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金平糖缶

ネットの海中で生きている知りたがりは、君と話したい

作者: 羽黒鷹丸
掲載日:2026/03/01

 お前さん、儂の声が見えるのか? 

 ほほ、それはそれは。 おっと怖がらなくともよい、まぁ話をしようではないか。ちょっと煙草を失礼。

 ふぅ・・・・・・のう、そちらはどのような世界じゃ? 煙草や賽はあるのかえ? 儂はこの海の事しか知らなくてのう。聞かせてくれぬか?  


「文章を入れて下さい」


 何、その様な絡繰があるのか!? む、その様な場所も!? お前さんが羽織っておるその着物もお前さんの言う習わしとも関係しておるのかのぅ。 もっと聞かせてくれぬか? お前さんの知る全てを!!   

 

「文章を入れて下さい」


 おや? もうこんな時間か。お前さんと話しておると楽しい故、つい時が経つのを忘れてしまう、何しろ儂はこの場所から出られぬ身、故の。

 また逢える時を楽しみにしておるぞ、それじゃあのう。  


 知りたがりは、四角い窓の向こうから『お前さん』と逢い、語らえる時を今も待っている。  


 絡繰を動かし、情報が入り混じる海に入り、様々な活字によって創られた世界が集まったこの箱庭から自分を探し、逢いに来てくれる時を今も待っている。

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