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犯罪者から始まる異世界物語  作者: ナレオトコ
11/19

セロの正体

数分後、ドアが開いた。

「静!無事だったか!」セロは手錠を掛けられていている静の姿を見た。

「せ、セロさん!大丈夫!?」静は血だらけのセロを見て驚いた。

「俺は大丈夫だ!他の皆は!?」

「多分治療中!」

「そうか、良かった・・・?」

「きゃ!?」男に後ろから頭を鷲掴みにされ、炭火の上で沸騰している熱湯に

向けて顔を押された。

「熱い!離して!!」静はもがいた。

少女は静の口の中にナイフを突き入れた。

「あっ!!?」舌が少し切れたが、刃先が喉の手前ぐらいで止まった。

「次動いたら奥に入れる!」少女は言った。

「もがががが!!?」ナイフが進まないように強くかんだ。

「これでも言うつもりはない?」少女は静の頭を掴み熱湯に近づけた。

「・・・」セロは無言だった。

「入れろ!」少女はため息を付くと言った。

「ネイビーシールズ!!」セロは叫んだ。

「?」男は寸前で手を止めた。

「・・・何それ?」少女は聞いた。

「アメリカ海軍特殊部隊だ!」

「聞いたことが無い!そんな部隊・・・」

鈴鹿はナイフを口から落とした。

「そうだったの!!?あの世界最強と言われている!あの特殊部隊!?」静は驚いた。

「知っているの?」

「よく分からないけど、要するに特殊部隊の中の特殊部隊だったはず!」

「・・・まあいい。」

「あれはある作戦の後だった・・・」

「・・・」

「急に上からあの本・・・黒くて半分しかなかった本だ!」

「続けて。」

「上から旅行客として、この本を持って日本のある研究施設に届けろと言われたんだ。そして、行ったら・・・後は星羅達の証言と同じだ。」

「・・・終わり?そが今まで隠してきたこと!?」

「ああ、極秘作戦だと・・・」

「・・・そういうのは、FBIやCIAの連中の仕事だと重っいていたわ。」

「なぜ俺に頼んだのか分からない・・・何も聞かされていない!」

「それにしても、急に話すなんてどいう言う風の吹き回しかしら?」

「ここは別世界だ。隠す理由がない事に気が付いたからだ!」

「中々、面白い話ね。」

「・・・」

「ちなみに、その本は炭火の中にあるから。」

「えっ!?」静は驚いた。

「そ、そうか・・・」とセロ。

「もう、帰れないの!?元の世界に!!」静は絶望感に襲われ涙が出て来た。

「何でそんな酷いことを!!どうして!」少女に怒鳴った。

「うるさい!!」鈴鹿の腹を殴った。

「うっ!!?」うずくまりながら床に倒れた。

「もういい!!」机の上にあるピストルを取った。

「たく、どんな話があるかと思っていたら、ただの妄想話だったとはね!」静を踏みつけた。

「まて!本当だ!嘘は付いていない!」セロは。

「痛い!!痛い!!」静は泣きながら叫んだ。

少女は軍手をしてお湯のはいったバケツの持つ部分を持った。

(くそ!!)セロは椅子から抜け出そうともがいたが、無駄だった。

「・・・」お湯を垂らそうとした瞬間、

「あっつい!!あちあちあちあち!!あちいよ!?」突然炭火の隙間から本が叫びながら飛び出て来た。

「うお!!?」少女は驚いて動きを止めた。

「水!!」

「えっ!?ちょ!」本は勢いよく少女の持っているバケツの中に突っ込んだ。

「熱いいいいいいい!!」お湯がこぼれ少女の足と腕にかかった。

「あちいいいい!!!」本は空中で飛び回った。

「なになに!!?何が起きたの!?」静には掛からなかった。

「くっ・・・見張ってろ!」少女は上着を脱ぎながら部屋を出た。

「ほ、本が・・・しゃべるとは・・・」男も驚いていた。

「水を出せ!!」本は男に向かって怒鳴った。

「わ、わ!?」戸惑いながら水道の蛇口を捻った。

「まったく!魔力が無かったら、もう少しで燃えカスになるところじゃったわい・・・」本は水に当たった。

「とにかく助かった・・・」セロは安心した。

「凄い!本が水を浴びている!」静は起き上がって本の所に向かった。

「ねえねえ!」静は本に話しかけた。

「なんや?」

「ふやけないの?」

「・・・ふゃけるに決まっているだろう!お前さんたちのせいで、三日ぐらい乾かせなければならんわ!」怒鳴った。

「どうやって、しゃべっているの?」

「んなもん・・・魔法じゃわ!」

「どういう仕組み?」

「それは・・・分からんわ!」

「自分の事なのに分からないの!?」

「分からんもんわ分からん!」

「だったら、どうして私達を・・・」言ってい途中で誰かが入ってきた。

「も、申し訳ありません!私の部下が飛んだ失態を!」高い声が聞こえた。

「ん!?」静達はドアの方を見ると、さっきの少女より半分ぐらいの背の高さでロングへヤーの黒髪の少女がスーツ姿で息を切らしながら駆け寄ってきた。

「な、何!?」静達は戸惑った。

「うわ!?ひどい傷!直ぐに治療しますね!」セロに近づいて言った。

「拘束も解いてください!」少女は布を濡らしながらに命令した。

「了解しました!」男は鍵でセロの拘束を解いた。

「少し染みますけど・・・」少女はその布で出血している膝の傷口を拭きながら言った。

「い、痛くありませんか!?」上目遣いで言った。

「あ、ああ・・・大丈夫だ・・・」セロは少女の可愛さに一瞬、戸惑った。

血を拭いた後、直ぐに少女は緑色に光る左手を傷口に当てた。

「おおお!!」静はセロの傷ついた箇所が元の肌色に変わっていくところを見て感動した。

「なんや!あれが魔法か!?」本も驚いた。

「他に痛いところありませんか!?」

「こ、ここの紐の部分が痛んじゃが、さ触ってくれぬか!?」本がめくれ紐を垂らしながら接近した。

「えっ!?」少女は戸惑った。

「ここじゃよ!痛くてたまらんのじゃ!」

「こうですか・・・?」紐を触った。

「ああ・・・そう優しくじゃ・・・」

「何をしているの?」鈍感な静は聞いた。

「子供には早いわい・・・おっと!目眩が!」本はゆっくり落ちて少女の胸に当たった。

「おっと!すまない!魔力不足でな!ハハハハ!」

「・・・」少女は険しい顔をした。

「ふぁ~居心地が・・・」本は大人しくなった。

「・・・」しばらく沈黙が続いた。

「あ、新しい服を用意いたしましたので、こちらを着用して下さい!」少女は沈黙を破りセロと静に靴と服と靴下などを渡した。

「私も?」静は聞いた。

「ええ、ボロボロですので・・・」

「そうか、分かった。」上着を脱いだ。

「!?」セロは静の反対の方向を向いた。

「・・・」少女は指を横に振った。

「?」静は向けた方を見ると男はとっさに後ろを向いた。

「私は気にしないけど・・・」静達は着替えた。

セロはパン一から赤色のジャージ姿に変わった。

「体育教師みたいだね。」静は水色の服にピンク色のスカートを履いていた。

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