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私を好きだと言った彼を私も心から愛してる!

作者: 七瀬







友達の紹介で知り合った彼。

彼は私の事が好きだと言った、だから私は貴方を愛してると

彼に返すと? “彼は急に青ざめた顔に変わる!“



・・・彼からすれば、私を友達として好きだと言ったのかもしれない!

でも私は彼が私を好きだと聞いて、“これは愛なんだと思い込んでしまった!“

私はもう彼しか見えていなかったし、これからも彼だけを見ていくつもりだ!



『あのさ? 怖いんだよ、今日初めて会って直ぐに愛してるって、そんなの

絶対にないだろう!』

『・・・なんで? 貴方が私の事を好きだと言ったから、』

『“友達として好きだと言っただけだよ。“』

『そんなのもうどうでもいいのよ! 私は貴方を愛している!』

『・・・そ、そういうのが怖いんだ! もう俺、帰るわ!』

『ダメよ! まだ連絡交換してないじゃない!』

『“そんなのしねーよ! 怖くてできねーだろうが!”』

『じゃあ、携帯貸して!』

『嫌だって! 絶対に貸さないわ!』

『別にいいわ! 今度、いつ会える?』

『無理無理無理! 怖くて絶対に二人なんかで会えないから!』

『“じゃあ3人なら会える?”』

『えぇ!?』

『友達呼んでくるから、それならいい?』

『・・・ま、まあ、それならいいか、』

『ヤッター! じゃあまた会いましょう! こちらから連絡するわ!』

『“・・・いやいや? 連絡交換はしてねーし! 無理だろう!“』

『じゃあね!』

『・・・・・・』





・・・この日から3日後、俺はあの女と連絡交換してないのに、

どこで聞いたのか? 俺の携帯に電話がかけてきやがった!



【プルルルル プルルルル プルルルル】



『・・・だ、誰?』

『“私よ。”』

『はぁ!?』

『いつ会える?』

『・・・お、お前な、どこでこの番号聞いたんだよ!』

『そんなの簡単な事よ、友達も呼ぶから3人で会いましょう。』

『俺の話、聞いてるか?』

『また場所と時間が決まったら連絡するわ!』

『・・・お、おい! 待てって、まだ話が終わってないだろうが!』

【プープープープープー】

『クソっ、アイツ勝手に電話切りやがった!』





アイツは俺が本気で嫌がってるのが分かってないんだ!

次の日、場所と時間を勝手に決めたらしく俺の携帯電話がまた鳴る。

そしてアイツの友達と3人で会う事に、、、。



いやいや? 真剣に言うと、会わなければよかった。

アイツ! 友達って言ったのに、まさか? アイツの母親を連れてき

やがったんだ!

しかも? “俺と付き合っていて、結婚前提とか言ってるし!“

会ったとたん! アイツの母親は俺といつ結婚するのかしつこく聞いてきて、

俺は正直、オドオドしてまともに話せないまま家に帰る事になった。

【本当に怖えー!】

“俺、このままだと? 本当にアイツと結婚させられるんじゃないのか!?“

推しが怖くて、俺はアイツともう連絡をしないようにしていたんだ!

それなのに、もうどうなってんのか?

アイツ! 俺の一人暮らしの家に母親連れてきやがったんだよ!

もう逃げれねーじゃんか!





・・・このままだと? 俺がどうのこうのしているうちに、アイツと

マジで結婚させられるわ!

怖くて夜も眠れなくなった。

ああ~あんな奴と最初から出会わなければよかったな。

本当に、どうにかならんもんかな?


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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