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いいご身分だな、俺にくれよ  作者: nama
第十三章 王立学院二年生後半編 十七歳

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361 十七歳 ジェイソンの暴走

 卒業式。

 エリアスから「公爵だし、望むなら来賓として出席していいよ」と遠回しに言われたが、アイザックは在校生として出席していた。

 貴族としての義務には当たらないが、生徒の間は生徒として出席しておきたい理由があったからである。


 ――公式行事の際には、パメラの斜め後ろの席になるというものだ。


 座席は、正面に一組。

 その次の列に二組と組順で横に並ぶ。

 そして、出席番号順ではなく、家の爵位順でクラス内の席順が決まる。

 アイザックの前の席はジェイソンで、その隣にパメラとなるのだ。

 来賓席に座れば、パメラから遠く離れてしまう。

 アイザックに、エリアスからの誘いに乗る理由などなかった。

 今回、ジェイソンは在校生代表として、演壇の背後に座っている。

 邪魔ものがいないので、パメラのドリルヘアーを背後から眺めながら、アイザックは考え事をしていた。


(もし、ニコルじゃなくてパメラが襲われていたら……。絶対に許せないな。パメラだけじゃない。リサだってそうだ)


 考えていたのは、ニコルが暴漢に襲われた時の事だった。

 フレッドは、暴漢に厳しい処罰を下さなかったのだ。

「俺の下に付け。その性根を鍛え直してやる!」と言って、卒業後はウィルメンテ侯爵家で騎士見習いになるように命じていた。

 もちろん、周囲に何をしていたか知られているので肩身が狭い思いをするだろう。

 だが、随分と甘い処分のように、アイザックには思えていた。


 パメラやリサだけではない。

 ブリジットやアマンダといった友人達が被害に遭ってしまえば、きっと家ごと叩き潰していただろう。

 被害者がケンドラだったら、一族郎党を市中引き回しの上、打ち首獄門にするはずだ。


(実はそれほどニコルを好きじゃなかったとか? アマンダと別れているし、ニコルの効果が薄いとかかな? それとも、本気で騎士道がどうとか考えて行動した結果か?)


 仮に「学校のアイドルに憧れていた」という程度でも、やはりその怒りはかなりのものとなるはずである。

 フレッドの甘さが、アイザックには不思議で仕方なかった。


「アイザックくん……。パメラさんを、そんなにじっくり見てどうしたの?」


 隣に座っていたアマンダが、パメラの髪を見ていたアイザックに尋ねる。

 声自体は普段通りのものだったが、どこか棘が感じられる。

 彼女の言葉を聞いて、パメラもチラリとアイザックを振り返る。

 変質者のように思われては困るので、アイザックは慌てて誤魔化そうとする。


「いや、その……。パメラさんの髪って、お風呂に入ったらどうなるのかなぁって……」

「あぁ、なるほど」


 アイザックの声は、誰が聞いても気まずそうなものだった。

 だが、アマンダは深く疑う事なく納得する。

 個人の特徴について話題にする事は、あまり好ましい事ではなかったからだ。

 その事を気に病んで、気まずそうに返事をしたのだと彼女は考えた。


「パメラさん、ごめんね」


 だから、すぐパメラに謝った。

 自分が嫉妬心から尋ねなければ、こんな話題にならなかったからだ。


「いえ、いいんですよ。お風呂に入ると、私の髪はストレートヘアーになります」


 パメラは言葉通り気にした様子はなかった。

 式の最中なので小さな声で、アイザックの疑問にまで答えてくれた。


「ストレートヘアーかぁ……。ボクも髪を伸ばしたいんだけど、これ以上伸ばすとうざったいんだよね。前がベリーショートだったし。……アイザックくんは、髪の長い方が好きなの?」


 アマンダがパメラの返答を利用して、アイザックへキラーパスを回してきた。

 アイザックは「どう答えるのが正解だ?」と悩む。

 パメラも聞いているので、下手な答えは致命的になるからだ。


「……髪の長さはどうでもいいですよ。髪が長いから好き、短いから好きといった事はないですね。その人の雰囲気に合っているかどうかが重要だと思います。アマンダさんは、ショートヘアーが似合っていると思いますよ」

「それならいいんだ」


 アマンダは、エヘヘと笑う。

「他の子みたいに、長い髪の方が好みなのかな?」と心配していただけに、お世辞でもアイザックに「似合っている」と言われて喜んでいた。


 お喋りをしている生徒は、意外と周囲から目立つもの。

 このやり取りのあとは、式が終わるまで、みんな黙っていた。

 彼らが再び口を開いたのは、式が終わったあと、卒業生が退場する時だった。

 教師が一同に起立を求め「拍手で退場を見送ってほしい」と言ったところで、ジェイソンが行動した。


「退場はお待ちいただこう」


 彼は演壇の前に立ち、そう宣言した。

 アイザック達は「えっ?」と驚きの声を漏らす。

 これは保護者も含め、全員が似たような反応をしていた。


「皆も知っているだろう。ウォーデン男爵家のマークが犯した罪を! マーク、前に出よ」


 ジェイソンは、ニコルを襲った生徒の事に言う事があるようだ。

 これには教師や生徒だけではなく、来賓として訪れていたエリアス達も動揺を見せる。

 マークは三年生の列を抜け、トボトボとジェイソンの前へ歩み出る。


「殿下は、なにをするつもりなのかな?」


 アマンダが、アイザックに尋ねる。

 問われたアイザックも教えてほしいくらいだった。

 だが、アイザックもアイザックなりに、ジェイソンの意図を考えた。


「おそらく、これは殿下なりの処罰だ。貴族の中には噂で聞いただけの者もいる。けど、こうして顔を衆目に晒す事で、これからの人生を、より厳しいものにしてやろうと思っているんだろう。フレッドの処罰に納得できなかったんだろうね」

「そうなんだ。……女としては、厳しくしてくれる分にはいいんだけどね」


 前世では、性犯罪者が住む周辺に「あそこに前科者が住んでいます」と教える国もあった。

 その事を思い出したアイザックは、似たような事をジェイソンがやろうとしているのだと考えたのだ。

 アマンダだけでなく、背後の話に耳を傾けていたパメラも、アイザックの話に納得する。


 ――だが、ジェイソンの行動は、アイザックの予想を超えていた。


「マーク・ウォーデン。か弱き乙女に暴行を加えようとし、我が物にしようとした貴様の罪は万死に値する。以後、このような事が起きる事を防ぐため、この者を見せしめとして死罪とするべきだ」

「なにっ!」


 エリアスが椅子から飛び上がった。

 ジェイソンの行動は、一言も相談されていない行動だったからだ。

 エリアスの驚きを見て、会場が騒然となる。


「ちょっと待ったー!」


 騒がしさに負けないほど、よく通った声でフレッドが待ったをかける。

 会場中の目が彼の動向に集まり、静かになった。


「先輩の身柄は、俺が預かる事になっている。改めて死罪にするなんてあんまりだ」

「そうだぞ、ジェイソン。すでに話はまとまったのだ。今更決定を覆そうとするべきではない」


 フレッドに続き、エリアスもジェイソンをたしなめる。

 学院側から事件の詳細と、処分の内容は報告を受けている。

 フレッドが面倒を見るというのなら、それでいいと思っていた。

 話し合いの結果を捻じ曲げようとするジェイソンに自重を促す。

 だが、ジェイソンは考えを変えなかった。


「いえ、そうはいきません。特に今はファーティル王国から、ロレッタ殿下が留学されています。もし『軽い罪で許されるのなら、殿下との間に既成事実を作ってしまえ』と、無謀な挑戦を考える者が出てきたら、どうなさるのですか? 責任を取る事はできないでしょう」

「それは……。警護をつけるなどで対処すればいい」

「王配になれるかもしれないのです。警護の者ですら、軽い罰で済むのならと魔が差すかもしれません。見せしめは必要なのです」

「むぅ……」


 まず、ジェイソンはエリアスを説得する。

 ロレッタがいる以上、学内の安全は最重要課題である。

「ダメもとで襲い掛かってもいいんだ」と、治安が崩壊するような事は絶対に避けねばならなかった。


「フレッド。暴行犯を更生させようとする君の器の大きさには感服する。だけど、よく考えてほしい。いつ更生する? 五年後か? 十年後か? その先、本当に更生したのかわかるのか? お前は更生したかわからない者に、自分の愛する者の護衛を任せられるのか? 新たな被害者が出た時、お前はどうする? すまないと謝るだけではすまないのだぞ。被害者が出てからでは遅い。不安の種は早い段階で除いておかねばならないんだ」

「確かに完全な保証をする事は難しい。それでも……、チャンスは与えてやるべきだと思う」

「ならば、違う機会にするんだな。お前に背負いきれぬ業を背負ってほしくはない。今回は個人で背負う事ができる問題ではないのだからな」


 次にフレッドを説得した。

 友人として心配している事をアピールしつつ、取れない責任は請け負うべきではないと主張する。

 しかも、完全に拒絶しているわけではないところがいやらしい。

 ()という希望を持たせているので、フレッドの理解者としての立場を放棄していない。

 フレッドも真っ向から反論しにくくなる。


「保護者の皆さん。王立学院の設立当初は、気に入った相手を手籠めにして既成事実を作ろうとする者が、それなりの数がいたという事はご存知でしょう。その対処のため、入学前から娘には護身術を習わせるという風習が生まれてしまいました。ですが、マークのような者がいなければ、そんな風習など生まれなかったのです。皆さんも、娘に違う事を教えてやりたかったと思う事もあったでしょう。直接被害に遭った生徒以外にも、彼のような存在は大きな損害を与えていると言えます。そのような者を許していいのでしょうか?」


 ジェイソンは、最後に保護者一同の心に呼び掛ける。

 この言葉に、アイザックも感銘を受けていた。


(いいぞ、ジェイソン! もっとやれ!)


 ニコルを危険に曝したのだ。

 アイザックにとっても、マークの行為は許し難いものである。

 彼を庇う気などない。

 しかも、こうして彼を裁こうとしているジェイソンの姿は、来年パメラを裁こうとしている姿と被って見える。


 ――ニコルの身の安全を確保しつつ、暴走の片鱗を見せてくれた。


 アイザックにとって、百点満点の結果だった。

 ジェイソンを邪魔する理由などない。

 それどころか、心の中で全面的に応援しているくらいだ。

 この状況を特等席で、のんびりと見物させてもらおうと考えていた。


 ――だが、そうはいかなかった。


 担任のニールが身をかがめながら、アイザックのもとへやってくる。

 そして、小声で話しかけてきた。


「アイザックくん、なんとかならないか?」


(えぇ……、なんで俺?)


 アイザックは視線を来賓席に向ける。

 そこには、4Wこと四人の侯爵がいる。

 彼らに頼ればいいのに、自分を頼ってくる彼の考えがアイザックには理解できなかった。


(ニコルに手を出そうとしたんだから、処刑されてもいいんだけどな……)


 アイザックには助ける気などない。

 しかし、小声で話しているとはいえ、周囲に話を聞かれている事はわかっている。

 理由もなく突き放すだけでは、冷たい男だと思われかねない。

 自分の責任を最小限に抑えつつ、上手く回避せねばならなかった。


「先生、この件はフレッドと学院側で解決すると決まった事です。僕が口出しする事ではありません」

「許し難い罪だけど、一度は許すと決まってから処刑だなんて可哀想だ。そんな事を言わずに――あぁ、そうか。今回の件はフレッドくん(・・・・・・)学院(・・)を中心に、みんなで話し合って決めた事。そうか、そうか」


 アイザックは、フレッドと学院に責任をなすりつけただけなのだが、なぜかニールは納得したかのようにうなずく。


「早速、学院長に伝えてこよう。助かったよ」


 ニールは、言葉通りすぐさま立ち去っていった。

 何が起きたのかわからず、アイザックは呆気に取られるばかりだった。

 そんなアイザックに、同じくニールの反応がわからなかったアマンダが尋ねる。


「どういう事なの?」

「……これからわかるよ」


 そう答える事しか、アイザックにはできなかった。

 本人にも、何がどうなったのかわからなかったからだ。

 ニールは学院長のもとへ向かうと、彼に耳打ちしていた。

 学院長は、アイザックを見てうなずく。


(おかしな事を言った覚えはないぞ……)


 フレッドに責任があると言っただけだ。

 まるで自分が何かしろと言ったような反応をされるのは困る。

 何を言い出すのか、ハラハラしながら見守っていた。


「殿下。この一件は学院が中心となり、当事者とよく話し合って決めた事でございます。学院内での問題は、学院内に収めるというルールがございます。殿下といえども、学院や当事者が話し合った内容を覆すような真似はおやめください」


 学院長は「学院内での問題は外部に持ち出さない」というルールを盾にして、ジェイソンの暴走を止めようとした。

 先ほどニールが一人で納得していたのは「フレッドと学院側で解決すると決まった事」という点で、そのルールを思い出したからだろう。

 アマンダも「そういえば、そんなのあったね」と納得していた。

 だが、肝心のジェイソンが納得していなかった。


「確かにその通り。しかし、忘れてもらっては困りますね、学院長。ついさっき、ここで何が終わりました?」

「卒業式です……。まさか!」

「そう、卒業式が終わったのですよ。つまり、彼はもう生徒ではない! 犯罪者として裁いても問題のない立場になったのですよ」


(ナイス、屁理屈!)


 アイザックは、心の中でジェイソンに喝采を送った。

 今の一言で、来年に期待が持てるようになったからだ。


(なるほど。卒業式にイベントが起きるのはエンディングにちょうどいいからだと思っていたけど、学生じゃなくなるからか。学生の間に起こした問題だと、学校のルールがあるから処罰もある程度制限される。卒業後、一人の貴族として処罰する事で重い罪を着せようとしていたんだ)


 ――愛するニコルのために、邪魔者を消したかった。


 わざわざ卒業式が終わるのを待って、パメラを断罪しようとしたのは、そのためだろう。

 学生(・・)という身分の盾で身を守れなくしてから、息の根を止めようとした。

 エンディングの都合もあるのだろうが、それならアイザックにも納得できる。


(へー、ゲームのシナリオはボロボロな評価だったけど、意外と設定は使っているんだな)


 アイザックは、ただ感心していた。

 しかし、感心してばかりもいられなかった。

 パメラがこちらをチラチラと見ている事に気付いたからだ。


(ん? なんで……。あぁ、そうか! 俺が助言したのに、助けるのを失敗したって思われているのか! 俺が助けに動くと信じてくれても、命を預けてもいい力量があるのか不安がられているんだ! くそっ、あんな奴どうなってもいいのに、助けなきゃいけないなんて……)


 先ほどニールがアイザックの言葉を聞いて行動を起こした。

 アイザックがヒントを与えて、行動させたと思われていてもおかしくない。

 なのに、効果がなかった。

「頼っていいのか不安を感じられた」とアイザックが不安に感じても仕方のない流れだった。

 アイザックの心配は、ジェイソンにまで至る。


(今年この方法を使ったら、来年には使えなくなるんじゃないか? エリアスだって「二度とするな」と釘を刺すだろうし……。俺も喜んでいる場合じゃないかもしれないな)


 マークは死んでもいいが、そのせいでジェイソンの手段が制限されるのは困る。

 パメラと別れてもらうためにも、今動くしかなかった。

 アイザックは立ち上がると、ジェイソンのところへ歩いていく。

 すると、フレッドが走って駆け寄ってきた。


「なにか考えがあるのか?」

「ない事もないかな。話してみないとわからないよ」

「そうなのか……」


 フレッドもアイザックに期待していたのだろう。

 自信無さげに応えるアイザックに、不安そうな顔を見せて付いてきていた。

 ジェイソンのもとに到着すると、アイザックはフレンドリーに話しかける。


「やぁ、ジェイソン。君の提案はとても魅力的だ。けど、その方法には問題点がある。どうだろう、一緒にその問題点を解決する方法を、陛下の前で話さないか?」


 敵対している者よりも、味方の話の方が受け入れやすい。

 殿下(・・)ではなく、ジェイソン(・・・・・)と話しかけたのは、自分が味方だという事をアピールするためだ。

 アイザックには、そのアピールが通用するだけの理由がある。

 それを最大限利用するつもりだった。


「……いいだろう。どうせあとで話さねばならなかった事だ」


 ジェイソンは、あっさりとアイザックの提案を受け入れた。

 マークを死罪にするには、提案だけではまだ足りない。

 周囲の了解も必要だった。

 その点、アイザックは心強い味方だ。

 恩師の孫娘を傷物にされそうだったのだ。

 マークへの怒りを持っているはず。

 自分では考えつかない残酷な刑罰を提案し、周囲を説得する手助けをしてくれるのではないかと、ジェイソンは期待していた。

 だから、あっさりと受け入れたのだ。


「では、参りましょう。ジェイソンとフレッドの仲が壊れないようにもしたいですしね」


 いつかはニコルを奪い合って仲は壊れるだろうが、その時はその時。

 この場だけでも「心配してくれている」と信用してくれれば、それでよかった。

 今はパメラに助ける意思だけではなく、助ける能力がある事を証明せねばならない時。

 それ以外は、アイザックの知った事ではなかった。

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― 新着の感想 ―
「ちょっと待ったー!」 「おおっと! ちょっと待ったコールだぁ!! マークの前にジェイソンが出て来たぞぉ!」
[気になる点] 目に見える形で次々処刑していったら 俺もやってみようとする人は減ると思うけど、この場で言う事じゃないよなとは思うが、ここで言わなきゃ誰も話は聞かないだろうな。王子からしたら。 [一言]…
[気になる点] ボクも髪を伸ばしたいんだけど、これ以上伸ばすとうざったいんだよね。 >貴族令嬢がうざったい・・・フレッドが口にするならともかくアマンダは違和感があります。 「保護者の皆さん。王立学院…
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