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専用コントローラーを使えば上手くなるという訳ではない


 どーも私です。

 コメット☆キングダムコンペやってくよ〜。


「ぐふふ、今回はレースゲームといっても一味違うよ! 秘密兵器を用意したのだ!」


 じゃじゃ〜ん! 専用コントローラー!

 専用コントローラーって特定のゲームをプレイする為に作られたコントローラーの事だよ。


 たとえばガンアクションを行うゲームだとしたら拳銃型のコントローラーって風にね。


 今回はレースゲームだからハンドル型のコントローラーだよ。コレで実際に運転しているような感覚を体験できる……け〜れ〜ど〜


「甘いわ! 領地の力を舐めるなよ!」


 専用コントローラーを用意するのなら追求してやろうじゃない。ゲームショップの専用コントローラーを覗いて見つけちゃったんだよね。

 

 車ゲーム用のリクライニングシート。

 

「これにハンドルの専コンを装着! そして足元には三つの足踏みペダル!」

 

 ひゃっほい、こりゃ凄い! まるで車の内部を切り取った様じゃないかね。相当なゲーマーじゃなければ揃えられないラインナップだね。


「そしてそしてぇ……これは……コレはアレだ。 あの〜……なんか運転席と助手席の間にある。……バックする時に動かすレバー!」

 

 ……仕方ないでしょ! 車の免許持ってないから馴染みがねぇのよ!

 だいたい、なんで足踏みペダルが三つもあるんだよ! アクセルとブレーキと後一つは何だ! 予備か?


「まぁいいや、プレイしたら分かるでしょ」


 よし! さっそく椅子に乗り込んでプレイ開始。ほほう決定ボタンはアクセルね。


「足がとどかねぇ……」


 失敗したわ。子供の体で普通の車サイズのシートは大きすぎるね。私サイズにシートを小さくしよ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 十五分後……私は普通のコントローラーでプレイしていた。

 なんか色々とダメだったわ。なんで私はリアル志向のゲームを避けておいて、リアル志向を助長させるような専用コントローラーを用意してしまったんだ。


 まず違和感に気づいたのが、キャラクターを見下ろす視点だった事。三人称視点と言うんだけど、車の内部を作っといてキャラクターを見下ろしているのが違和感だった。

 コレを用意するなら一人称視点のゲームだったね。


 そして第二の違和感。このコメットキングダム、かなりスピード感のあるゲームだ。アイテムでターボもあるから速い速い。そして現実ではあり得ないマップで急カーブも多い。その度にハンドルをクルクル回してらんなかった。さすがに腕が疲れたわ!


 そんな訳で普通のコントローラーでやってます。

 一応コメットキングダムを作ってる会社が作ったコメットキングダム専用コントローラーもあったんだけど……もういいかなって。


 レースゲームに慣れた人ならいいかもしれないけど、ゲームをあんまりやった事がない人には敷居が高いよ。

 慣れた頃にもう一度挑戦します。


「気を取り直して、普通のコントローラーでやってくよ!」


 少しプレイしてみて分かったんだけど、キャラクターごとにスペックが違うようだね。まず最初に操作したのは主人公であるコメット。

 気だるげな雰囲気を持つ不細工な猫だ。好物はニンジンらしい。カツオ節とかじゃないんだ……。

 スペック的には平均的で可もなく不可もなし。

 車輪の付いた段ボール箱に乗ってのレース参加だ。


 次に使ったのがカブトムシのダイアモン。重量級のキャラクターで他のキャラクターに当たり負けをしない。

 ただし、立ち上がりが遅く、最高速度に到達するのに時間がかかる。最高速度は速いものの、カーブに弱いと上級者向けな性能だった。

 自身の羽を使っての参加だ。


 ここまでが専用コントローラーを使ってのプレイだった。ダイアモンを使ってこりゃあかんと普通のコントローラーに戻した次第。


「次はどんなキャラクターにしようかな……お、コイツカッコいい」


 シャークスパロウ、サメの海賊だ。


「名前、ギリギリだな……」


 眼帯を付けたニヒルな海賊。水上や空中などの制御に強いタイプらしい。乗り物は……エイかな? いやマンタか?

 シャークスパロウ使ってみよ。

『行くか? 俺と大海原によ』

 選択するとヒレをクイッと上げる。ヒレでもサムズアップしてるのが伝わるのが面白い。


 テ、テ、テーン! お馴染みのスタートコールが鳴ってスタートダッシュ。

 

 最初のコーナーをドリフトで曲がる。そのドリフトによって溜まったゲージを使いトリックを決めるとターボが発生。スピードが増す。

 一個目のアイテムエリアは……


「くそ! 取られた!」


 前方を走っていたキャラクターがアイテムを取り、リポップが間に合わなかった。

 次のカーブでドリフトをミスって縁石にぶつかりスピードダウン。だが慌てない。シャークスパロウは立ち上がりは早めのキャラクターだ。


 次のアイテムエリアでは大砲の弾を入手。一定時間前方に大砲の弾を撃ち続けるアイテムだ。


「おらおら、どけどけ〜い! 何人たりとも私の前を走らせないよ! キャハハハ! 吹っ飛んだよ!」


 そして最終ラップ、現在六位。

 

「もうちょっと順位を上げたいな」


 二個目のアイテムエリアまで順位は変わらず。このアイテムエリアでいいアイテム引きたいな。


「来たー! 虹色ニンジン!」


 消費するとキャラクターが七色の閃光を放ちながら点滅する。スーパー無敵モード。


「はい! デンデンデンデデンデンデデンデン!」


 お馴染みの無敵BGMを口ずさみながら前方のキャラクターを2台追い抜かす。


「そしてゴール! 四位だ。最高記録だよ」


 うむうむ、シャークスパロウ使いやすい。能力にも変換しやすそう。第一候補だね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「コイツだ……私の能力はコイツにしよう」


 発明家助手のメイクイン。

 敵側のキャラクターに発明男爵というキャラクターがいるのだが、メイクインは男爵の助手という設定だ。


 男爵がハイスピードの化け物マシンに対して、メイクインは使いやすいトリックタイプ。


 メイクインはジェット噴射の付いているローラーブレードでレースに参加している。

 キャラクター的には立ち上がりが速くて、カーブとトリックに強い。反面、最高速度は遅く悪路に弱い……と。


 私が引かれたのはメタルで足と同化している様なローラーブレードだ。

 他のキャラクターが使っているマシンより能力に変換しやすそうだったからだ。小回りは利きそうだし、足の延長という所が扱いやすそう。


「よし、発明家助手のメイクイン! 君が私の持ちキャラだ」


 このキャラクターを私は極めていく!

 

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― 新着の感想 ―
ソニックみたいに自分が走る系のゲームのが良かったような気がしなくもない
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