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オオバケ!   作者: 羽兎
第二章〜真影〜
23/47

佐野惟兎、登場の巻

東雲省吾、50歳。1975年2月22日生まれ。

身長181cm、体重60kg。微ハゲ。

恥ずかしがり屋な性格。吃音がひどい。


頭は普通。心優しく紳士的であまり怒らない。

呼称は一掃して"省吾さん"。

暗所恐怖症であり、高所恐怖症。


趣味はガンプラ作り。

A.F18班班員。


真影は『貧者王(ジャイアント・ペナリー)』。

・自分が窮地に追い込まれれば追い込まれるほど、真影の威力が増す。

・上記の場合、所持者の肉体が強制的に覚醒&暴走。

・最長維持時間は1時間。それを過ぎると1日の真影停止に陥る。

・能力発動後、能力発動中の記憶は消えてしまう。


よって本人は戦闘向きでは無いと判断。戸愚呂と同じく、常時武器を持ち歩いている。


それでは本編どうぞ!

ーーー新風吹山トンネル内ーーー


「…………俺……は?」


「気づきましたか……猪狩さん!」


(体が軽い……? それに何だか……)


 目が覚めるとあたりは真っ暗。省吾は猪狩をおぶって、旧風吹山トンネルを進み続けていた。


「あ……ありがとうございます……俺は一体?」


「あなた……倒れていたんです。側には誰かの死体があってですね……」


(……死体? 一体何の話だろう?)


 この、記憶が消えることも猪狩の発作の症状の一つである。大体発作解除の、数分前からの記憶が消えてしまうのだ。

 ただしこの症状、猪狩はまだ気づいていない。


「死体って……何なんですか?」


「ああ……それがひどい流血で……誰かに襲われた形跡があった様でして……」


(流血……?)


「それがその……。もしかしてですが……猪狩さん。

あなた、襲われたりしませんでしたか……?」


「襲われた……? 俺が!?」


「ええ……」


 症状の自覚が無い猪狩は当然身に覚えがない。そう、飛麿を殺した事も覚えていないのだ。


「とりあえず……先を急ぎましょう」


飛麿との戦闘から20分。猪狩、本部まで後2.5km。



ーーー藤港風吹山口ーーー


「確か……ここで待ち合わせだったはずだよね」


 風吹山を越えた雁野と冬香は、一同の集合場所へと辿り着いていた。


「でも……まだ誰も来ていないわ」


 待ち合わせ場所には二人の他誰も来ていない。予定なら、羽外山と零細らが先に着いている筈だ。


「戸愚呂さんは無事……なのだろうか」


 山の上から見えたトンネルの様子に、二人は心配していた。あの時二人が目撃していたのは、敵が『消えていく』現象だったのだ。

 

『PW4(デス・パワード)』の存在……。実を言うと、零細と戸愚呂以外の18班メンバーは誰も知らない。


「あの様子だと……いつものことでしょ♪」


「まぁ……大丈夫か」


「気長に待ちましょう♪ 後10分経って来なかったら出発よ♪」


「…………そうだな」



ーーー風吹山麓ーーー


 一方、麓町にて一人単独行動を取る零細。津波に流された町の、一体どこに向かおうと言うのか…………。


「久しぶりだね! 零細くん♪」


 零細の背後から誰かが声をかけて来た。


黒の服に茶髪の髪……それと、雨が降っているのに一切濡れていない体……。


「お前から来るとは……珍しいな」


「それほどでも♪」


「それで、何のようだ……?」


 先程爆発した、旧風吹山トンネル前。二人は戸愚呂がいなくなったタイミングに遭遇していた。


「お仲間さん……死んでるんじゃ無いの?」


「だったら……何だ?」


 いつもより低い口調で零細がそう言った。


「何にも? それより、お話があるんだ〜!」

 

「…………?」




「ねぇ零細くん! 僕達(・・)の仲間にならない?」






「何を言ってるんだ…………? 








…………佐野惟兎」






お疲れさまです。

遂に佐野惟兎登場!いよいよ連行作戦編も終わりです。


本当に長かったですねー。ほんとーに

場面変換が多いので難しかったかもしれないですが、ここまで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございます!


これからも頑張ります!


それでは、また次回お会いしましょう♪

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