死への誘い
「辛いですよね・・・」灰色の世界で悲しそうな男の低い声が聞こえる。
「愛する家族を自分のせいで失い・・・今度は彼女たちまで死なせてしまいました・・・。」
(誰だ・・・天使か悪魔か?)
「それはあなた様の見方次第ですよ・・・」
(・・・)
「やり直したいと思いませんか?」
「!!?」言い終える同時に亡くなった家族や戦死した友人そして星羅達の事が写真の様にフラッシュバックをした。
「悲しいですよね・・・」
(ああ・・・)自分の目から涙が流れている事に気が付いた。
「生まれ変わってやり直したいと思いませんか?」
(・・・?)
「大丈夫・・・今までこれだけ苦しんだから、次生まれ変わる時はきっと、違う人生を歩めることが出来ますから・・・」
「!?」今度は暖かった思い出が写真の様にフラッシュバックをした。
「死は終わりではありません。新たな道です。そう人生の・・・だから・・・」
(・・・)
「死は怖くない。」
(死は怖くううう!?)突然肩から体に強力な電流が走った。
「やっと起きたか!」女性の声が聞こえた。
「あっ・・・あ・・・」ゆっくり目を開けると目の前にスタンガンを手に持ち冷たい目で見降ろしている
金髪の長髪で背の高い女性が居た。
「う・・・はっ!?」上半身裸でズボンも脱がされていて、両手足を金属製の固定椅子に手錠で拘束されている事と撃たれた傷が無くなっている事にに気が付いた。
「・・・」少女はすスタンガンを机の上に置いた。
「・・・here is hell?」セロは言った。
「うっ・・・日本語で話せ!」
「ここは地獄か?」
「まあ、あなたの答え方次第。」銀色で鋭い歯が並ぶ大根おろし器を持った。
(・・・あれだけ撃たれたのに、傷一つ無いとは・・・)
「お前は何者?」セロの顔を見た。
「・・・彼女たちは無事か?」
「知りたかったら、質問に正直に答える事ね。で、何者?」
「ああ・・・日本に旅行に行っていたら・・・奴らに連れ去られて・・・このざまだ。」
「つまり、三人は娘っていうこと?」
「えっ?ああ、そうだ!」(三人は助かったていう事か!?)
突然、少女はセロの左腕におろし器を当て、勢いよく引いた。
「おおおおううう!!」左腕の皮と肉が裂け床に血が滴った。
「分からないとでも思った?」
「ハアハア・・・」脂汗が出た。
(娘を彼女たちていう父親はいないからね。)
「まあいいわ・・・職業は?」
「・・・アメリカ海兵隊だ。」
「おおうう!?」少女はおろし器で膝をすった。
「嘘つけ!!たった一人で4人も殺して!更にミッ、剣士も瀕死までに追い込んだ!それが、ただの軍隊!?」何かを一瞬言いかけて、変えた。
「うっ!」セロの頭を鷲掴みにして顔を向けさせた。
「何者だ?スパイか!?公安か!?」
「・・・実は、俺はこの世界の人ではないんだ!」
「はあ?電波のふり?馬鹿にしてんのか!?」おろし器で左足に当ててスライドさせた。
「ああああ!!くっ!」激痛で脂汗が出た。
「お前が何者だ!言え!」血が滴るおろし器を顔に当てた。
「・・・」
(殆ど動じていない・・・拷問の訓練を受けているな。)少女はおろし器を机の上に置いた。
「連れて来い!」少女はドアに立っている男に命令した。




