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ちょっと魔導書館行ってくる

毎回話が短いね

お父さん、お母さん、自分は生まれて初めて呪いを体験しました。まさかインフルエンザみたいな感じとは思ってもいませんでした。


という事でやって参りました、国立魔導書館に。

何でもここには一億冊以上もの魔導書があるとの事。

中はアメリカの何処ぞの大学図書館のような作りになっている。


「基本的にはここにある本は全部読める。しかし奥には『禁書』と呼ばれる、見ただけで呪われたり発狂する本があるから、それらは絶対にみてはいけない…解ったな?」


シンシアの小煩い注意を受けて、役に立ちそうな魔法を探しに出発した。

一億冊もあれば内容が被っている本もそれなりにあるらしい。その為、それぞれの魔法の本が分類別に並べてある。欲しい魔法を探すのには苦労しなさそうだ。






その後、ある程度欲しい魔導書を探し終えシンシアに合流しようと思った時に地下に続く階段を見つけた。何あれ、すっごい気になる。


階段を、下りていくと、魔導書に似てはいるが明らかにヤバそうな本が幾つも置いてある。きっとこれが禁書なんだろう。上に[禁書コーナー]って書かれてるし。


気になって一つの本を手に取ってみた…うわ、湿ってるし、何これ?動物の革のカバー?

本を開けて中を読んでみると水の魔法のようだ。だが、読み進めると、身体が悲鳴を上げるかのように引き攣り、魂が引き剥がされる様に意識が持っていかれそうになり、身体が勝手に動きそうになる。


流石にヤバい、もう読めねぇ。次は…この本にしよう。

内容は召喚術についてと、酒の作り方について。呪いや発狂する様なこともない

何故こんな本が禁書なのかというのは見てすぐ分かった。

神を召喚できる上に、その酒は夢の中でだが世界を旅出来る。


次の本は…と手に取った瞬間頭が打ち付けられたような痛みが走った、足下がおぼつかなくなり倒れそうになる。急いで元の場所に戻したら、嘘のように元気になった。これが呪い…なのか?

多分まだ軽い方なのだろう中を読んだら…考えるだけでゾッとする。


すぐにシンシアの所へ行って帰ろうと、思った時横から声を掛けられた。


「のう、お主…魔族じゃろう?そこまで免疫が無いのも魔族じゃのも珍しいのぉ…少し奥で話を聞きたいのじゃが…ええかの?なに、そんな時間はとらせんよ」


うわぁ…年寄り口調のロリがいる…

こんな疲れてなきゃ喜んで話すのに…

SAN値ヤバいんで帰らせてくれませんか?


「こっちじゃ、ついてこい」


まぁ、そんな思い届くわけ無いんですけどね…ちくしょー

(;´・ω・)ウーン・・・禁書の元ネタ、わかる人いるかな?

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