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episode99 天才達からの贈り物

 


 ――ワープ。


 前世の人達なら大体想像ができるのではなかろうか。


 一瞬で遠くに跳べるアレである。


 とはいうものの、テレポーテーションとワープって何が違うんだと思う人もいるだろう。


 テレポーテーションは量子の性質……量子エンタングルメント(もつれ)を利用した転送方法だ。


 まず、転送元と転送先にもつれ状態の素粒子をそれぞれ配置する。


 次に転送元の物質……人間でもなんでも、それを構成している素粒子のデータをスキャンし、その情報を量子もつれのEPR相関を利用して情報をやり取りし、転送先でその情報を元に物質を再構築する。


 そして再構築後、転送元の素粒子情報を消去する……これが量子テレポーテーションの仕組みだ。


 しかしワープは違う。


 ワープは空間を捻じ曲げて距離を0にする方法だ。


 よく例えられるのがAとBの二つの丸を書いた紙を用意して、その丸が重なるように折り畳む。


 そしてその重なったところに穴を開ける。


 これがワームホールであり、ここを通ることで一瞬で遠くの地点へ跳べる……というのがワープだ。



 前者は情報をやり取りしての再構築となる訳だから、通信エラーが発生したらやばいことになるし、後者はそもそも空間を曲げるエネルギーを作ることなんてできない。


 理論的には可能、しかし技術的に実現不可能というのがこれらだ。



 しかし、俺達はそれに手をかけることができている。


 あとはこれを実現する為の機関(エンジン)と、それを制御する為の量子コンピューターを開発出来れば、実現可能だ。


 で、まずは量子コンピューターから開発を始めたんだけど――



「おぉ! すげぇ!?」


「ちゃんと計算できてるわ!!」


「……」



 技術部の子達が興奮気味に声を上げている。


 そしてそれを見ていた俺は言葉を失っていた。


 ……君ら何なん?


 もう非古典コンピューターを作ったの?



「ちょっと他にも作るものがあったから任せっきりだったけど……これビット数は?」


「まずは53量子ビットのものを作りました!!」


「……そう」



 ()()()ってなんだ、()()()って。


 I○Mが作った奴と同等の性能じゃねぇか。


 量子コンピューターのことを話して数週間でこれだ。


 もうこの子達の技術力が恐ろしい。











 ◆










 ――アケルリース王国 グランウィード家



 朝、グランウィード家の皆は朝食を食べながらMTV(マジックテレビ)の番組を見ていた。


 もう既に前世地球の一般家庭の朝と同じだなとレンはつくづく感じていたが、そのMTV(マジックテレビ)から流れてくる内容は未来を向いていた。



『レイディアントガーデンは先週、量子コンピューターの開発に着手し、先日、53量子ビットを誇る量子コンピューターの開発に成功したと発表がされました』


「……」



 レンはマグカップに口を付けながらMTV(マジックテレビ)の画面を見つめる。


 女性キャスターの口から発せられた内容だが、量子コンピューターを作ったということぐらいしかわからず、53量子ビットって何? てか量子コンピューターってそんなすぐにできるもんなの? という疑問が湧いてくる。



『これは、先月発表されました、重力理論「アルファード・ゼーゲブレヒト理論」を活用する為に必要なコンピューターで、将来的には――』


「……ねぇ、お父さん」


「ん? どうした? エリオット?」



 横で朝食を摂っていた息子、エリオットがレンに声をかける。


 エリオットはこういった技術系の話題に大層興味を持っており、今回のようなニュースが流れると、レンやヘルガに質問することが多かった。


 来年から初等学園に入学するとはいえど、子供に高度なことをどうやって教えればいいのか毎回二人は悩んでいた。


 だが、今回は――



「量子コンピューターって、何? マギリング・コンピューターとは違うの?」


「……えぇっと――」



 レンは対面に座るヘルガに視線を送り、助けを求めた。


 しかし、ヘルガはその視線に気付かぬふりをしてMTV(マジックテレビ)に集中している素振りで誤魔化した。



「くっそ……」


「あのねエリオット? これはとっても難しいから……」


「そう言ってマギリング・コンピューターのことも教えてくれなかった!!」



 ルナが助け舟を出すが、火に油であった。


 レンやヘルガ、ルナの思いはこの時一致していた。



(((説明しようにもわからないものは説明できない!!)))



 エリオットの質問に対してどう切り抜けようか四苦八苦している横で、空気となっていたマーリンは自分には聞かないのか……と寂しさを感じながら番組を見ていた。



『この研究が成功すれば、金の魔力を安定して供給できるようになると、レオン・アルファード氏は語っています。では次のニュースです――』


「……は?」



 マーリンはある単語に反応した。


 金の魔力……確かにそう聞こえた。



「あんたも何か考え――……どうしたんだい?」



 ヘルガがマーリンの脇腹を突き、エリオットへの言い訳を考えるよう促すが、顔を見た瞬間、何か様子が変であることに気がつく。



「金の魔力って……もしかして!?」



 マーリンは二階へと駆け上がり、大事に仕舞っておいた小物入れを引っ張り出す。


 そして、その中にあった宝石の付いたペンダントを取り出してリビングに戻った。



「もしかして……もしかしてだけどよ……」


「……あんたこれ誰のだい?」



 神妙の面持ちのマーリンとは裏腹に、ヘルガの声と表情には少し怒気が含まれていた。


 それをいち早く察知して弁解したのは矛先を向けられているマーリンだった。



「違う! 女からじゃねぇ!! これは今際の際にケネスから託されたんだ!!」


「……えっ? ケネス君の!?」



 魔力暴走によって引き起こされた災害級発生事件。


 その災害級を討伐した際に、息も絶え絶えのケネスから、託されたペンダントだった。



「これを受け取った後に俺は気絶しちまったが、あいつ言ってたんだ。「これがきっと未来を切り開く」って」


「で、それがさっきの話題となんか関係あんの?」



 横で話を聞いていたレンが会話に加わる。


 その質問を聞いたマーリンはそのペンダントに付いている宝石に魔力を込める。


 すると、ほんの一瞬、金色の光が宝石の中で灯り、すぐに消えた。



「……? これがどうかしたの?」


「あいつが残したもんだ、きっと何かあるに違いねぇ。そう思って魔力を込めたが、どんだけ頑張って大量の魔力を流し込んでも金色の光をほんの一瞬灯すだけで終わっちまうんだよ。わけわかんねぇから形見ってことにして仕舞ってたんだよ」


「そうなんだ……ねぇ、俺も試していい? 魔力込めるの」


「お? おお、いいぞ」



 マーリンはレンにペンダントを渡し、受け取ったレンは宝石部分に手を当てると、家が揺れる程の魔力を集め始めた。



「ちょ!? あんた加減ってものを!――」


「はぁぁ!!」



 ヘルガが咎める声を上げると同時にレンが宝石に魔力を流す。


 が、マーリンの時よりはほんの少し明るく灯ったが、それだけですぐに光が消え失せた。



「す、すげぇ……めっちゃ魔力込めたのに……」


「この馬鹿!」


「イッテ!?」



 込めた魔力が霧散する訳でもなく、まるで吸い取られたような動きをした宝石に興味が湧いたレンだが、ヘルガのゲンコツがその興奮を冷めさせた。



「全く! 危ないじゃないか!! やるならやるって言ってからやんな!!」


「えっ? 言ったらやらせてくれたの?」



 言ってたら殴られなかったのか……と後悔しているレンと頭に治癒魔法をかけているルナを置いて、ヘルガがマーリンに問いかける。



「で? この光がまさかさっきMTV(マジックテレビ)で言ってた金の魔力だと言うのかい?」


「あぁ。あいつ、あの事故があった前の日に言ってたじゃねぇか……「新しい魔力を発見した」ってよ」


「……まさかそれが?」



 二人の視線がペンダントに注がれる。


 そして、二人の頭にある人物が浮かんだ。


 しかし――



「ねぇ! 量子コンピューターって何!?」


「「「「あっ」」」」



 すっかりエリオットを置いてけぼりにしてしまった為、まずは宥めてからにしようと言い訳を大人四人で考え始めた。











 ◆










 ――レイディアントガーデン セントラルビル



「お久しぶりですね。マーリンさん、ヘルガさん」



 昨日、突然マジホがかかってきて、面会を求められた時は何事かと思ったけど、一体なんなのか?


 少なくともマジホで済ます話題じゃないことは、二人の雰囲気から感じ取れた。



「忙しい中、時間を作ってくれて申し訳ねぇ。でも、レオン殿に見て欲しいものがあんだ」


「見て欲しいもの?」


「――これだ」



 マーリンさんの懐から出てきたのは宝石の付いたペンダントだった。


 ただのペンダント……を見せにきたわけはないだろうけど……



「手に取っても?」


「ああ。存分に見てくれ」



 俺はテーブルに置かれたペンダントを手に取って観察する。


 なんの変哲もない宝石……のように思うが、何か違和感がある……ん?



「魔力を感じない……いや、それどころか吸い取ってる?」



 じわりじわりとだが、宝石に触れている指先から魔力が吸い取られている感覚があった。


 もしかして――


 俺は宝石に魔力を込める。


 すると宝石内に金色の光が灯った!


 これってまさか!?



「金の魔力!?」


「やっぱりそう思うか!?」



 マーリンさんが身を乗り出してくる。


 魔力が吸い取られることと吸い取られる瞬間金色に光ることから、以前実験した時と同じ、白魔力は多次元に行き、その反動で金の魔力が出ていると考えていいだろう。


 そうか、以前マーリンさんが話してくれたケネス氏が話した新しい魔力って黒魔力じゃなくて金魔力のことだったのか。



「でも、なんでこれをケネス氏が持っていたんでしょうか? どこかで拾ったんですかね?」


「それは……わからん」


「ただ、ケネス君はこれで空を飛べるかもと話していたから、既に彼はこれの正体に気付いていたのかもしれないねぇ」



 マーリンさんは申し訳なさそうに首を横に振り、ヘルガさんは金魔力の正体……重力を司っていることをケネス氏は知っていた可能性を示唆する。


 しかしそれをどうやって突き止めたんだ?


 俺達が躍起になって作った観測装置を使ってようやく証明された力なのに……



「当時の助手達に話を聞けたらよかったんだけど……私達はケネス君以外の人達と顔見知りってわけじゃないから、そもそも名前すらも知らないんだよ」


「そうなんですね……」



 一番手っ取り早い方法が潰れた。


 ……っていうかこれ何処かで見たことあるんだよな。


 何処だったっけ?


 ……あっ。



「ちょっと失礼します」


「「?」」



 俺は二人に断りを入れて、タブレットを操作する。


 とあるフォルダのスキャンファイルを見ていくと、それはあった。



「あった。これ、このペンダントにすごく似てません?」


「……本当だ。瓜二つだね」



 俺が二人に見せたのはとあるスケッチのスキャン画像。


 タブレットに映ったそれを見てヘルガさんも賛同した。



「これ、何処で見つけたスケッチなんだ? 色々書かれてるけどよ」


「これ……実家にあったんです」



 俺が二人に見せた画像は実家にあったスケッチブックをスキャンしたものだ。


 ようは、両親の研究資料である。



「な、なんでそんな所にこれのスケッチがあんだよ!?」


「……まさか――」



 マーリンさんは驚愕の声を上げるが、ヘルガさんは思い当たったようだ。


 ようするに俺の両親は――



「レオンさんのご両親が……ケネス君の助手だったってことかい!?」


「恐らくは」



 でもそうなるとなぜ事故現場にいなかったんだろう?


 いたならマーリンさん達と事故当時に面識があったはずだ。


 でも二人は助手の顔も名前も知らない状態だった。


 しかも事故後に参考人としても二人に会ってもいない。


 名前ですら、事故当時、研究所が破壊された際に名簿が燃えて無くなったから知らないし、他に研究員がいたか働いていた人に話を聞こうにも、従業員や研究員は事故当時に全員亡くなっているからわからない。


 となると事故当時、二人は遠い場所にいた或いは研究所を辞めて国を出ていたか。


 いや、もしかしたら辞めてはいなくて、調査名目で遠出したのかも。


 それならノアセダル王国の山奥の家で生活していた理由も理解できる。


 では、何の調査の為にノアセダル王国に来ていたのか?



 ――その答えは、今目の前にある。



「父さんと母さんは……この宝石を探してあの山奥にいたんだ!」



 ――


 ――


 ――



「――という訳で、お前ら!! 探すぞぉ!!」


「「「「「おーっ!!」」」」」



 クリスが大きな声で号令を出す。


 マーリンさんが訪問してきた日から二日後、俺は実家に来ていた。


 話を聞いたクリスや地質調査班達が同行を志願し、加えて月面での調査の研修を兼ねてやってきた宇宙飛行士達によって結構な人数が集まった。


 これだけいればかなり早めに見つかるんじゃないか? と期待してしまうが、そう簡単に見つかるものなのだろうか?


 一先ず、他にも何かないか調べる為に、俺は家の資料を漁ることにして、採掘作業はクリス達に任せよう。



「行くぞぉ! エンピ! ツルハシ! バンガロォォォォォル!!」


「「「「「エンピ! ツルハシ! バンガロォォォォォル!!」」」」」


「……何の掛け声だ? あれ」



 バンガロール(破壊筒)はやめてもらいたい所だけど、まぁ、士気が高いことはいいことだ。


 深く考えないようにしよう。


 で、俺も一人で資料を漁る訳じゃない。


 隣には手伝ってくれる人が二人もいた。



「やる気があるのはいいことですよ」


「そうそう。さ、私達はさっさと資料を精査しましょうよ」



 アイリスとクラリスである。


 金魔力の共同研究者だからということで、二人に手伝ってもらおうと思っていたら、二人から調査の手伝いをしたいと申し出てくれた。


 ありがたいことだ。


 早速、家の中の一部屋、両親の書斎というか資料室に入る。



「一応、ここにあるので全部なんだけど……」


「これは……」


「……多いわね。これ、レオンは全部目を通したりとかした?」


「こんな資料の山、読み漁る時間なかったよ」



 転生してから数日は生活の為に魔道具を作って、生活が安定してきたら空を飛ぶ為の魔道具を作って、ジェットエンジンも作って……作ってばっかだな。



「魔法の基礎の部分が載ってる教本を読んだっきりで、このあたりにあるもので読んだことあるのは魔石とかの資料の為に見つけた鉱物資料くらいだ」


「なるほど、だからあのスケッチをスキャンしていたんですね」


「そゆこと」



 まずは手当たり次第に資料を漁っていく。


 そして数時間後、読み漁ってわかったことがあった。


 それは――



「レオンさんのご両親はかなり先進的な魔法論をお持ちだったんですね」


「そうね。魔石の生成過程や魔法の発動方法に関しての記述……どれも当時としては画期的なものばかりだわ。なんで有名にならなかったのか不思議なくらいよ」



 そう、所謂理論発動をしようとしていた形跡があったのだ。


 でもそれを魔道具に落とそうとすると文字数が足りないことに気がついた両親は新たな魔法文字を作ろうとしていたようだった。


 しかし、上手く発動せずに開発は難航していた模様が端々に書かれたメモ書きから伺える。


 そして、問題の宝石に関しては「魔力を吸い取ること」「何かの力場を感じること」など、正解に近づいていく様子が見てとれた。



「でも、数学的知識が足りずに詰まってしまったみたいだな」


「私達が子供だった頃はイメージ力を鍛えることが魔法を伸ばす唯一の方法って言われてましたから。まさか数学が重要になるなんて思いもしませんよ」



 アイリスの言う通り、レイディアントガーデンを立ち上げた当初、皆数字に弱かった。


 とはいうものの、数日もすれば中学レベルの数学はマスターしていたから恐ろしかったよね。


 羨ましくも思ったよ。


 しばらく探し続けたが、俺達が見つけた金魔力のことには迫ろうとしていたが、その正体に気づけず、宝石に関してもどんな存在なのかは全くわかっていなかったようだった。


 だが、調べていくうちに確定したことが一つあった。


 それは両親がケネスさんの助手だったことだ。


 資料の端に、「アームストロングさんの意思を継ごう!」と意思表明が書かれていたから確定だろう。


 そんな中、クリスから連絡が入った。



「はい、レオンだが」


『おう、レオン。皆で例の宝石を探してたらよ、それっぽいのを見つけたんだが……』


「おっ!? マジか! 早かったな!!」



 俺は小声でアイリスとクラリスに宝石が見つかったらしいことを伝える。


 二人手を取り合って喜んでいる中、俺はクリスの話の続きを聞いていた。



『それはいいんだが……持っていくのがさ……』


「なんだ? そんなに硬いのか?」



 別に硬そうには見えなかったけど……ピッケルで無理だったのか?



『いや、そうじゃなくて……忍びなくてさ』


「忍びない? どういうことだよ」



 俺がそう返答すると、クリスから思わぬ回答が返ってきた。



『……墓標なんだよ。お前の両親の』


「……ん?」



 両親の墓標?


 それが例の宝石と特徴が一致している?


 なんでだ?


 そう思っていたら、一つ思い出したことがあった。


 そうだ。あの日、俺は二人を埋葬した後、墓標を建てようとして、馬車の近くにあった石を墓石にしたんだった!!


 まさか……両親はあの日、例の宝石を見つけていたのか!?



「ちょ!? ちょっと待っててくれ! 今すぐいくから!!」



 ――


 ――


 ――



 アイリスとクラリスと共に、墓標までやってきた。


 その周りには探索に参加してくれている地質班と宇宙飛行士達が集まっている。



「おう! レオン!!」


「ハァ……ハァ……で、なんでこれが例の宝石だって思ったんだ?」


「ああ、魔力センサーをかけたら、ここら一帯だけが魔力反応が一切返ってこなかったんだ。で、中心を確認して見たら――」


「この墓標が中心だったってことだな」



 俺は墓石に手を乗せる。


 確かに言われてみれば、魔力が吸い取られているようないないような……そんな感覚だ。


 マーリンさんに見せてもらった時とは全然違う。


 もしかしたら周りの岩石質が阻害しているのかも?



「ちょっと、石ノミ貸して」


「えっ? おう……ってお前まさか!?」



 俺は手を合わせた後、受け取った石ノミで墓石を割った。


 すまん父さん、母さん。


 あとで立派なのを持ってくるから!!



「やっぱり……」



 石ノミで割った箇所から覗いた断面。


 そこからほんの少し金の光が放たれ、すぐに収まった。


 間違いない……マーリンさんに見せてもらった宝石と同種のものだ。



「ずっと……ずっと昔からヒントは近くにあったんだ……」



 家にあった資料達、そこに書かれていた数々の魔法理論。


 それらは俺が、世に出した理論と変わらないものだった。


 父さんと母さんは……俺みたいなメッキじゃなくて、本当の天才だった。



「ありがとう……父さん、母さん。そして……ケネスさん」



 あなた方の想い、決して無駄にはしない。

読了お疲れ様でした。

いきなりPV数とブックマーク数が増えて恐怖で震えております。

しかし、沢山の人達に読んでもらえたことに喜びも感じています。


ですが恐怖の方が優っているので、完結まで感想欄を閉じさせて頂きました。

完結後に解放致しますので、その際にボコボコにしていただければと思います。


今後とも、当作品をよろしくお願い致します。

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