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オオバケ!   作者: 羽兎
第二章〜真影〜
22/47

死に値する力の巻

藤峰冬香、23歳。2002年7月16日生まれ

身長166cm、体重52kg。スタイル抜群

モデルの様な体型。そして美人。


頭は悪くない……かと言って良くもない。

直感で動くマイペースな性格。とにかく元気がいい。

髪が白い。染めているのではなく地毛。


趣味は温泉旅行。

表向きの職業は地下アイドル(ただしあまりにも目立つ為某事務所からの勧誘が絶えない)。

A.F18班班員


真影は『雪結晶(クリスタル・スノウ)

至ってシンプルで、周りのものを凍らせる事が可能。

・自分自身を凍らせることも可能。熱に対する異常な耐性があるという訳。

・最大で100m先まで凍らせることができる。

・連続発動不可。一度真影を出す事を止めると、10分間の真影停止(フリーズ)が起こる。

・最大で−75度まで下げることができる。氷の結界を張ることも可能。


意外に汎用性高いですね〜!


それでは本編どうぞ!

───風吹山山中


「何の音だ……?」


 戸愚呂がトンネルを崩壊させた時、冬香と雁野は風吹山の中間辺りを歩いていた。


「琉くん……あれ見て!」


「どうした? 冬───」



───ドドドドッ!


 二人の真上から何かが聞こえる。上から土石流が迫って来たのだ。


「危ない! "瞬間冷凍(エバー・フローズン)"!」

 

 間一髪、冬香が土石流を凍らせ、雁野が冬香を連れてその場から逃げる。


「あれ見て!」


「どうした…………って嘘だろ!?」

 

 今度は麓を指している。トンネルらしき場所が崩壊しているのを、二人が頂上から確認した。

 

「さっきの地鳴りはアレか! 一体誰が……」


「トンネルの上……戸愚呂さんじゃない!?」


「…………えぇ!?」


 慌てて視線をトンネルから逸らす。戸愚呂がトンネルの上から飛び出して来た。

 

「大丈夫……かしら?」


「戸愚呂さんが爆破したのか……?」


 道は下りへと差し掛かっていた。潜む敵へ色々と罠を仕掛けるも、一度も敵と遭遇していない。

 山を越えると藤港町へと入る。本部はもう目と鼻の先だ。



───風吹山麓


「舐めるなよ……?」


 尾上が戸愚呂の後を追い、こちらに向かって来る。


「お前、どうやって…………」


 尾上の顔を見て、戸愚呂が驚いた表情でそう呟く。


「…………あぁ!?」


───バシャンっ!


 二人が近くのダムへと墜落した。水に映る尾上の顔は、半分凹んでいる。

 戸愚呂は彼に対し、唯ならぬ何かを感じた。


「後……3分!」


 違和感の元凶らしき"何か"を探る戸愚呂だが、彼の様子を見てピンと来た。


「お前……」


 尾上の顔を見つめ、何を思ったのか一瞬言葉を詰まらせる。


「もう……死んでるのか…………?」



──────オーラが無い。

 真影保持者には相手が纏っているオーラを感じ取る事で、その者の強さを判断する。オーラを身に纏わない人間を、戸愚呂は初めて目の当たりにした。


「何言ってるか聞こ……!?」


 尾上が自分の両手に目をやる。徐々に薄れかかり、粉のように消えかけている。


「何だよこれ…………?」


 両手で顔を覆うも、指は顔を透かして触れられない。


「何なんだよこれ……!?」


 今度は尾上の口から何かが出て来た。黒い塊のような、粘り気の酷い何かが姿を現す。


「お前……PW4(デス・パワード)を使ったな」


──────PW4。

 真影を強制的に覚醒させる能力。A.F殲滅のためだけに作られた、狂気の覚醒剤である。

 使った者自身の生命エネルギーから、真影能力(アビジョン)を限界まで引き出す。当然寿命は擦り減る。



「ふざけんなよ……何でだよ!」


───尾上は事前に副作用を聞いていない様子であった。PW4は計画段階、戸愚呂はある人物から情報を入手していた。


───次第に尾上の体が粉と化す。身体中の細胞が破壊され、副作用がやがて死に至らしめる。


「……許さねぇ。お前らも、奴らも!」


 戸愚呂は沈黙し、水面に浮かぶ尾上の残骸を見つめ続ける。


「…………これが、兵器か」



───3分後、尾上は跡形もなく消え去った。


戸愚呂、本部まで後4.5km。到着まで後35分。


ややこしすぎることになって来て、筆者もこんがらがっています。

春休み中なので投稿頻度上げてきます。

頼むから追いつけ!

わかんなくなったら一話から読め!


オケな人は次もよろしくお願いします


それではまた次回お会いしましょう♪

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