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episode33 進む開発、出てくる問題

 


 12月に入って数日。


 私達新人宇宙飛行士はSTS-14……ISSの二番目のモジュールであるノード1「ユニティー」を載せたエンデバーの打ち上げの時を待っていた。


 既に基本モジュールの「ザーリャ」は軌道上で待機していて、エンデバーはそこに向かうことになる。



「宇宙飛行士になってから見ると、見え方が違うな」


「そうだな。……俺達もいつかはあれに乗るんだものな」



 ラインハルトとアントンの言う通り、私達はいつかあれに乗るんだと思うと、見え方が違ってくる。


 今まで「憧れ」だったものから「仕事道具」になったのだから、なんだかこそばゆい。



「でも、この中から一番に宇宙に上がるのはマリアさんだと思いますわ」


「えっ? 私?」


「そうですね! 訓練が始まって1ヶ月、ほぼ全ての訓練項目で好成績(ハイスコア)を出しているじゃないですか!」



 エレアとマリーナがそんなことを言ってきた。


 しかも、その意見に皆、賛同しているようでうんうんと頷いている。


 確かに今日まで受けた訓練でいい成績を残しているけれど、まだ始まって1ヶ月なのだから、まだわからない。



「いやぁ……元々私は航空魔法士で747パイロットだったからね。航空機器を扱うのに慣れてるだけだよ」


「でもトレーナーも言ってただろ? リヒターアームを数時間動かしただけでここまで繊細に操れた人は初めてだってさ」


「『ロボットアーム操作の極意は目標に対して真っ直ぐに漸近させることである』……それをほぼ初見でやってのけたんだから、そりゃあ驚くよね」



 アントンとトビアスの言った通り、私はSRMSの操作が得意だったようで、かなり繊細に動かせるようになっていた。



「ISS建造にリヒターアームの操作は必須。その実力なら真っ先に上がってもおかしくないと思うぞ」


「そうなったら嬉しいけどね」



 ラインハルトにそう答えると、既に打ち上げは最終ホールドがリリースされていた。


 その後、T-0を迎えて、打ち上がっていくエンデバー。


 私達はいつか宇宙に上がる。


 皆が言うように、その「いつか」がすぐに来てくれたら嬉しいな。










 ◆










 ――軌道上 388km


 エンデバーは既にザーリャとのランデブーとユニティのドッキングを終了し、予定されていたEVA(船外活動)も終えて、飛行は8日目に突入していた。



「気圧14.7psi確認。ISSに入室します」


『了解。少しでも異変を感じたら退室するようにして下さい』


「わかりました」



 船長(コマンダー)であるクラウディアが入室をコールすると、CAPCOM(交信担当)であり、新人のマリアがそれを許可した。


 新規に建造されたノード1:ユニティは、基幹モジュールの為、レイディアントガーデンが建造しており、ノード部の建造を担当している小国連合のチームミットヴィルが担当しているわけではない。


 だが、その建造過程を見ている為、参加していた他国の技術者達は大変参考になったそうだ。



 それはさておき、STS-14クルーはただただワクワクしていた。


 新規建造されたユニティは、ミールとは違い、どちらかと言えばスペースラブをモデルにしているモジュールである。


 新しいものというだけで、テンションがかなり上がっているようだ。



「ロック、解除します」



 ドッキングポートのロックを外し、中に入る。


 特に息苦しさもなく、刺激を感じる匂いもない。


 安全を確認したクラウディアはクルーに入室を促した。



「危険は無さそうです。入っていいですよ」


「よっしゃ!」


「どんな感じなんだ? ……おぉ!広い!」



 ラルフとパウルの二人は嬉々として内部に入った。


 中は白を基調としていて、内部の四隅は青色が使われている。



「ライトが四隅にあるわけじゃないんだな」


「確か、上下を示す為って言ってたわね」



 デニスの質問にエルフリーデが答える。



 宇宙は無重力空間の為、上下という概念はない。


 しかし、それでは長期滞在後の地上の生活で違和感をもたらしてしまう。


 加えていうと、上下を決めておくと、通信時に都合がいいのだ


 上下がなければ、どこどこの実験ユニットに試料を入れてくれという指示がしづらくなってしまう。



「いいね……いやぁ、いいね!!」


「……他に何かコメントないのかよ」



 パウルの語彙力の無さにツッコミを入れるラルフだが、パウルの言いたいことは何となくわかる。


 これだけでも中は広いと感じるのに、これから次々とモジュールが追加されていく予定なのだ。


 これからが楽しみで仕方がない。



「さぁ、通信システムの起動と機器搬入と設置をしましょう。それぞれ作業を開始してください」


「「「「「了解!」」」」」



 クラウディアの号令でISS内の作業が開始された。










 ◆










 軌道上でISSの建造が始まり、宇宙食に関しても、ユイさんのおかげで開発は順調に事が進んでいた。


 だが――



「えっ? リーベルス望遠鏡が?」


「はい。システム異常を起こしていて……システム再起動で復旧しているのですが、機能不全を起こしているソフトが多くなってきています」



 リーベルス宇宙望遠鏡のシステムが不調をきたしていた。


 アイリスから報告書を受け取り、詳細を確認する。


 まさか一年も経たずに不調をきたすなんて思ってなかったな。



「太陽フレアの影響……としか思えないな」


「そういえば、つい最近ありましたね。太陽フレア」



 太陽フレアとは、太陽表面で起きる爆発現象だ。


 この爆発が起きると衝撃波と共に電磁波も生み出し、磁気嵐を発生させる。


 無論、この世界では電子機器は使用しておらず、魔道具を使用している為、電磁波は脅威ではない。


 しかし、太陽から齎されるのは決して電磁波だけではない。


 魔力も大量に放出されるのだ。


 太陽フレア発生時には大量の魔力が放出される為、衛星はその影響をモロに受けてしまう。



 数年前に発生した時は魔力分布観測衛星1号機が使用不能になってしまった。



 恐らく、リーベルス宇宙望遠鏡も影響を受けたのだろう。


 ちなみにISSの打ち上げは、この太陽フレア後に行ったから問題は出ていない。



「太陽フレア対策をしたつもりだったが、それでも防げなかったか」


「逆をいうと、それのおかげでこの程度に抑えることができたと考えることもできますね」



 アイリスの言う通りだな。


 とりあえず、やることは一つしかない。



 ――修理(サービス)ミッションだ。



「コロンビアとチャレンジャーの二機はもう分解修理(オーバーホール)を終えてるんだよな?」


「はい。先日終えたばかりです」



 ってことはISS組立ミッションやスペースラブミッションの機数は足りるな。


 打ち上げ費用が前世と比べて安い為、2機同時運用が可能となっているから助かるわ。



「アイリス、リーベルス宇宙望遠鏡の修理ミッションを組む。宇宙飛行士の皆に伝えてくれ。メンバーは追って通達する」


「わかりました」



 ――


 ――


 ――



 リーベルス宇宙望遠鏡の修理ミッションを実施することが決定し、クルーメンバーを選定することになったが、その前に確認するものがある。



 ユイさんに製作してもらっている宇宙食の一部ができたのだ。



 この短期間で作れるとか……やはり餅は餅屋に聞くのが一番だな。



「へぇ……これがカレーか」


「そしてこれはサバの味噌煮ね」


「こちらは第一陣となります。他にも製作中ですが、ひとまず、完成したものをお召し上がりください」



 クリスとクラリスが目の前にある料理を見つめていると、ユイさんが説明を開始した。


 他の宇宙飛行士達もこの試食会に参加している。


 実際に宇宙で食べるのは彼らなのだから、食べてもらって感想をもらいたいからだ。



 皆で食事への祈りを終えると、食器に手をつけ始める。



「この白いのってライス?」


「へぇ、アケルリースでも食べられてるんだな」



 クリスタとエルヴィンがカレーがかかっているそれに気がついた。


 米はこの世界でも存在していて、しかもジャポニカ米だったから、俺は時折食していた。



 皆もそれを知っているから、特に珍しい食材ってわけでもない。



「ん!? 美味しい!!」


「なんというか食欲をそそる香りのおかげで、スルスル入っていきますね。この辛さがたまりません」



 パトリシアとユルゲンがカレーを口にし、それぞれ感想を述べる。


 他のメンバーも同様でカレーは大成功のようだ。



 続いて、サバの味噌煮の方は――



「あれ!? 味が濃いよ!!」


「いいのですか? こんなに味がしっかりしていて」



 ラウラとライナーは味の濃さに驚いているようだ。


 恐らく、塩が多いんじゃ? と心配しているんだろう。



「味噌に含まれている塩分って案外少ないんです。だから安心してください」



 製作者であるユイさんから説明を受けると、皆は新たな疑問が浮かんだようだった。



「では、この味の濃さは一体どうやって出したんですの?」



 ユリアの質問は宇宙飛行士達の総意だった。


 ユイさんはカレーでは、香辛料を使って味にメリハリをつけていた。


 しかし、このサバの味噌煮に使われている調味料は主に味噌だ。


 その味を知っていた俺は、特に何にも思わなかったが、馴染みのない皆からすれば、大丈夫なのかと心配になってもおかしくない。



「それは味噌に含まれる『旨味』のおかげです」


「「「「「旨味?」」」」」



 ユイさんの答えに全員が首を傾げた。



「旨味というのは、甘味、塩味、酸味、苦味の次にある味覚です。塩を使うことができないので、美味しさを引き出すにはこれしかないと思いました」



 味噌に使われている大豆のタンパク質が分解されてアミノ酸になる。


 これが旨味成分の代表格のグルタミン酸だ。


 元々、日本人が見つけた成分で、他にもイノシン酸やグアニル酸などがある。



 なるほど、旨味をうまく使えばこんなに美味しく仕上がるのか……。



 まぁ、俺は味噌の作り方なんて知らないから、どうしようもなかったんだけどな。



「旨味……そんなものがあるんですね……」


「料理界のレオン様がいたなんて、びっくりだね!」


「それは褒め言葉か?」



 アイリスは旨味の存在を知って唸っている。


 多分、どんな成分なのか……とか考えてるんだろう。



 パトリシアは後で俺のところに来なさい。











 ◆










『なんかもう色々とマズイ状況よ』


「う〜ん……」



 試食会を終えて、夕刻。


 ミール宇宙ステーションにいるクラリス達と交信したが、面倒なことになった。



 ミールが故障し始めたのである。



『前回の太陽フレアの影響でスペクトルモジュールの魔力光パネルが動作不良。それに伴って、魔道具の稼働を制限しなければならず……他にも、太陽フレアの所為でパネルだけでなく、機内の魔道具にも少なからず不調が出ています』



 ソフィアがより詳細を語ってくれた。


 ミールには太陽フレアの電磁波や放射線対策はバッチリ施したが、建造時、太陽フレアに高濃度魔力が含まれているなんて知らなかった為、その対策は十分にできていなかった。


 特に魔力光パネルなんかは対策済みのパネルを交換するしかないのだが、ISSの建造が始まったからパネル交換の費用が出せない状態にある。



 完成から一年。



 宇宙では体内魔力も不足してしまうことや、魔法がイメージ発動では上手く起動しないことなどの発見をもたらしたこの世界の初の宇宙ステーションは悲鳴を上げていた。



「稼働一年でこんなになってしまうのか……すごいな太陽フレア」


『ホントよ。とにかく、そういうわけだから通常タスクは消化しきれていないわ』


『修理だけでかなり時間がかかりましたから……申し訳ありません』



 クララがタスクを消化できていない状況に自責の念を抱いてしまったのか、謝罪してきた。



「いや、皆は悪くないよ。この状況を予見出来なかった俺の責任だ」



 とにかく、生命維持システムに支障が出ていないことが幸いだった。



 でも、この状況だと……最悪の場合も視野に入れる可能性もあるな。










 ◆










 晴天に向かって、一筋の白い雲が伸びていく。


 グングンと登っていくその飛翔体は、既存のロケットと比べると幾分か小さかった。


 それもそのはず、今飛び立ったロケットを作ったのはアケルリースのロケット研究班なのだ。



「安定して飛んでいってくれるようになったな」


「そうね。最初は離床から数十秒で爆発四散してたけど、今じゃ安心して見ていられるしね」



 飛んでいくロケットを見上げながら会話するクラインとシンシア。


 全長150cmにも満たないそのロケットは、レイディアントガーデンと比べるとあまりにも玩具然としていた。



 燃料は固体燃料であるが故か、ロケット研究班に属する技術者や魔法士達はやる気が落ち込んでいた。


 レイディアントガーデンは液体燃料で飛んでいるからだ。


 火を点ければ勝手に燃えてくれる固体燃料ロケットなんて、すぐに作れると高を括っていたが、実際はそうではなかった。


 点火して数十秒で爆発するし、飛んだと思えば、加速が強すぎて空中分解するし、制御が甘くて明後日の方向へ飛んでいくしと開発は難航を極めた。


 技術者や魔法士、クラインは自分達がやろうとしていることがどれほど困難なものなのか、やって初めて理解した。



「これをもっと大きくして、宇宙空間まで飛べるようにしないとな」


「今はまだ6kmくらいしか飛べないもんね」



 到達高度6km


 航空機の巡航高度である10kmにすら到達していない。


 それが歯痒かった。



「でも、間借りして研究してるけど、いずれはアケルリースで打ち上げるんだよね? 設備とかどこに作るの?」


「導師様は沿岸部に作るつもりみたいだよ。多分……フィーメル領が第一候補になるんじゃないかな?」



 フィーメル領は港町だからロケット発射場を作るのに最適だとヘルガは考えているが、建設になかなか難儀しているようだった。


 漁師達から同意を得ることができていないからである。


 ロケット打ち上げ時、漁をしていたら、仮に失敗して爆発した際にその破片が降り注いでしまう。


 巻き込みを防ぐ為には、打ち上げ時は漁を禁止するしかない。


 だが、これは漁師からすれば大問題だ。


 漁に出られなければ収入がなくなるし、その損失分が補償される可能性は極めて低いからだ。



「でも、導師様が直接交渉してるみたいだけど、あまり芳しくないらしい」


「海側に発射場が出来たらそりゃ最高だけどさ……ねぇ、クライン?」


「なんだ?」



 シンシアがクラインにあることを問いかける。



「発射場って、海に面していないとダメなものなの?」


「えっ?」


「人の生活圏に万が一ロケットが落ちないようにする為に、海に面していたほうが危険が少ないから沿岸部にレイディアントガーデンは発射場を作ったんだよね?」


「あ、ああ。そうだな」



 最初は何を当たり前のことを聞いてくるのだろうと思っていたクラインだが、その後に続いた言葉を聞いて電流が走った。



「じゃあ、人の住んでいない山や森の近くに作っても条件一緒じゃない?」


「ッ!?」



 今までレイディアントガーデンを手本にしていたが為に沿岸部に発射場を作ることに固執しすぎていた。


 シンシアの言う通り、生活圏でなければ条件は同じだ。


 仮に失敗するにしても、十分に高度が取れていれば、その放物線が描く先を遠洋にすれば良い。



 射点から半径3km内に生活圏がなく、高度10kmまで進んだ頃には海の上という立地の場所を、クラインは知っていた。



 自身の親が持つ領地、ボールドウィン領である。



「まぁでも山の中に発射場を作るなんて前例がないんだから考えるだけ無駄――」


「シンシア!」


「きゃッ!?」



 クラインはシンシアの肩をがっしり掴み、真っ直ぐにシンシアの瞳を覗いた。


 いつになく真剣な表情のクラインにたじろぐシンシア。



「ちょ!? クライン?!」


「その手があったよ!!」


「……えっ?」


「そうだ! 沿岸部に作ることに固執し過ぎていた!! 海がダメなら山に作ればいいじゃない!!」


「それどっかで聞いたことがある台詞!? で、でもさ、前例がないじゃん。上手くいくかわかんないよ」



 掴んでいた肩を離して、力強く語るクラインだが、シンシアは前例がないことに不安を抱えていた。



 しかし――



「何言ってんだ。前例がないなら作ればいい」



 クラインの決意は固まっていた。










 ◆










 クライン達が光明を見出していたその時。


 宇宙実験室とロケット開発の総責任者である導師ことヘルガ・ゴーランは頭を抱えていた。


 自国に建設予定のロケット発射場の件もそうだが、それよりも難解な問題だった。



 件の宇宙実験室のことである。



 アケルリースの技術向上の為に、レイディアントガーデンの技術者の力は借りず、アドバイザーとして力を借りるだけで行なっている実験室開発だが、最近、その基礎設計が出来上がったので、設計図を見せたのだ。



 しかし――



「やはり安全性の所がネックだねぇ……生命維持システムの所、自信があったんだが」



 外装部分はクリアしたが、問題は中身だった。


 指摘されたのは生命維持システムだ。



「生命維持の魔道具をメインとサブに分けたのに、ダメだったんですか?」



 質問をしてきたのはヘルガの一番弟子であるキャサリン・エストラーダだ。


 普段はロケットのアビオニクス開発をしているが、そっちがひと段落した為、彼女たってのお願いで、宇宙実験室のシステム開発も手伝っていた。



「ああ、メインとサブの二つだけじゃ力不足だって言ってね」



 ヘルガは指摘されたことをキャサリンに説明した。


 生命維持システムはメイン、サブ1、サブ2としてバックアップは二重に取るように言われたこと。


 そして、一番の難問をキャサリンに説明した。



「三つの魔道具の付与をそれぞれ変えろ!?」


「そうさ。でないと冗長性にならないって言ってね」



 ――冗長性。


 生命維持を担う魔道具が何かしらの異常をきたした際に、サブで用意している魔道具に即座に切り替えられる機構を指す。


 その考え方をヘルガは承知していた為、バックアップを用意したが不十分であることを指摘されたが、問題は次だった。



「メインもサブも同じ付与を施したら、同じ所が故障した場合、冗長性にならない。だから、バックアップは二重に、そして同じ所が故障しないように、魔法付与を別のものにする様に……とのことだよ」



「……それは、別々の付与方法で同じ効果を出せってことですよね?」


「そうさ」



 キャサリンは絶望で、何も考えられなくなった。


 別々に付与すればそれぞれ別の効果の魔法が動くのが当たり前だ。


 それを別々の付与で同じ効果を出すなんて、どうやればいいのか全く想像できない。



「そんなことできるんですか?」


「……彼らはそれを成し遂げていたよ」



 ヘルガは、ザーリャに搭載されている生命維持システムの概要を知り、その技術力の高さを思い知らされていた。



「……どうしましょう」


「……どうしたもんかねぇ」



 二人は一緒に頭を抱えた。

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