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痴漢から女子高生を助けようとしたら、クラスの最底辺になった

作者:滝 夕霧
※この小説は【影山秋】を軸として、【夏目陽奈】【月島千春】の3人の視点で物語が進んでいきます。見出しタイトルと本文の先頭に【】と名前を入れて(例:【影山秋】)、誰の視点で語られているのかを明示しています。※

作星高校特進科2年D組の【影山秋】はクラスのボスである高木に怯えながらも、友人たちと慎ましやかにひっそりと暮らしている。
「この世界はさ、いつだって弱肉強食なんだよ。弱い方が負けるんだ。それで強い方が、勝つの」(本文より)
そんな考えの影山に転機が訪れる。電車で学校から下校中、他校の女子高生が、痴漢被害に今まさに遭いそうな状況に気づく。
影山が混乱しつつも女子高生に声をかけることにするが......

偶然電車での影山の行動を見ていた同じクラスの【夏目陽奈】は、4,000人もの中から選ばれたミス・作星の、驚くほどの美人だ。クラスの派手な女子と行動を共にしているが、影山の一件で彼女の心境に変化が起こる。
―たまたま顔やスタイルが良く生まれただけの私は、その他に特筆すべき点は持ち合わせていない、本当はつまらない人間だ。髪や化粧やファッションに気を使うのは、本当の自分を見られたくないためにやってることで、いつか剥がれ落ちるメッキなんだ。―(本文より)

影山に唯一話しかけてくれるクラスメイトの女子【月島千春】は、影山の一件以降も、相変わらず影山に話しかける優しさの持ち主だが、その優しさに対して鋭く牙をむいた影山の言葉に胸を貫かれてしまう。そんな月島も、影山の行動を見ているうちに変化の時が訪れる。
 -この言葉は、私の心臓ではなく、心に刺さる。
 ひと突きで私の心に到達した槍は、勢いそのまま全身を貫く。
 貫かれた事を私が自覚したのは、血液の代わりに涙が溢れ出てきたあとである。-(本文より)

この物語は、高校生の三人を、それぞれの視点から描いたものです。

本編完結済みです。
2020/1/10にジャンル別日間ランキングにランクインしました。
お読みいただきありがとうございます。
6月1日【影山秋】
2019/12/23 23:08
6月3日【影山秋】
2019/12/24 22:01
6月3日【影山秋】
2019/12/25 22:02
6月4日【影山秋】
2019/12/27 22:00
6月4日【月島千春】
2019/12/29 22:00
6月4日【影山秋】
2019/12/30 22:02
6月5日【影山秋】
2020/01/02 22:00
6月5日【月島千春】
2020/01/03 22:04
6月8日【夏目陽奈】
2020/01/05 22:01
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