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7/26 月曜日 晴れのち雨ところにより曇り

7/26 月曜日

今日は部活だ。漫画研究会で活動しているが、これといって彼女ができたとかそんなことは起きていない。いや、正しくはむしろ彼氏になってしまっている、というのが正しいだろう。

我孫子慎之介は幼なじみの物部沙耶と小、中、高校となぜか同じ学校でそれで物部沙耶からはなぜか付き合っていると思われているらしい。元々彼女は天然で穏やかな性格であまり気にさわることを言ってしまうと、泣いてしまうので慎之介も付き合っていると納得している。

「慎之介くーん」

「なんすか先輩?」

阿部暗奈、漫画研究会の部長で少し暗い性格。そして部長のくせに妹キャラでちょくちょく慎之介や親友の霧島大輔に甘えている。

「そこの模造紙とって」

「ほい、なんすかこれ?」

「みんな聞けい‼︎」

「慎之介、嫌な予感がすんぜ」

「奇遇だな俺もだ」

「今度の文化祭で我々漫画研究会も出し物的なのやることになりました‼︎拍手!」

わーパチパチと、いいんだか悪いんだかわからない雰囲気になってしまったが話しが進む。

「ついては、1人1〜2冊程度、自分の好きな漫画を読んで感想文を書いてもらいます‼︎」

「はい、質問質問」

「はい、大輔くん」

「あのさ、それで大丈夫なの?

作文書いて、その後だよ。どうすんの?」

「それを今日はみんなに決めてもらいます。

例えば、小さいお子さん向けに絵本の読み聞かせとか、別に作文だけではありません。

しかし、文化祭は来年の新入生がどの部活に入るかなど、決めるひとつの機会なので、できるだけ部活を紹介する場面を入れての時間割りを考えてください」

「難しいな… 作文はやめて読み聞かせでいいんじゃねぇか?」

「はーい、私はねぇ、読み聞かせと部活の紹介をしたらいいと思うなぁ」

このおっとりした話し口調が物部沙耶だ。

「沙耶の意見と同じだ。作文はやらなくてもいいと思うぜ。慎之介は?」

「そうだな… 部長の意見もいいと思うが作文はやらなくていいだろう。あと部活の紹介で」

「そうですね、作文はやめて、読み聞かせにしましょうか。それで大丈夫ですか?」

「「「はーい」」」

「では、これから読み聞かせの絵本を選んで練習しましょう」

他にも部員はいるが、今は2年生が修学旅行なので不在なのでこの4人しかいない。

そうこうで、内容が決まってきたので今日は終わりとなった。

帰り道はだいたい沙耶と帰っている。

「慎ちゃんは、大丈夫なの?再従兄弟が居候とか聞いたけど」

「まあまあだよ。料理はなかなかだし、性格も温厚だから特に問題はないな。たまにガチギレしたことがあるけど…」

「ふーん ねぇ、今度さその人紹介してよ?」

「え⁈本気かよ?」

「ダメ?」

「いや、ダメじゃないけど…その…あのだな」

「ケチ〜 紹介してよぉ」

「その、巨乳なんだ実は…」

「ふふふふ…巨乳はこの手で駆逐してやるーふふふふ…ふふふふ…」

「(こいつはガチだ!やめさせよう!)

沙耶!落ち着け‼︎頼む‼︎うまいパフェ奢るから‼︎」

「パフェ?行く‼︎美味しいパフェ食べたい‼︎」

沙耶は甘いものに目がない。この前は特大パフェをものの数分で完食したことがある。とにかく、胃がすごくのだ。

「ふふふふ…俺の財布を考えてな…」

なんだかんだで家に着いた。

「ただいま〜」

「お!おかえり〜 どうだった?」

「あぁ、文化祭で出し物やることになった」

それから今日の一部始終を話した。

「よし、お姉さんふ行くね‼︎」

「頼むから幼なじみの沙耶にはみつかるなよ!あいつ巨乳に敏感だから」

「大丈夫大丈夫!

よーし文化祭楽しみになったぞ〜‼︎

晩御飯なんにする?」

「ギョーザとチャーハン」

「よっしゃ‼︎うまいの作るぞ〜‼︎」

やはり、料理はうまかった。天下一品ではないか…それくらいうまいのだ。

「疲れたから寝るけど、ねーさんは?」

「そうだね、寝ようかな」

「ふーん、じゃおやすみー」

「お疲れさんー」

明日はどうなるのやら。楽しみだ













少し遅れましたが如何でしょうか?

今回は真奈美と沙耶の性格などを一部盛り込んでみました。お楽しみいただけたら嬉しいです。では、また次回‼︎

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