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オオバケ!   作者: 羽兎
第二章〜真影〜
16/47

本部召集命令の巻

つまり、ルージュの伝言

グラグラグラ…………


 零細達の会話がひと段落した時、突然部屋が揺れ始めた。


「何か来るよ」


 結界を張っていた満が何かを悟り呟いた。


「余震か……?」

 


ザザザザザザ………


 上から水が押し上げる音が聞こえて来る。津波がここまで到達したのだ。


「"クリスタル・スノウ" 氷結せよ!」


 冬香が天井に向かって何か放った。


「ちょっと冬香ちゃん……寒すぎ」


 天井を見ながら満が凍えている。猪狩がもう一度天井を見ると、白いモヤが張ってあるのに気づいた。


「何よ〜! 水漏れ防止に凍結したのよ」


 結界がモヤに触れているせいか、満は凍えながら場所を変えた。


「外にいる奴ら、死んだな」


 戸愚呂が低い声でそう言う。


「またそんな事言う……」


「そんなこと? 本当よ」


 いつの間に移動したのか、猪狩の横で満がかがみ込んでいる。


「でも、零細のシールドが意外に効いてる」



「意外とは失礼な……」

 

 零細の保護結界のおかげで、津波の被害は甚大とまでいかない。だが津波による影響で、零細に更なる負担が掛かる。


「そう言えば零細……お前が言ってた予言者、それに、体力を与える人はどこにいるんだ?」

 

 猪狩は思い出してそう尋ねた。


「ああ……今からその話をしようと………」


「……本部にいるわ。ここから20km位離れた所」


 零細に代わり冬香が全て説明してくれた。


「ここは私達の集合場所。因みにA.Fは300人で構成されているの」


 1班6人換算で、50班程に分かれている。其々、零細達同様、各々の隠れ家が存在するのだ。


「今、敵の攻撃受けているでしょ? さっき本部からの緊急命令が来たわ」


「……命令?」


「猪狩弘を『連行しろ』とな」


 凍える満にお湯を渡しながら戸愚呂がそう言う。満は何やら慌ててお湯を跳ね除けた。


「……熱い」


 二人が同時に、静かに呟く。


(……………?)


「……ちょっと黙ってて戸愚呂ちゃん」


 気まずそうに冬香が呟く。


「連行……? どういう意味で……」


「隠しといた方が良かったのに……」




「つまり本部は、"ホンモノの猪狩弘"かどうかを確認するつもりなのだ」


(あれ? 俺って信頼されてるはずじゃ……)


「俺達は疑っていない。本部は……一ノ瀬の再来もあり得るからな……」


「つまり、あなた方が僕を証明すると?」


「そうだ。そのために本部へ行く」


 零細が天井を指差す。


「私達にはこれから、大仕事があるの」


「アンタを連行する間、追跡を避ける必要がある」

 

 お湯を注ぎ直しながら満が言った。


「奴らはどんな手を使ってでも、アンタを狙ってくる」


「下手したら俺達も、お前も死ぬ」



 戸愚呂は半ば脅す様に、猪狩に向けてそう言い放つ。


「30分あれば着くわ。車は使えないし、緊急事態で助っ人も来ない。頑張ろう!」


 皆が支度に取り掛かる。支度が終わっているのか。満は既に扉の前で待機している。




「12時に出る。奴らのことだ、必ず探知して来る」







ーーーーーー猪狩弘連行作戦まで後10分ーーーーーー





もうすぐで、オオバケ!のpv500超えそうです。

感謝感激雨嵐!(わかる人いるかな?)


 最近90年代JPOPにどハマり中です。ミスチルとか安室奈美恵とかTRFとかglobeとか……。

 

昔の人って感性豊かですよね。歌詞がなんかこう……胸に響きます。


サイドストーリーの「阿呆鳥」も宜しく。


オオバケ!で富士谷登場予定……?

乞うご期待!


それでは、また次回お会いしましょう!

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