(^ω^)【これくらいのお弁当箱の大きさが知りたい】
('A`)「暇じゃね?」
(・∀・)「暇だなぁ~」
(^ω^)「暇を持て余した」
('A`)「……」
(・∀・)「……」
(^ω^)「……遊び」
(・∀・)「これっくらっいの♪お弁当ばっこに♪」
('A`)「おにぎりおにぎりちょいと詰めて♪」
(^ω^)「はは……あんなに大きかった弁当箱も、今じゃ両手に収まっちまう」
(^ω^)「生姜、ゴマ塩に人参、山椒、椎茸とゴボウにレンコン、そしてさくらんぼ」
(^ω^)「なんでかなぁ……ガキん時はいまいちだなって思ってたけど」
(^ω^)「今じゃあ、これくらいが丁度いいって、そう思える」
(^ω^)「そうか、母ちゃんは父ちゃんの弁当も一緒に作ってたもんな」
(^ω^)「これは、父ちゃんが好きだった具なんだな」
(^ω^)「離れていても、同じ飯を食ってたんだ」
(^ω^)「うん、うん、この味、ちょっと甘めに煮てある、母ちゃんの味だ。……ん?」
(^ω^)「おいおい、このふき、筋が残ってるじゃないか」
(^ω^)「ま、忙しい朝の時間、そんなに丁寧に下処理できないか」
(^ω^)「……俺は、二人みたいに、ちゃんと生きていけているだろうか」
(^ω^)「穴だらけの生活。将来なんて何も思い浮かばない」
(^ω^)「背筋を丸めて、社会に怯えながら生きている」
(^ω^)「父ちゃん……アンタの背中は、少し大きすぎたよ……」
(^ω^)「母ちゃん……このおにぎり、ちょっと塩がきき過ぎだぁ……」
('A`)「そんな哀愁漂わせる歌じゃねぇだろ」
(^ω^)「うるせぇ!思い出が詰まってんだよ!」
(・∀・)「上手い事言ってんじゃねぇよ」
(^ω^)「旨くはない。決して旨くはないんだ。この弁当は」
(^ω^)「でもな、安心するんだ。懐かしい味なんだよ」
(^ω^)「そういう感性を子どもたちに養ってもらいたい」
('A`)「無理だろ。ガキには」
(^ω^)「なんでだよ」
(・∀・)「子どもの頭ン中は、夢でいっぱいだからよ」
(^ω^)「かっこいい……」
('A`)「お前らって脳みそ入ってる?」
(^ω^)「さくらでんぶ」
(・∀・)「しおこんぶ」
('A`)「おにぎり?」
以後、地獄の様な会話が朝まで続くが割愛。
明けない夜はないのだ。
おにぎりワッショイが頭をよぎりましたが、古すぎる為止めました。英断だと思います。




