【第一章 愚者の夢をみる】
<登場人物>
〇セト=リンクス
流れの占い師/茶色の長髪と瞳、女顔と評される15歳位の青年/風魔法を使う
・イアン=ライト
炭鉱の村の住人/掘削要員として働いている
・ジノヴィ=リガチョフ
リーオレイス帝国人/帝王の命令で魔女を探している/別名「死神のジノヴィ」
・レギナ=クッシュ
ジノヴィの相棒の女性/後方支援を得意とする
・シェナ
遺跡発掘家・情報屋/金髪青目の精悍な15歳の女性/金額次第で仕事を請け負う
・アルヴァ=シルセック
教会所属の退魔師/金髪青目の12歳の少年/光魔法が得意
・スティア=シルセック
教会所属の退魔師・実質聖女の立場/金髪青目の18歳の女性/厳格な性格
・シルヴィス=シャルフィット=リュディア
リュディア王国第二王子/スティアを正式に聖女に任命する為に教会に来ていた
・リース=レクト
全身黒い旅装の魔女探し/黒髪で右目を隠しているため表情が見えにくい
・ツアーレ=ウイガル
リーオレイス帝国の帝王
・茶色の魔女
羽蛇ティユが一緒にいる/風魔法の他にも天候を操作可能等、能力値は未知数
・フェイ=リンクス
セトの記憶にある親族。歴史家の叔父。
<国・地域・役職>
本作の舞台:リュディア王国 北部
・リュディア王国
シャルフィット王家が統治する王政国家。貴族よりも商人の力が強い経済国家でもある。
王都北部にある<商業の街:サルディス>が経済の中心地。
大陸全土に流通している通貨「ルデス」はこの都市の名称に由来する。
・リーオレイス帝国
ウイガル王家が統治する帝政国家。大陸最北部に位置し、広大な氷土を含む国土を持つ。
絶対帝政で王侯貴族が強大な権力を持つ。国民性は全徴兵制度を軸に、一貫して厳格。
大陸中部・南部へは地理的な難所も多く、他国との交流を殆ど持たない。
・天使教会
聖女か聖者 が筆頭代表を務める。孤児院としての役割もある。
聖使:教会の運営に関わる。公平の為役職はなく、仕事内容は当番制。
退魔師:戦闘能力(物理・魔法を問わず)を持つ聖使。地域に出没する魔物の討伐を請負う。
・メルド湖沼地帯
大陸中南部の「フェルトリア連邦」東端に位置する。
300年前に魔女が出現し、水没した古戦場跡地。
現在は湖沼地帯となり、有象無象の魔物が徘徊する、立入困難な土地となっている。
・フェルトリア連邦
大陸中南部の連邦国家。東西南北の都市国家代表者を中心とした議会制国家。