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犯罪者から始まる異世界物語  作者: ナレオトコ
13/19

政腐


「・・・」静は食事に夢中だったがそれ以外はコロニーに目を向けていた。

コロニーは息を整えた。

「本当の事を言いますと、裏では敵対する麻薬組織やテロリストなどを撲滅しています。」

「そ、そうなの!?」

「あなた達がいた所もその一つです。」

「やっぱりね・・・」と星羅。

「警察はどうしているの!?」星羅は聞いた。

「この国は腐敗しきっています!」

「腐敗?」静は首を傾げた。

「ええ、横領、麻薬や武器の横流し、暗殺、自作テロ、隠蔽・・・殆どの犯罪組織は議員の癒着によって警察は関与できなくなっています!」立ち上がった。

「うわ・・・」星羅達には怒りがこもっているように感じた。

「そんな組織を私達が潰す!何としてでも!」

「・・・」

「私の家族は麻薬戦争に巻き込まれて父も母も・・・妹も!」コロニーは顔が赤くなり拳が震えた。

「・・・だから!こんな悲劇を二度と産まないように!私達は戦う!正義のために!!」一滴の滴が帆を垂れた。

「そうなんだ・・・可哀そう・・・」静も涙を流した。

「だから、協力して欲しい!守るために・・・」

「ああ・・・俺もテロによって全てを失った。」セロも立ち上がった。

「限界以上の力を出す!全力で協力する!」

「あ、ありがとう・・・!」涙を手で拭い力強い握手を交わした。

「それで、どうやって協力したらいいの?」静は聞いた。

「そうですね・・・その前に、お手数ですがここまでの経緯をもう一度話して頂けませんか?」

「また?」めんどくさそうな静。

「まあ、何か分かるかもしれませんので・・・」

「・・・」少し沈黙が続いた。

「・・・あ、俺が説明するのか?」とセロ。

「原因はあなただからね。」と星羅。

「ああ・・・あれはある作戦の後だった・・・」セロは説明し始めた。

コロニーは相づちをしたり、時々メモを取りながら聞いた。

(もう半分の自分を取り戻すために転送魔法を使用し、それにこいつらが巻き込まれたことね、でも・・・その半分がどうしてそれがあんな所に?)

「一つだけ分かることがわります。」

「・・・」

「あなた達をおそったのは感電系と氷の魔法で、その魔法が使えるのは高等魔術師以上のレベル・・・つまり、」

「ちょっとすいません、高等魔術師ってどういうこと?」星羅は聞いた。

「えっ?あなた達の世界に魔法が無いの?」コロニーは目を大きく開けた。

「そ、そうだけど・・・」

「だったらどうやって生活している!?」

「えと・・・普通に・・・」

「・・・質問を変えます、どんな世界ですか?」少し落ち着いた。

「うんとね、科学技術とかを使ったりして物を生産したりしてい、」静が説明した。

「い、今、科学とおしゃいましたか!?」

「そうだけど?」

「か、科学!!?あ、ありえない!」コロニーは体が震えていた。

「え?何をそんなに驚いているの?」首を傾げた。

「なんとなく分かってきた・・・つまり、この世界は魔法技術で、私たちが居た世界は科学技術でなりたっているていう事ね。」と星羅。

「なるほど。」と静。

「でも!その老人は魔法が・・・」

「知らない。使えたとしても手品の様なインチキ魔法しかつかえないわ!」

「・・・」(どうして、魔法のない世界で高等クラスの奴が居るのかしら?この世界の住人だとしたら・・・しかし、魔法以外で動く物は聞いたことが無い。まだ私たちの知らない所で組織が密かに活動しているのかしら?・・・もし、奴らがこの世界の住人だったらこの世界に、こいつらが住む科学の世界に行ける道がある・・・そこに行くことが出来たら・・・)コロニーは心が躍った。

「所で、魔法て何?」と静。

「・・・この世界では三の分類に分かれています。焚火や調理など基本的には無害な魔法が使えるのが

初級魔術師、つまり一般人。その次が障壁魔法や凍結や炎魔法など、使えるのが中級魔術師、警察や特殊部隊など。最後は・・・高等魔術師。要するに、中級より魔力が高い事。以上です。」

「・・・」

「深く考えなくてもいいいです。目安みたいなものですから。」

「話変わるけど、自動車とかあいつらが使っていた銃は科学兵器ではないのでしょうか?」星羅は聞いた。

「・・・その言い方からすると、外見は似た様なものと言う事ですね。」

「あ、そうです。」

「簡単にまとめると、あなた達が科学エネルギーを使っている様に私達は魔力を使っいます。」

「要するに、石油みたいなものでしょ・・・」と星羅。

「石油というのは何なのか分かりませんが、多分そうだと思います。」

(根本的なものはあまり変わらないのかな?人が魔法を使えるところ以外は知っている事だし・・・)

「所で私も魔法は使えるの!?」鈴鹿は目を輝かせて聞いた。

「話聞いていなかったの?あなた耳は取り外せるタイプの装飾品かしら?」星羅は鈴鹿の右耳を引っ張った。

「痛い痛い!ああ・・・そっか私達は科学だからか、ハア・・・」肩下落とした。

「それより、お聞きたいのですが・・・」と星羅。

「?」

「ドラゴンらしきものを見たんだけど・・・」

「え?これもあなた達の世界に居ないの?」

「うん。」

「・・・人類と竜族に分かれていて、今は郵便に限らず私達と一緒に普通に暮らしています。」

「ええ!そうなん!?」鈴鹿は驚いた。

「そうだけど?何に驚いているのかしら?」

「いや、ドラゴンて私のイメージだと空の支配者でとても大きいイメージがあるから・・・」

「おっしゃているいる事はよく分かりませんけど、昔は世界の監視者や生物の頂点て言われていた・・・けど、近代兵器の登場によって一気に廃れました。」

「はあ・・・だったらドラゴンに乗れて竜騎士とかいないの!?」鈴鹿は目を輝かせた。

「それは龍族の前では禁句です。」

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