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人生には黒歴史がつき物

おっと、何か叫んでる奴がいたからぶん殴ってしまった!

エインスなんたらの本名って何だろうな。くっそどうでもいいけど。黄泉は…

「よーしぶん殴ってお前らの本国へ帰してやる!我こそはと思ってる奴は出てこい!うぉぉぉぉ!」

こいつヤバイな。悪魔以上に悪魔してやがる。これに恐怖して帰ってくれるとありがたいんだが…

「だ、黙れ!悪魔共が!総員てぇ!」

たった一人のオッサンの攻撃宣言だけで多くの命が天に…一応言っとくけど僕さっきから一言もしゃべってないから。悪魔共じゃ無くて悪魔、な。

こっちに向かって撃って来ているんだが僕は『物体反射』使えばいいけど黄泉はどう防ぐのか。

「そのような5.56mmの弾丸など私に届くとでも思っていたか!」

あ、以外に黄泉って人間軍の兵装覚えてるんだね。

向かって来る大量の弾丸を前に黄泉は先日の邪神戦のように自分の周囲に刀を召喚をした。

「舞え!我が宝刀よ!」

黄泉が陰陽術の『憑依刀』を発動した。

『憑依刀』とは刀を念動力っぽい感じの力で自在に動かすというものだ。黄泉いわく『憑依刀』は念動力では無くて、式神がいろいろやってるらしい。『憑依刀』は二本操作出来たらと言われていて、三本操作出来たら神といわれる(悪魔なのに)黄泉は六本操作してさらに、弾丸をすべて切っている。

動体視力が凄くて器用といった感じかな。うん、凄いね。

黄泉だけで人間達を圧倒している。なんかかわいそうだね。だって人間達涙目だもん。やがて弾幕の密度が減っていった

「ふははは!もう終わりか?では行こうじゃないか!セイト!」

「え?いきなりなに?あ、うん分かった気がするわ。では。」

なんか黄泉にふられた気がした僕は『記憶操作』を発動し、人間達の頭に記憶を飛ばした。

「うっうわぁぁぁぁ!」

「ダークエンドスレイヤー…!?なぜこんな歴史がっ!ぐはぁっ!」

「あの子にこんな思われ方していたなんてっ!ぐふっ!」

記憶を操作された人間達は頭を抱え床に崩れた。

「お、おいセイト、人間に何やったんだ?」

「え?記憶を操作した」

「だから、どういう記憶を…」

「ああ、そうだなちょっとした黒歴史で頭いっぱいにしてやった。」

何か引いている様子の黄泉が呟いた

「お、お前悪魔より悪魔だな」


そんな感じで人間達を全員床に崩れ無力化した。少し手加減したから2、3日

すれば起き上がるだろう。

「さて、終わりか。セイトよ、話しの続きだ。何歳なんだ?」

黄泉が興味津々の様子で聞いてきた。こいつ覚えていやがったか。

「ああ、そうだな僕は3079年位生き続けているかな。」

「ほおーそうか!うん?しかしどうしてお前は老けないのだ?」

悪魔は平均寿命500歳だから僕はとっくに死んでいなければいけない年齢で長老な見た目になっているはずだが黄泉と同じ年代の見た目だから驚き何だろうか。

「そうか!『代償蘇生』って最初に発動した時の若さに固定されているんだ!はぁー驚きだな!」

「え?そんな生きてていまさらなのか!?」

「まあ、うん。」

いままでは能力なんかどうでも良かったし『代償蘇生』以外は使わなかったからな~。

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