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いいご身分だな。俺にくれよ。 作者:nama

第四章 継承権争い -後始末編- 九歳~十歳

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四章までの登場人物&簡単な地域紹介

予想以上に登場人物が多く、普通に一話書くよりも時間が掛かりました。
急いで書いたので、間違っている事があるかもしれません。
「大体こんなものだ」と思ってくださると助かります。

地図が書けませんでした!
位置把握のための簡単な説明を最後に追加しています。

五章の投稿は15日からにしようと考えております。
年末年始に1週間ほど休んでやらないといけない事をやろうと思っていたのですが、三章の終わり方が気になる終わり方をしてしまいました。
そのため、四章の開始を急いだ分をここで休ませていただこうかと思います。
 ――ウェルロッド侯爵家の身内。
 ――ウェルロッド侯爵家の関係者。
 ――エルフの人々。
 ――商人達。
 ――リード王家関係者。
 ――ウィルメンテ侯爵家。
 ――ウィンザー侯爵家。
 ――ウォリック侯爵家。
 ――ランカスター伯爵家。
 ――フォスベリー子爵家。
 ――ネトルホールズ男爵家。

 という順番になっております。

(年齢は四章終了時点)

 ――ウェルロッド侯爵家の身内。

 アイザック・ウェルロッド(前世 高橋(たかはし)(おさむ)) 10歳。

 妹と買い物に出かけた帰りに事故に巻き込まれ、気が付けば生まれ変わっていた。
 前世では大人しい性格だったが、生まれ変わってからは行動的になっている。
 ネイサンを倒した今は、家庭内の問題に不安を感じている。
 目指すは下剋上。
 前世でモテなかったので、ハーレムを築いて女の子にチヤホヤされたいと思っている。
 ただ、両親の事でハーレムには少し疑問を感じ始めている。
 決意はするが、目の前の現実の前に色々と考えが揺れる微妙なお年頃。


 ランドルフ・ウェルロッド 31歳。

 アイザックとネイサンの父親。
 大貴族らしからぬ心優しい人物。
 しかし、それは裏を返せば頼りなさともなる。
 本人が無能というわけではなく、貴族としての生き方を学ぶ機会がなかった。
 現在、心を病んで療養中。


 ルシア・ウェルロッド 31歳。

 アイザックの母親で、ランドルフの第一夫人。
 幸せな結婚生活となるはずだったが、ランドルフがメリンダとも結婚したため不遇の時代を過ごす。
 せめて、子供と穏やかな時間を過ごせれば良いと思っていた。
 だが、その子供が変な方向に行動的なため、頭を悩ませる原因ともなっている。
 現在、ランドルフの傍で看護をしている。


 ケンドラ・ウェルロッド 0歳。

 アイザックの妹。
 まだ生まれたばかり。
 モーガンのビックリに使われる。


 モーガン・ウェルロッド 53歳。

 アイザックの祖父。
 父親のせいで、家族との付き合い方がわからない不器用な男。
 貴族として外部とは上手くやっている。
 それだけに”家庭でもっと家族と話す時間を増やしていれば……”と後悔している。


 マーガレット・ウェルロッド 52歳。

 アイザックの祖母。
 自分にできる範囲で、ウェルロッド侯爵家を何とかしようと奮闘する。
 しかし、アイザックの行動が完全に予想外だったため、ネイサンを後継ぎにしようとした計画が裏目に出てしまう。
 今度こそはモーガンに貴族としての生き方をアイザックに教えさせようと決意している。


 ハンス・ウェルロッド 50歳。

 アイザックの大叔父。
 父を恐れて、20歳になる前に家を出て修道士になる。
 ランドルフが病に倒れたため、一時的に家に呼び戻される。
 モーガンとは違い、家を出て様々な経験をしたため、アイザックの後見人を無難にこなした。


 メリンダ・ウェルロッド 享年30歳。

 ランドルフの第二夫人。
 外国の王子との婚約が決まっていたが、その国の学院に留学時代している時に不興を買って婚約を破棄される。
 卒業後、国に戻っていたメリンダを、ランドルフが引き取った。
 実家がルシアよりも上の爵位であり、マーガレットの応援もあったのでネイサンを後継ぎにしようと画策する。
 本来ならば、多くの貴族の支援を受けている事をアピールしてランドルフに迫る予定だった。
 アイザックに操られたデニスの手によって武力行使をそそのかされ、返り討ちに遭う。
 ネイサンがブリジットと出会った事をきっかけに「ガキ大将」から「貴族の子供」として脱皮して欲しいと思っていた。


 ネイサン・ウェルロッド 享年10歳。

 アイザックの兄。
 当初はアイザックの成長を見てグレそうだったが、逆に「アイザックに負けるか」と奮起する。
 知能では前世の記憶があるアイザックに負けるが、10歳時点ではそれ以外の面で勝っていた。
 しかし、急成長を見せる場面もなく退場する事となった。
 勉強のストレスを騎士にぶつけるのが玉に瑕。


 ジュード・ウェルロッド。

 ウェルロッド侯爵家の先代当主。
 王国に不利益をもたらす者達に娘を嫁がせ、結婚相手を呼び寄せて毒殺するなど手段を選ばない。
 謀略に優れ、外務大臣として周辺国に名を馳せる。
 しかし、家庭に与えた影響も大きく、モーガン達が頭を悩ませる事となる。
 15年前の戦争で前線に休戦交渉に向かった際、本陣が敵軍の奇襲を受けて死亡する。


 ノーラン・ウェルロッド。

 ウェルロッド侯爵家の初代当主。
 当時、都市国家ばかりだったが、リード王国と言う枠組みを作る時に協力した。
 主に裏工作など、汚れ仕事を担った。


 リサ・バートン 15歳。

 アイザックの乳兄弟。
 アイザックが辛い時に傍にいるなど、心優しい女の子。
 間もなく王立学院に入学する。
 そのため、離れて暮らす事になるアイザックの事を心配している。
 色々な意味で。


 アデラ・バートン 37歳。

 アイザックの乳母。
 ルシアと古い知り合いだったため、乳母を頼まれた。
 子供の頃から面倒を見ているが、アイザックの本性に気付いていない。
 花を育てたり、お菓子好きな子供だと思っていた。
 鈍いところがあったからこそ、アイザックの乳母役を担う事ができた。
 最近、アイザックを育てたという事で、乳母として過大評価されるので恐縮している。


 ディーン・バートン 37歳。

 アデラの夫で、ウェルロッド侯爵領の農村地区を任されている代官。
 妻と娘が領都に済んで離れ離れの時間があったが、家族仲は良好。


 ティファニー・ハリファックス 10歳。

 アイザックの従姉妹。
 原作でニコルに婚約者を奪われる被害者の一人。
 アイザックや婚約者のチャールズが本をよく読むため、影響されて本を読むのが好きになる。
 目の前で兄のネイサンを殺したアイザックを恐れていたが、リサやブリジットの説得によって少しだけアイザックの行動に理解を示した。
 アイザックより三ヵ月誕生日が早いため、自分がお姉ちゃんだと思っている。


 フィルディナンド・ハリファックス。

 アイザックとティファニーの祖父でルシアの父。
 中規模の都市で代官を任されている。
 ルシアが侯爵家の嫁としてやっていけないとわかっていた。
 アイザックを連れて実家に帰って来いと言っていたが、アイザックがウェルロッド侯爵家における貴重な後継ぎとなってしまったため幻となった。
 アイザックの事を支えてやろうと思っている。


 ジョアンヌ・ハリファックス。

 アイザックとティファニーの祖母でルシアの母。
 フィルディナンドのように表だって「帰って来い」とは言わないが、アイザックやルシアの事を心配している。
 ランドルフがルシアに惚れた事は嬉しい事だが”身の丈に合った同格の貴族に嫁いだ方が幸せだ”という考えを持っている。


 アンディ・ハリファックス。

 ティファニーの父でルシアの兄。
 ウェルロッド侯爵家で官僚として働く。
 可も不可もない普通の人物。
 地味で影が薄いが、真面目に働くこういう人物のお陰で領政が成り立っている。


 カレン・ハリファックス。

 ティファニーの母でルシアの義理の姉。
 面倒見が良く、ルシアの話し相手としてよく会っていた。
 それは今も変わらず、信頼のできる話し相手としてルシアの心の支えとなっている。


 マイク・ハリファックス 3歳。

 ティファニーの弟。
 ウェルロッド侯爵家の屋敷に寄った時、パトリックを気に入る。


 パトリック 6歳。

 アイザックのペットであり、家族であり、友達のゴールデンレトリバー。
 犬の方が成長が速いため、アイザックの事を弟分のように思っている。
 成長して重くなったアイザックに、枕代わりにされるのが悩みの種。



 ――ウェルロッド侯爵家の関係者。

 ノーマン 23歳。

 ベンジャミンの息子で、アイザックの秘書官見習い。
 ハンナ(23)という妻がいる。
 アイザックに付いて行くつもりはあるが、ウェルロッド侯爵家とどちらに重きを置くのか迷っている。


 ベンジャミン。

 ノーマンの父親で、モーガンの筆頭秘書官。
 出番は無いが、重要な仕事を色々とこなしている。


 フランシス。

 ウェルロッド侯爵家の秘書官。
 元々は子爵家の三男だったが、兄が家を継いでいる。
 なので、彼は貴族として王都へ行いく必要が無くなっている。
 そのため、主にウェルロッド領で留守居役を任される事が多い。


 グレン。

 ウェルロッド侯爵家の秘書官。
 エルフとの折衝役という重要な役目を任されて張り切っているが、そろそろ交代要員が欲しいなと思っている。


 アレクシス。

 ウェルロッド侯爵家の菓子職人。
 アイザックの子供とは思えない言葉に乗って、砂糖控え目のほどよい甘さのお菓子を作り始める。
 最近はチョコレートを使って新しいお菓子の模索中。


 バート。

 ウェルロッド侯爵家の元菓子職人で、今は王都のお菓子屋をまとめる店長役。
 侯爵家でお菓子を作れない事を寂しがっているが、最近では店の売り上げが上げていくのを楽しんでいる。


 ベラ。

 メリンダの住む別館のメイド長。
 ウィルメンテ侯爵家からメリンダが連れて来たメイド達と仲が悪い。
 今は別館の維持に努めている。


 ドーラ。

 メリンダの住む別館のメイド。
 ベラと共に別館の維持に努める。


 シェリー。

 ルシア付きのメイド。
 今は王都の屋敷でルシアの身の回りの世話をしている。


 エリザ。

 王都の屋敷で働くメイド。
 まだ下っ端ではあるが、仕事をキッチリこなすので大事な仕事を任されたりしている。


 カール。

 ウェルロッド侯爵家の屋敷で働く庭師。
 アイザックが領主代理で忙しかったので、花壇の世話はほぼ全て彼が行っていた。


 ケネス・オルグレン男爵。

 ティリーヒルの鉱山都市を任される代官。
 今まで目立つことがなかったが、ウォリック侯爵領の混乱やエルフとの交易で、ティリーヒルが目立ち始めて浮かれている。
 ネイサン派だった貴族達に「自分が最初にアイザックに従った」と、内心誇っている。


 マーカス・オルグレン。

 オルグレン男爵の息子。
 グレーブス子爵の下で官僚として働いていたが、実家が忙しくなったので手伝いに戻る。


 グレーブス子爵。

 テーラーの街を任される代官。
 ティリーヒルが鉱山として重要になったり、エルフとの交易所ができるなど注目を浴びた事で、街の税収などが増えた。
 特に何かをしたわけでもないのに、利益を享受しているツイてる男。


 バーナード・キンケイド男爵。

 王都の屋敷における元警備隊長。
 アイザックに脅されて協力者となる。
 キンケイド男爵家の三男だったが、兄達がメリンダに協力した罪で処刑になり、彼に当主の座が転がり込んだ。
 モーガンの信頼を失ってしまった事を気にしており、何か手柄を立てる機会を待っている。


 アーヴィン&ハキム。

 王都の屋敷を警備する騎士。
 アイザックやネイサンの剣の相手をする。
 一時期、屋敷のメイドから好奇の眼差しを向けられていた。



 ――エルフの人々。


 ブリジット 144歳。

 始めてアイザックと出会ったエルフの少女。
 良くも悪くも純真であり、アイザックの行動に忌避感を感じる事もある。
 子供相手に”魅力的なお姉さん”ぶりたがる面を持つ。
 今は人間の事に関して勉強中。


 クロード 324歳。

 マチアスの孫。
 結婚していたが、妻に先立たれて子供もいないという事でウェルロッド駐在の大使に選ばれる。
 幼い頃は人間と暮らしていた時期があり”人間は変わるもの”という事を知っているので絶対の信用をしていない。
 だが、平和的な関係が少しでも長く続いて欲しいと願っており、そのためにできる事をしようと思っている。


 マチアス 700歳前後。

 クロードの祖父。
 リード王国建国の時期に、初代ウェルロッド当主に協力していた。
 昔は戦場で名を挙げており”突撃”の二つ名を持つ。
 その戦う姿は初代ウェルロッド当主ノーランですら恐れるものだった。
 昔からおちゃめな行動をしており、そのせいで実績の割りにイマイチ周囲に信頼されていない。


 アロイス 500歳前後。

 ティリーヒルに近いモラーヌ村の村長。
 距離の遠いドワーフとの取引に負担を感じていたので、人間の猟師などと物々交換を行い始めた村長。
 アイザックの申し出を受け、人間と新しい関係を築き始める。
 心の中では「王都へ行ってパレードで見世物みたいになるのは嫌だな」と思っているが、代表者としての責任感で行っている。


 アンドレ&ブリュノ 80歳前後。

 モラーヌ村のエルフの子供。
 反面教師として人間を見て育っていない世代なので、人間臭いところがある。


 ウェイガン。

 二百年前の戦争で、自爆をして二万の兵を吹き飛ばして戦争に大きな影響を与えた。



 ――商人達。


 デニス・ブラーク

 ブラーク商会会長。
 領主代理となるランドルフを試すために軽い詐欺を行う。
 その行為がアイザックの怒りを買い、報復措置を取られる。
 アイザックをジュードの姿と重ね合わせて見えてしまい、アイザックの手駒として働く。
 ネイサン排除後は「どうして処分するか」と処罰する方法に困っていたが、怒りの矛先を探していたモーガンの手によって処刑された。
 ランドルフに「ごめんなさい」の一言が言えなかったために人生が狂ってしまった。


 フィオナ

 デニスの妻で、カーマイン商会ルイスの妹。
 デニス処刑後は存在を忘れられていたが、ルイスが国王を動かしたせいで処刑される運命となった。


 マシュー

 デニスの息子。
 デニス処刑後は存在を忘れられていたが、ルイスが国王を動かしたせいで処刑される運命となった。


 オリバー

 デニスの従兄弟でブラーク商会の新会長。
 デニスの尻ぬぐいとしてウェルロッド侯爵家と仲良くなろうとする。
 その一環として、アイザックの指示に従いマルーン商会のピーターを陥れる手伝いを行った。


 エドガー。

 デニスに協力してランドルフから一億リードを騙し取った詐欺師。
 現在行方不明。


 ラルフ。

 グレイ商会会長。
 お抱え商人の座争奪戦で、権利を手に入れる事ができた。
 鉄製品を取り扱っているので、エルフとの取引で人気のある店となっている。


 ケネス。

 ワイト商会会長。
 本当は彼がお抱え商人の権利を落札するはずだった。
 しかし、話を投稿した後で作者が「あっ、やべっ。名前がオルグレン男爵と被った! どうしよう、これからも少しは出番があるのに……」という事で、臭い物に蓋という方針で落札できないという結果になった。
 作者のミスによるフェードアウトという作品中最大の被害者。


 ジェイコブ。

 レイドカラー商会会長。
 装飾品を主に取り扱っているので、食料品や鉄製品を欲しがるエルフ相手には好調な売り上げとはなっていない。
 しかし、アイザックが侯爵家の息子であり、婚約者も決まっていない事から「いつか大量に必要になるかもしれない」と思い、機会を伺っている。


 ルイス。

 フィオナの兄でカーマイン商会会長。
 王家御用達という縁を使い、国王のエリアスを使って妹と甥を守ろうとする。
 しかし、エリアスを使って命じさせるという方法が悪手であり、宰相であるウィンザー侯爵の反感を買う。
 ウィンザー侯爵によって「手段を選ばなくてもいい」と言われたアイザックにより、痛い目に遭わされる。
 現在、商会を辞めた者の穴を埋めるのに必死になっている。


 ピーター。

 マルーン商会会長。
 ランドルフが病に倒れ、アイザックが領主代理となる事を商機と見る。
 ウェルロッド領内の商会に声を掛けて、一斉に商品の値上げをして荒稼ぎを狙った。
 しかし、その動きはアイザックによって封じられ、今は談合していた仲間から裏切者として肩身の狭い思いをしている。



 ――リード王家。


 エリアス・リード。

 リード王国の37代目国王。
 安定した治世により、平民から「賢王」と称えられる。
 しかし「賢王」と呼ばれている事を知り、その二つ名にふさわしい王になろうと焦り始める。
 その結果、良い恰好をしようとした行動が裏目に出始めた。


 ジェイソン・リード 10歳。

 エリアスの息子。
 王党派の有力者の息子であるフレッドとは仲が良い。
 アイザックとはまだ出会っていないが、フレッドから色々と聞かされている。


 ジュリアン・フィッツジェラルド伯爵。

 領地を持たないが、五百年前の王家の分家という事もあり家柄は立派。
 ウォリック侯爵、ウィルメンテ侯爵が亡くなり、混乱した軍を立て直すために元帥に任命された。
 軍政畑出身で穏健派。


 ウォーレン・クーパー伯爵。

 リード王国の法務大臣。
 合法とはいえ、アイザックの暴力的な行動に頭を抱える。
 中立派の筆頭的な存在ではあるが、能動的に行動するような事はない。


 ギルモア子爵。

 リード王国の元外務省審議官。
 祝いの席でブリジットの尻を触ってしまい、顔面に膝蹴りを食らわされた挙句クビになる。



 ――ウィルメンテ侯爵家。


 フレッド・ウィルメンテ 10歳。

 フィリップの息子。
 ネイサンとは従兄弟としてだけではなく、友人としても付き合っていた。
 目の前でアイザックにネイサンが殺されたところを目撃し、アイザックを倒そうと決意する。
 只今、最強の騎士を目指して剣の特訓中。


 ディーン・ウィルメンテ侯爵。

 フィリップとメリンダの父、先代ウィルメンテ侯爵。
 武官の家系にふさわしく、武闘派として威風堂々とした人物。
 メリンダとネイサンの応援をしていたが、戦争と政争の違いに対応できず、ウィルメンテ侯爵家の将来を危惧したフィリップの手によって殺される。


 フィリップ・ウィルメンテ侯爵。

 メリンダの兄でフレッドの父、現ウィルメンテ侯爵。
 ディーンとは違い、思慮深いタイプ。
 判断力にも優れ、父がメリンダのために動いた場合、王家からウィルメンテ侯爵家がお取り潰しされる危険を感じて先んじて父を殺害した。
 ジュードがいる時代を知っており、アイザックが若くして頭角を現し始めた事に恐怖している。


 ジャック・カニンガム男爵。

 フィリップの友人。
 頭は良いが、家が男爵家の中でも底辺なので、表立って知恵をひけらかすような真似はしない。
 その代わり、愚かな振りをして周囲に「何をしてはいけないか」という事を知らせる道化としてフィリップを助ける。
 四歳の娘を持つ。



 ――ウィンザー侯爵家。


 パメラ・ウィンザー 10歳。

 ジェイソンの婚約者。
 原作において、王子を攻略したエンドでは殺されるエンドばかりの不幸な少女。
 アイザックと出会った時、お互いに特別な感覚を感じてしまう。
 縦巻きロールというドリルヘアーのお嬢様。


 ジェローム・ウィンザー侯爵。

 パメラの祖父。
 リード王国の宰相を任されている。
 孫に甘いおじいちゃん。
 だが、貴族としての意識をしっかりと持っており、権威を脅かす者には毅然とした対応を取るなど厳しさを持っていた。
 貴族派筆頭ではあるが、それは王家を蔑ろにするという意味ではなく、純粋に国家の安定のための政策として必要と考えている。


 ローザ・ウィンザー。

 パメラの祖母。
 アイザックが「パメラと婚約させて欲しい」と言った時に、落ち着いた対応をした。


 アリス・ウィンザー。

 パメラの母親でジェロームの娘。
 金髪で二本の大きな巻き髪ロールが特徴。
 夫のセオドアとは上手くやっているが、それは婚約中からお互いを知り合おうとしていたからだと思っている。
 生まれた時からジェイソンとの結婚が決まっているパメラを少し可哀想だと思っていた。
 そのため、アイザックと出会った時に「パメラは今元気にしている」と伝えた。
 ただ、本気でアイザックとパメラが結婚すればいいとまでは思っていない。


 セオドア・ウィンザー。

 アリスの夫で、伯爵家からの婿養子。
 本人は頑張っているが、周囲からは「義親の七光り」のように見られているので、何とか見返したいと少し焦っている。



 ――ウォリック侯爵家。


 アマンダ・ウォリック 10歳。

 フレッドの元婚約者。
 祖父が憤死し、領内が混乱したためフレッドとの婚約が破棄されてしまった可哀想な女の子。
 元気な女の子だったが、最近は意気消沈している。


 ドナルド・ウォリック侯爵。

 アマンダの祖父で、先代ウォリック侯爵。
 原材料を人質に、アイザックからチョコレートの利権を奪おうとした。
 その行為がアイザックの嫌がらせ行為を引き起こしてしまった。
 アイザックの予想以上に大事になったせいで、税率を大幅に引き下げるようエリアスに命じられた。
 怒りのあまり脳卒中になり、その場にいたマチアスの魔法が間に合わずに死亡した。


 クエンティン・ウォリック侯爵。

 アマンダの父。
 祖父の突然の死と、突然の大幅な減税により発生した混乱を収めようと尽力する。
 もっとも不幸なタイミングで家督を相続してしまった不幸な人。


 ジャネット・ウェリントン 10歳。

 アマンダの幼馴染、ダミアンの婚約者。
 姉御肌で面倒見が良い。
 最近元気のないアマンダを心配している。



 ――ランカスター伯爵家。


 ジュディス・ランカスター 10歳。

 マイケルの婚約者で、サミュエルの孫。
 占いが得意で、的中率も高い。
 だが、寄って来る者が占い目当てで、自分自身に興味が無い事を気に病んでいる。


 サミュエル・ランカスター伯爵。

 ジュディスの祖父で、前外務大臣。
 モーガンとは古くからの友人。
 どうしてもジュードと比べられてしまう彼の後任を引き受けるなど、責任感があり肝っ玉が据わっている。
 しかし、真剣に家族との付き合い方を悩むモーガンに「サプライズとかいいよ」とからかうなど、無責任な一面もある。



 ――フォスベリー子爵家。


 ダミアン・フォスベリー 10歳。

 最初はアイザックの友達になってくれればと連れて来られた。
 しかし、フレッドが気に入り、同じ王党派という事もあってフレッドやネイサンの友達になってしまった。


 キャサリン・フォスベリー。

 ルシアの学生時代の友人。
 しかし、ルシアがランドルフと結婚してしまったため、疎遠となっていた。
 久し振りに再会した時は、侯爵夫人となったルシアに対して卑屈になっていたが、アイザックによって態度が軟化。
 ルシアとの友情を取り戻した。


 ――ネトルホールズ男爵家。


 ニコル・ネトルホールズ女男爵 10歳。

 原作の主人公。
 祖父と父が亡くなったため、男爵位を継承した。
 どんどん婚約者持ちの男をたらし込み、ついには王子まで落とす肉食系女子。
 ……だったはずが、アイザックと会った時は普通の女の子のような様子だった。


 テレンス・ネトルホールズ男爵。

 ニコルの祖父で、アイザックの家庭教師。
 学者として名を馳せている。
 しかし、息子が借金を残して焼死してしまい、その心労から体調を崩して亡くなってしまう。


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 簡単な地域紹介。

 ――リード王国。

 中央部、王都グレーターウィル。
 王都周辺の王領だけで、リード王国全体の20%ほどの税収がある。 

 王国北東部、ウィンザー侯爵領 領都ウィンザー
 王都と隣国を繋ぐ商業都市として栄える。

 王国南東部、ウェルロッド侯爵領 領都ウェルロッド。
 領南部に岩塩があり、リード王国だけではなく周辺国へも輸出されている。

 王国北西部、ウォリック侯爵領 領都ウォリック。
 巨大な鉱脈があり、リード王国の鉄などをほぼ全て賄っていた。

 王国南西部、ウィルメンテ侯爵領 領都ウィルメンテ。
 軍の兵士を確保するため、食料生産に力を入れて平民に子供を生ませている。

 各侯爵領の間に、伯爵領がある。
 これは侯爵領を接触させないようにと建国時に配慮された。
 大きな力を持つ侯爵家同士の争いや、結託による反乱を防ぐためである。
 ランカスター伯爵領が、ウィンザー侯爵領とウェルロッド侯爵領の間にあるのはそのため。



 ――ウェルロッド侯爵領。

 侯爵領の中央からやや東寄りに領都ウェルロッドがある。

 侯爵領の北東部、ランカスター伯爵との領境に商業都市テーラーを持つ。
 その南東方面に鉱山都市ティリーヒルがあり、エルフとの交易所が設置されている。

 侯爵領南部には岩塩の集積所となるアルスターという街がある。
 塩自体は王家の専売となっているが、塩を求める商人達の通行税が大きな税収となっている。
+注意+
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