるとそこには、雪の様に綺麗な白髪に、顔は髪で隠れて見えないが、身長からしてショウと同じぐらいの十五歳程の女の子だった。
「もう!ここはいったいどこなのよ〜」
と怒りながら泣いて少女は地面に膝をついた。
「フェアルゲンはどっちなのよぉ〜」
見て聞いた所によると、少女は違う大陸からフェリスに来てフェアルゲンに向かう途中に迷子になった様だ。
そんな事をショウが考えていると、いつの間にか少女は寝っ転がって、じたばたしていた。
面白いしもう少し見まもっておこうと思ったが流石に可哀想か、と思い隠れていた木の裏から出ようと思ったその時
「パキッ」とショウが落ちていた枝を踏んだその瞬間
バァァァァン!と爆音がなると、ショウが居た木から後ろ数十本にかけ木に風穴が空いていた。
「だ、だれ!は、はやく姿を見せなかったら今度はあ、あてるわよ!」
少女がそう叫ぶとショウはあんなもん当てられたら俺は一生飯食えねぇじゃねぇか!と思い急いで木から飛び出した。
「りょ、りょうてを上げて!そしてそこに立ちなさい!」
少女はおどおどしながらショウに命令した
「分かった!分かった!分かったから落ち着けって」
そう言いながら両手を上げてショウは少女の正面に立ち初めて気づいた。この少女がただの少女じゃなく、とんでもない美少女だと気づいた。
しかし、その美少女を見ても、ショウは見落とさなかった!。胸に付けたブローチを。そのブローチが五大陸の内、最も魔工技術に長け、魔法の発展で言えば、フェリスに次いで発展している大陸「イリアス」の王族を証明するブローチだと。
しかし、少女も気づいていなかった。少女が木に風穴を開けた魔法。あれは本来避けられない攻撃だったのだ。ショウが居た木の裏から少女までの距離は約十メートル、その距離から肉眼では追えない速度で飛んでくる魔法は本来、大陸の兵十万人の中でも、一万人程だという事に。さらに言うと、木の裏に居て飛んでくる魔法が、そもそも見えない状態で避けられるのは、一万人の中でも千人程だという事に。
そして、二人共気がついていなかった。二人の出会いがこれから、世界の命運を左右することを…
小説書くのって大変だぁ