先頭の男
国家大学陸軍に所属していた僕は初めての戦場に足がすくんで居た。
横には知り合って仲良くなったケンジがいた。
ケンジは何の取り柄も無い僕に良く話してくれていた。
急な開戦
強制された召集
国が勝手に戦争始まった?始められた?そんな事を知る暇も無く集められた僕らはただ、ただ従うしか無かった。
普段大学に行く気持ちで校門の所でケンジと教室に向かう途中、迷彩服を着た軍人らしき人に両腕を抱え込まれ拉致られた。
大きなトラックに詰め込まれた。
同じ大学に通っている人もほぼ全員拉致られてトラックに乗せられて居た。
100人は載せれるであろう大型トレーラーに載せられてゆっくり走って行く
訳が分からない
騒いだ学生は何も言わず射殺された。
恐怖に怯えながら皆黙り込んでいる
急にトラックが止まった
トレーラーの扉が空く
「出ろ」
何も分からず出て行く俺等
「きびきび歩け!!モタモタするな!!」
大きな声が響く。
トレーラーを出てすぐ広場に出された。
俺等の三倍の人数の軍服姿の人が四角く外側を囲っており、その内側に入る様に強制移動させられた。
軍服姿の全員が銃を携帯して銃口を俺等に向けて居た
僕は最前列に居た。
突然一人の男が出て来てメガホンで怒鳴った。
「お前らは今から戦場に出てもらう、逆った奴は死だ!以上」
突然言われた事に皆が頭混乱して居たのは目でみて取れた。
「トラックに乗れぇー!」
後ろから聞こえて来た
別の軍服姿の男が叫んだ
後方を囲って居た軍人の端っこが空いてそこからゾロゾロとトラックの入り口までの道が出来て居た。
先頭の奴がどうすれば分からず、立ち尽くして居たら
ドン
眉間の間を撃ち抜かれた
死んだ
二番目の奴が前の奴が死体なったのを目を丸くさせて固まって居たら、軍服姿の男が全員そいつに視線をやった。
辛うじて声を出さなかったとはいえぐずぐずしてると殺させる
そいつは弱い足取りで軍人の列の中を歩いた
前の死体を踏み潰しながら
「そうだ!倒れてる人の上を歩いて行け!死にたくなかったら進め」
先頭になった男は涙を我慢しながら歩いた
靴に前の人の鮮血をした垂らしながら血の足跡を付けて行く
二人、三人と続々と歩き跡を着いて行く。




