【第三章 教会の鐘は死者を数える】
<登場人物>
〇ユリウス=ハーシェル
真直ぐな茶髪で容姿端麗・文武両道と謳われた15歳青年/頭脳戦が得意
・リッド=ウインツ
ユリウスの親友/考えるより先に行動する傾向がある
・ギルバート=ハーシェル
ユリウスの父/総議長だったが、議場で議員を殺傷した事で処刑された
・ウインツ総議長
リッドの父/ギルバート処刑後に即刻総議長に就いた
・カール=イア
人事院議員室長/身分制・警備体制等を管轄する人事院の実務全般を担う
・イリス=ローグ
カールの私邸の専属料理人/赤髪赤目の強く優しい17歳青年
・リーティア
旅をしていた主人を亡くし、行き場を失った奴隷/金髪金目の14歳?少女
・セルウィリア=オークリス
南地区エラークの代表議員の娘・後継者/黒髪黒目で肌が小麦色の17歳女性/剣技が得意
・蒼き展望の聖女 アイス=カークランド
フェリア中央教会の聖女/ギルバートの友人だった
・魔術師 グランス=カークランド
聖女の弟/魔術師:魔法の専門家/奴隷制度を廃止する為の活動の筆頭を務める
・アローク=カンベラー
奴隷商人・情報屋/金髪青目の20代女装(青年)/存在自体の癖が強い
・セフィシス
フェリア中央教会の聖使・退魔師/薄い茶髪の13歳少女
・セルウィリアの従者の少女
今回初めてエラークからフェリアに来た/自称「運が強い」茶髪の小柄な少女
・白き展望の聖女
アイスの前職者
<国・地域・役職>
本作の舞台:フェルトリア連邦 中央都市フェリア
・フェルトリア連邦
大陸中南部の連邦国家。東西南北の都市国家代表者を中心とした議会制国家。
中央都市:フェリア:文化の街
南地区:エラーク:農耕の都市
総議長:東西南北の地域代表を取り纏める中央都市の代表者。
外交権を主導することから、国王のような地位でもある
貴族:中央都市フェリア内でも代々役職をもっている「上級貴族」
地方都市の領主である「地方貴族」
上記どちらかと縁故関係のある一般的な「貴族」
に大分される。
人事院:国家制度の中でも身分や警備等を管轄する警察機構。