表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/64

執務一:少年と執事-1

 聖域。或いは禁忌。若しくは秘密。

 それは踏み込んではいけない領域。触れてはいけない事柄。侵してはいけないもの。

 世界にはそうして、ひた隠しにされたものが、少なからず存在する。

 そして誰もが、秘匿されたそれらに、踏み込んでみたくなる。触れてみたくなる。侵してみたくなる。

 私もそうだった。

 善く言えば冒険心。悪く言えば背徳心。

 誰だって、私だって、好奇心は持っている。

 そう。彼らだってそう。きっとそう。

 彼らはタブーを犯し、私はそれを傍観するというタブーを犯す。


――ワイアット邸、廊下、居間の前にて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ