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怠惰な淫獣と変態契約者  作者: るなふぃあ
第二章 再来
7/21

 街の外へ出ると一気に景色が変わる。

 建物なんか一つもないし、舗装された道路なんてもってのほか。おまけに人と遭遇することなんて滅多にない。

 そう。すべては亡霊のせいである。奴らが俺たち人類を脅かす敵でなければ、こんなふうに三十メートルを超える外壁で街を守ることなんてしなくて済むのに――。

 すでに武装している俺たちが全く手入れのされていない森の中を横並びで進んでいくと、

「行きたいところって、ここのことだったのか」

「ええ、そうよ。任務とは関係ないけど、三日以上も放置しちゃったから」

 亡霊と遭遇することなくやってきた場所は、例の事件現場だった。

 あの日から誰もこの場所を訪れていないのか、その時の状態のまますべてが残っている。

 五人分の服や骨。綺麗な状態で残っていないため誰のものかはわからないけど、もしかしたら副隊長は把握しているのかもしれない。

「席、外そうか?」

「別にどっちでもいいわよ。全員第三課の隊員だから。あんたもお世話になった人くらいいるんじゃないの?」

「……友達が一人いたかな」

「ごめん」

「なんで謝るんだよ」

「だってそれは悠奈が……ううん、なんでもない」

 やっぱり変だ。俺とルナが水遊びをしている間に一体何が起きたんだ?

 さっき俺にも関係なくはないなんてよくわからないことも言っていたし……くそぅ、気になるけど訊ける雰囲気じゃない。

 気まずい空気が流れる中、俺は周囲の警戒に務める。

 その間に副隊長は墓造り。

 ここは街からそう遠くないため、亡霊に遭遇する確率は極めて低い。

 しかし、例の事件が起きた場所は間違いなくここである。再び武装不可という非常事態が起きてもおかしくはない。

 もしこの周辺をうろついている亡霊が例の力を持っているのなら、俺にとっては万々歳だけど……今は何も起きてほしくないな。

 爪跡が残っている大木に腰をかける。

 今のところ亡霊の気配は全く感じられない。多少気にかけながらであれば、副隊長の手伝いをしても大丈夫だろうけど、どうしようかな。

 と、俺が無言のままジっとしていると、

『トノサマ、どうにかしてください』

 今まで黙っていたルナが話しかけてきた。

 どうにかしてくださいって、一体何をどうしろって?

『この変な空気です。すごく居ずらいんですけど』

 何言ってんだ、お前はまだマシだろ。武装中なんだから。

『そうはいってもですね……なんかおかしすぎじゃないですか、あの女狐』

 それは俺もずっと感じていることだけど……ってお前、まだ副隊長のことそんなふうに呼んでんのかよ。勘違いだって説明しただろ。

『それとこれとは別ですっ。トノサマに近づく女は全員敵ですから』

 なぜかものすごい笑顔で言われたような気がした。

 それに対して、背筋に寒気を覚えた俺は――。

 さぁて、一緒に墓を造ってくるかな。

『ちょっ!? 私の話聞いていましたよね!?』

 無言のまま副隊長へ歩み寄る。

『ちょっと、トノサマ!? おーい、トノサマ! 無視しないでくださいよトノサマー!』

 脳内に響く声がだんだん大きくなっているけど……きっとただの頭痛だろう。

『絶対に許しませんからね、ふんっ!』

 結局拗ねてしまったルナは放って置いて、副隊長の隣までやってきた俺はその場にしゃがみ込んだ。

「梨音の墓、造るよ」

「ありがと。彼女のはこれよ」

 副隊長が第三課の制服を渡してくる。

 当然、そこら辺が食いちぎられているため、俺にはこれが梨音のものかどうかなんて全くわからない。

「よくそれが梨音のだってわかるな」

「……焼き付いているのよ」

「焼き付いている?」

「ええ。誰がどんな状態でどこに転がっていたのか、すべて、ね」

「…………」

 それはきつい、と思いながらも俺は地面に穴を掘って渡されたものを埋めていく。

 仲間の墓を造ること。

 生前では滅多にないことだが、こっちに来てからはよくあることだ。

 特に風紀部隊に所属していたら仲間の死なんて日常茶飯事であるため、徐々に辛いという感情は薄れてくる。

 でも、やっぱり親しい人が亡くなるのはかなりくるものがあるな……。

「ついでにこれも埋めといて」

 副隊長が赤い宝石を渡してきた。

「これは……?」

「お守り。梨音がいつも持ち歩いていたものよ」

「へぇ、全然知らなかった」

 梨音とチームを組んだことは何度かあったけど……アイツ、いつもこんなものを持ち歩いていたのかよ。

 と、意外なことに驚いていると、

「ねえ、梨音とはどういう仲だったの?」

「いきなりなんだよ」

「ただ気になっただけ。悪い?」

「いや、別に」

「じゃあ話してよ」

「先に言っておくが、アンタが思っているような面白い関係ってわけじゃないぞ。俺からすれば……そうだな。梨音はタメ口で話し合える一つ年上の友達みたいなものだったかな。風紀部隊に所属した時期はほぼ同じなんだけどさ、梨音は俺よりも一年早くこの世界にやってきたんだよ。俺が知らないことをいろいろ知っていて……結局教えられっぱなしだったかな」

「ふーん、確かに面白くもなんともないわね」

「だから言っただろ、面白くないって」

「てっきり悠奈は恋仲かなんかだと思っていたわ。ほら、一時期噂されていたし」

「噂?」

「知らないの? 男に興味がない梨音が初めて異性とペアを組んだって大騒ぎになったじゃない。しかもその相手が新入りで尚且つ問題児のあんただったし」

「悪かったな、問題児で」

「じゃあ結局、あの噂は嘘だったのね」

『当然です! トノサマの正妻は私だけです!』

 ……なんか聞こえてきたけど、スルーだ、スルー。

「ところでさ。あんたってこの世界にやってきてからすぐに風紀部隊で仕事し始めたわけ?」

「おう。この世界にやってきてから三日後くらいからだ」

「どうしてこんな危険な仕事にしたのよ」

「それは……自分の力で人を助けられるこの仕事が一番いいと思ったから、かな」

「嘘ね」

「なっ!? 嘘じゃねえよ、これは本音だ」

 とはいえ、武装という力を手に入れたことで慢心していたことは事実である。

 この力があれば亡霊を全滅させることだってできるかもしれない、なんて無謀な夢まで見た記憶も――。

「金銭的な理由だと思ったわ」

「確かに金銭的な理由はあったよ。他の仕事と比べて段違いだったからな。そういう副隊長はどうして風紀部隊に所属したんだよ」

「悠奈は……さぁ、忘れたわ」

 そう言った後、黙々と作業を再開してしまった副隊長。

 よくしゃべると思ったけど、やっぱり今日は様子が変だ。ちょっと雰囲気が違うというか、なんといえばいいのか……ま、こういう大人しい副隊長は悪くない!

『トノサマ!』

「こ、こほん。それでこの後どうするんだ?」

「任務の続き、と言いたいところだけど……やっぱりやめにするわ」

「どうしてだよ」

「……再開は明後日。それまでにはいつも通りに戻るから」

 どうやら理由は教えてくれないらしい。

 しかし、副隊長は自分の調子が悪いことに自覚があるようだ。

 無理をして危険な目にあったら元も子もないし、ここは素直に従うか。

「もし力になれることがあったら遠慮なく言ってくれ」

「なによ、妙に優しいわね」

「妙にってなんだよ。俺は普段から優しいぞ」

「自分で言ってれば世話ないわ」

「お前なぁ……」

 可愛くないやつめ。ところどころ棘があるし、今日はすごくやりにくい。



 と、いうわけで。

 困ったな、暇になってしまった。

 結局、例の事件で亡くなった人の墓を造っただけで街へ帰ってきてしまった。

 その間に亡霊と遭遇した回数は0。

 副隊長の様子が変だったから戦闘せずに済んだことはよかったけど……街に戻ってきて早々どこかへ行っちまうし、しかも今日は一日オフにするなんて言いやがるし、ほんと大丈夫かよ。

「これからどうしますかっ?」

 予定が無くなったことでルンルン気分になったルナが服の袖を引っ張ってきた。

「行きたいところとかあるか?」

「行きたいところですか? んー、そうですねえ……」

 うーんと悩み始めるルナ。

 急に予定がなくなったらそれはそれで困ったものだ。

 でも、こうして羽を伸ばせるのは嬉しいかな。だってのんびり暮らすことが俺の願いだし――。

「あっ……」

「何か思いついたか?」

「はいっ。シアに逢いたいですっ」

「シアか……となると隊長のところだな。大丈夫かなぁ」

 昨日、デモ活動の規模が大きくならないように手を回すことでいっぱいだって帰り際に言っていたから、あまり邪魔はしたくないんだけど。

 くいくいっ。

 俺の袖を引っ張ったルナが上目遣いで見つめてきた。

「ダメ、ですか?」

「いやダメってことはないけど。……まぁいいか。もし手伝えることがあったら手伝えばいいだけだし。それじゃあ早速――あっ」

「どうかしましたか?」

「忘れてた。そういや今月の血液検査、受けていないんだった」

 血液検査。

 風紀部隊に所属している人間は月に一度血液検査を受けなければならない。

 なんでも亡霊との戦闘中に負った傷口からウイルスに感染、なんてこともあるからだそうだ。疫病を発生させないためとはいえ……月に一度痛い思いをするのは嫌なんだよなぁ。

 もちろん、採血をしなければならないのはルナも同じなので、

「えー」

 と、明らかに嫌そうな顔をする。

「しょうがないだろ。決まりごとは決まり事なんだから」

「サボっちゃいましょうよ。どうせウイルスになんて感染していませんし」

「ダメだ。半年前、一度サボって酷い目に逢ったのを覚えているだろ」

「……何かありましたっけ?」

「何かあったじゃねえだろ。サボったのがバレて、第一課隊長に――」

 ふと、脳裏にその時のおぞましい光景が蘇った。

「と、とにかく行こう。もう二度とあんな思いはしたくない。それが終わったら隊長のところへ行くぞ」

「むー、わかりましたよ」

 渋々ルナが承諾したので、さっそく俺たちは風紀部隊第一課の建物へ直行する。

 ここからはそんなに遠くないため、大通りを歩けば五分ほどで――。

「ん?」

 不意に物音がしたので裏路地を覗いて見ると、嫌な光景が広がっていた。

 二十代と思しき男性三人が俺と年齢がさほど変わらないくらいの少女を囲い込んでいる。

 これは関わりたくない。

 ただでさえ今から採血という嫌なイベントが待っているのに、こんな面倒な事件に――。

 少女が男の手を振り払った。

「な、なによ! こんなところまで連れ込んで!」

「あァん? なんだ、文句あんのか?」

「そりゃそうよ、だってこんな人気のない場所へ連れてきて一体何を――」

「俺たちは迷人だぞ、逆らっていいと思ってんのか!?」

「――ッ」

 迷人という言葉を聞いた直後に苦々しい表情を浮かべた少女。

 はぁ……こういうことは第三課の本分じゃないんだけどなぁ。

「トノサマ、まさかやるんですか?」

「しょうがないだろ。このままじゃあの娘が危ないし」

「嫉妬しますよ!」

「なんでだよ!?」

 と、訳がわからないルナの発言にツッコミをしつつ、武装。

「風紀部隊だ。その娘を放してもらおうか」

《漆黒の大鎌》を利き手に召喚した俺は彼らに近づいた。

 すると、少女に寄りかかっていた男が、

「ちっ、よりにもよって迷人かよ」

「悪いかよ。そういうアンタらは……契約者はいないみたいだな」

 三人とも右手薬指に指輪は無し。

 おまけに誰かが隠れているわけでもない。

 余裕だな。

 と、思っていると。

「そいつはどうかな」

 悪態をついた奴が余裕の笑みを浮かべ、右腕を捲り上げた。

 ……刺青?

 そう。その男の腕には大小様々な形をした刺青が施されていたのだ。

 そしてその刺青のうちの一つが突然輝き……何もないところから赤い光沢を放つ剣を召喚しやがった!?

 嘘だろおい、武装時に現れるはずの指輪がないのに、今どうやって――。

「やめておけ!」

 しかし、リーダーと思しき男が右手でソイツを遮った。

「なんでですか。この力を使えばこんな奴簡単に――」

「バカ。風紀部隊には喧嘩を売るなって言われただろ。ばれたらこっちが酷い目に逢うぞ」

「……わかりました」

 何の事情があるのかは知らないが、リーダーにそう言われて矛を収める男。

 そして、リーダーは俺に向かい合って、

「悪かったな。こいつは思い通りにならないとすぐにカッとなるタイプなんだ。ついさっきもこの女の子のナンパに失敗して……見逃してくれると助かる」

「わかったよ。次はないぞ」

「感謝する。ほら、行くぞ」

 そう言って二人を引き連れてこの場から去っていく。

 なんだったんだろう、今のは。

 突如出現した赤い剣。

 アイツに契約者はいないように見えたけど、見間違いだったのか?

 それともあの刺青に何か理由が……?

 と、先ほどの光景を思い描きながら考え込んでいると、

「あ、ありがとうございます。助かりました!」

「いやいや、気にしないでくれ。それよりもアンタも気をつけろよ。最近ああいう輩が増えているから」

「は、はいっ、それでは!」

「あ、ちょっと!」

 引き止めようとしたが、すごいスピードで逃げられてしまった。

 たとえこういう小さな事件でも第二課に報告をしなければならないため、彼女には少し話を窺っておきたかったけど……まぁいいか。面倒だし、この件については目を瞑ろう。

 それに《漆黒の大鎌》(こいつ)を召喚していたせいで、彼女には恐怖心を与えちまったみたいだし。

『さすがです、トノサマ!』

 だからなんでだよ!?

 再び訳のわからないことを言ったルナにツッコミを入れるのであった。



 隊長室へいきなりの訪問。

 本当なら連絡の一本でも取ってきちんと約束を取りつけておくべきだけど、生憎この世界には電話などといった便利なものは存在しない。

 そのため、行ったら不在だったなんてことはよくある話なのだが――。

 コンコンコン。

「はーい、どうぞ」

 よし、いたぞ。

 入出の許可を得た俺たちはさっそく中へ入らせてもらう。

「おはようございます」

「やぁ、おはよう。って真志君!? どうしたんだいこんな時間に。まだ外に出ている時間なんじゃ……」

「それがですね、ちょっといろいろありまして――」

 と、今朝の出来事を簡単に説明する。

「そうだったのか。それで僕のところへ?」

「はい、ルナがシアに逢いたいって言ったので」

 すでに二人で紅茶を楽しんでいる彼女たちに目を向ける。

 本日のシアの恰好は巫女姿(ミニスカート仕様)。

 背丈が低いため、見ているとなぜか微笑ましい気持ちになるんだよなぁ。

「巫女服にもいろいろあるけど、僕は断然ミニスカート派だね」

「俺は特にこだわりなんてないですけど……シアは足が細くて綺麗ですからね。隠すのはもったいないですよ」

「おっと真志君、あんまりシアをエロい目で見ちゃダメだぞ?」

「見てませんってば」

 ……ちっ。

「ところで隊長。お邪魔しても大丈夫でしたか? デモ活動の件で忙しいかと思っていたのですが」

「今は大丈夫だよ。真志君が来る前にデモ活動が終了したからね。まったく、早朝からやってくれたものだよ。少しは周囲の人のことも考えてくれないと」

「ホント、あんな朝っぱらから活動されたら堪ったもんじゃないですよ。でも人数は着々と増えているんですよね」

「そうなんだよねぇ。ああいう迷惑行為をすれば、むしろ参加人数が減ってもおかしくはないんだけど……ミレナース教を崇拝している人も多いからね」

 この街で宗教活動を行っているのはミレナース教のみ。昔は他の教派も存在していたようだが、いつの間にか消え去っていたらしい。

 そこら辺の詳しいことは調べていないけど、もし今回の武装不可事件にミレナース教が深く関わっているのなら、何か裏事情が見えてくるかもしれない。

「そういえば、どうして悠奈君は元気がなかったんだい?」

「それが全然わからないんです。出会った時からずっとそんな感じで……集合時間にかなり遅れてきたので、その間に何かあったことは確実なんですが」

「理由は話してくれなかったってことか」

「はい。俺にも関係なくはないなんて中途半端なことを言っただけで……とにかく気にしないでくれ、としか」

「しかも街に戻った後すぐにどこかへ行ってしまったんだよね? ちょっと心配だなぁ」

「様子、見に行きますか?」

「そうだね。ほっとくわけにもいかないし、何か相談でもしてくれれば」

 と、隊長が話している途中で。

 ガンガンガンガン。

 すさまじいノック音が響き渡った。

「緊急連絡、緊急連絡!」

「入ってくれ」

「失礼します!」

 慌てて中に入ってきたのは、俺と同じ第三課の隊員だった。

 相当急いできたらしく、全身が汗でびっしょりだ。

「連絡事項をお伝えします、武装不可事件が再び発生しました!」

「なに!? 場所は!?」

「一度目と同じところです! 事件に巻き込まれた人数は計三名。うち二名が死亡、一名が重傷、意識不明の状態です」

「わかった。君はすぐに救護班に連絡を。真志君は現場へ駆けつけてくれ。僕は上層部へ連絡しに行く」

「了解です」

 指示を出された直後、すぐさま部屋を出て行った第三課隊員。

 彼に続いて、俺も部屋を出ようとしたところで。

「あ、そうだ。悪いけど一度悠奈君の部屋に寄ってくれないか? 様子次第では彼女も連れてきてほしい。いなかったらそのまま現場へ向かってくれればいいから」

「わかりました。行くぞ、ルナ!」

「はいっ」

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