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我が狂気  作者: プニぷに
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我が真実

 3歳でエッチな本を見つけて、自慰行為に目覚め、狂いだす。

 人生において、最初の異常はきっとコレ。


 小学一年生からいじめられっ子。

 小学二年生で入院。母親がオカシクナッタ。

 小学三年生でクラスメイトに性的暴行をされた。その事実を知るオトナはいない。

 小学四年生で転校生を転校させてやった。

 小学五年生で歪んだ性欲を弟にぶつけて、歪めた。

 小学六年生で『私』という存在が壊れ始めた。


 中学一年生で天国というなの『普通』と出会う。私は彼らと過ごしている時だけ救われた。

 中学二年生で後輩に「先輩って時々、性格が豹変しますけど……演技ですか?」と言われた。演技なんてとんでもない、そもそも変わっていたことすら知らなかった……やっぱり()()っておかしいのかな?


 同級生に聞いても「え、あれって演技じゃなかったの!?」そればかり……なんなんだろ?

 部活が終わり、家に帰ると8時くらいかな~ それから最低でも3時間待たないとご飯は出ないの。

 最近はね~私がそう言っても「そんなことは無い」だの「それは一回だけでしょ!お前がそれだけ覚えてるだけなんだからふざけんな!!」とか言いやがる気持ちの悪いゴミクズ・メスが口なんていう高貴なものをパクパク使いやがって……まぁ殺したしいいや。



「やっと認めましたね」


「……何が?」


「貴方が神無月(かんなづき)家、および大城(おおしろ)家の一家を殺害したことですよ」



 散々な発言。意味不明な言動。異常としかいいようがないが、私は彼女が本当に異常なのかを見極めなくてはならない。

 ここは裁判所。被告人『神無月 (みぞれ)』は若干17歳という若さで自分の家族(父・母・弟)を皆殺しにしただけでなく母方の親(祖父・祖母)までも殺し、その後は自身の通っている学校で無差別的に生徒や先生を殺そうとした。


 犯行の手口は簡単で、両親と弟、祖父と祖母も深夜……彼らが寝ているところに心臓を包丁で一突き。死んでから、死体をおもちゃのように扱い楽しんだ様な痕跡もある。彼女の内部人格と思われる少女の話だと「裸でおもちゃと遊んでいただけだよ? ちょっぴりあったかくてブニュブニュしてて、とっても可愛かったの! 初めてアイツらを愛してやってやってやったわ」と楽しそうに答えたという。


「あいつらを殺すのがいけないことなの?」


「当然です。貴方には良心の罪悪感というものが無いのですか?」


「貴方だって邪魔な虫は殺すし、みんなが花を踏みつけて笑って楽しく遊んでいたら一緒になって花、殺すでしょ?」


 根本から彼女は違っているように思える。

 本来なら彼女とここまで話す必要はないだろう……だが、今までの犯人とは違う。精神異常を使って罪から逃れようとする卑劣な連中とは違い、彼女は自分を『普通』だと思っている……いや、思い込んでいる。


 人を裁く立場である私が直感や経験測といったものに惑わされてはいけないのだが、それでも彼女を見ていると質問してみたくなるのだ。


「分かりました。貴方には精神鑑定を受けてもらいます」



 その後、彼女は警察に連れていかれた。きっと、警察の精神鑑定を受けて、精神異常者として法の裁きから外れ、永久に不自由な生活を……私達のような人々から隔離されて生きるのだろうな。




 あいつらは私を殴った。

 私もあいつらを殴った、そしたら死んじゃった。どうしてだろう? 私ってそんなに丈夫なのかしらね。



 あいつらは我輩(わがはい)を『雑魚(ザコ)』と(ののし)りやがった。

 だから我輩は力を頭の悪い低能共に教えてやってやったのだ、あのバカ共が我輩の能力を見誤ったからその身に我輩の能力の高さを教え込んだまでのこと……これの何がおかしいのだ?



 あいつらはアタイに「いっぺん死んで来いよ!」と言いながら使ってる包丁をね、向けてきたの……アタイすごく怖くて、泣いちゃったらね、引っ張られて外に追い出されて「お前みたいな気持ち悪い奴なんかウチの子じゃねえから、自分一人で何とかしてみろ!!」って言われたの……アタイ、アタイ、本当に悲しくて…………


 だから俺が外で発散したんだよ。ホントうぜぇゴミクズ女だった。

 あぁ? 自分の母親だからなんだよ。

 母親と普通の女が殺されそうになっているとするだろ、そんときアンタは母親ってだけで助けんのか? それはおかしいだろ、アイツが死んだって困るのは俺だけだ。だけどな、もう一人の女には未来があるんだよ。だったら助けるのは女の方だろ。


 は? 自分の母親が死にそうなのに見ず知らずの他人を助けるのか? ……だと?

 てめぇ、俺様に殺されたいのか?


 今、てめぇも見ず知らずのぐちゃぐちゃ死体の事をかばってるだろ。何であんないい人を殺したんだって俺に言っただろ。結局そんなもんなんだよ世間一般からみて『悪』は助けない、もしくは余裕があれば助ける。いい人間は何が何でも助けてあげたい……お前は俺の母親を知らねえから、俺だけが頭のオカシイやつだと思い込んでるから俺様にそんなことが言えるんだよ。



 心を殺すのと、肉体を殺すのって違うんですか?

 僕のやったことは、所詮彼らがやってきたことの延長線ですよ?

 人を殴って楽しんできた高校の同級生を、僕が殴って遊んで……そう、おもちゃみたいに遊んでさ、それで僕が楽しんだら僕だけが悪いって言われちゃった。


 おかしいよね、彼と同じことをしただけなのに……まぁ確かに僕はイキリ脳筋野球部のばかの攻撃を受け切っても大丈夫だった、というかしっかり防御と受け身を取ったから見た目だけすごく痛そうで、やられた~って感じだったけどさ、僕じゃなきゃ死んでもおかしくないくらいの攻撃だったよ。


 まぁ誰も信じてくれないけどね、何でだろ? 僕が華奢で弱そうだからかな?

 まぁ、確かに僕も二度と野球ができないくらいにボコボコにしちゃったのは悪かったけどさ、彼と一緒で僕も楽しくて途中でやめられなかったんだよ……あれなんだっけ? 何の話だっけ?


 いかん、忘れてしまった。




 本当に必要ですか?


 授業中はスマホいじって、寝るだけ。そのくせ友達が多くて話してばかり、友達が多いのは問題じゃない。ただ、学校を友達と一緒に遊べる遊園地か何かと勘違いしているように思えます。


 でもね、彼らもいいとこあるんですよ~意外でしょ。

 あいつらはね、自分のやりたいことだけ一生懸命やるの。妥協なんてしないの。私が疲れて休憩すると「おい、さぼってんじゃねえよ。皆仕事してんだよ!」とか言って感情に任せて暴力とかふっちゃうんですよ~


 ―――ほ~んと、クズ。早く死ねばいいのに……あ、あいつが殺しておいてくれたんだっけ? まぁ名前も顔も覚えてないし、どおぉでもいいんですけどね。


 ソイツがやると誰も怒られない。


 私がやると怒られて、暴力までふるわれる。


 おかしいよね? そのくせ、向こうの方が人生を楽しんでる……楽しんだもん勝ち? そうですか、そうですよね、タノシミマショウヨ……キヒヒィッ。



 最初で最後の自己表現。心の底からやってみたいこと、楽しみたいことをしただけ……あ、でも殺したのは殺しても良いイキモノだけですよ。だって、私達ニンゲンサン大好きですから。好きなイキモノは、こう……ぐちゅっていうか、ギューってしたくなるじゃないですか、主に細いところを……ね?


 暴力……自分の思い通りにしてもいいイキモノを、その通りに、本能的に……楽し……ギギ……キヒッ……あれあれ~どうして左目だけ泣いてるんだろ~……オモシロ~い。



はぁ、つまんな。やっぱ人間は滅ぼさないと……自分から死ね? 俺が死んだらからと言って、お前が死ぬとは限らんだろ。

 俺は自殺できるからいいんだよ。





 どんなに、。;「;」;@@「;「1、「:;」;:・「%’0”&(’(”#$*|~25




 満たされぬココロ




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 tasukete……・



 何も感じない。

人付き合いって大変ですよね、理不尽なことも多いし。何より『自分だけ』どうして?って、本当の事を知ってるのが自分しかいなかったりすると、ホント救われない。それでも皆さんは一生懸命生きていて、素晴らしいと思います。これからも「お疲れの無いように」


そして、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

こんな頭のオカシイ作品を読んでくださるなんて……物好きですね。

もしよろしかったら、私の他の作品も読んでください。この作品より狂気は『かなり』薄めです。読みやすいです。


それではまたどこかでお会いしましょう。『プニぷに』

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