第ニ話 最強クラスの宝石
赤い髪をした男の目はすごく冷えきっていて、今にも攻撃しそうだ。
でも、俺は少しでも対策を考えたいので男に質問する。
「なんーーー!!?」
男は炎の球を話してる途中でとばしてきた。俺は剣を抜いて、火の玉を斬る。
「無詠唱!!?」
「気を付けろ!」
ロキが声をあげる。
魔法使いは、力が目覚めると石が出てくる。
その石によって、様々な属性に力があるのだが、ダイヤモンドシリーズはその中でも最強だ。
今の俺じゃ、多分、勝てない。
ここは屋上、窓を割って外に出たら死ぬし、階段を使えば中から燃やされて終わり、それに後ろには気を失った少女が居る。
「状況も最悪だな」
「へぇ、普通の魔法使いならあれで死ぬのに結構やるね、その子を渡したら見逃してやるよ」
「いやだね、渡したら殺すんだろ?」
「はぁ……仕方ない、君ごと消えてもらおうか」
赤い髪の男は剣を抜くとこちらに剣先を向ける
「『フレア・バレット』」
前から無数の火の玉が出てきた、おいおい! これはしゃれにならねぇ!!
そして、その玉を飛ばしてくる。
「ぐっ……!」
剣を男に向かって投げる。
「んっ……やけくそか?」
男は剣を見ながら簡単に避けるが、この時、視線は剣を見ていた、俺から目を離したのだ。
視線を俺に戻すが目の前には居ない、あるのは瓦礫だけだ。
「どこに消え!!?」
俺は剣を投げた瞬間に男の四角に潜り込んで、男の横顔をぶん殴る。
男は大きく吹き飛ばされ、壁にぶつかると動かなくなる。
「……えっ? 殺しちゃった?」
「やーい、人殺しー」
カイトがいじってきたのだが、俺は心配になり男に近づこうするが、殴った拳に激痛がはしり見る。
「なっ……!?」
殴った拳が火傷をしていた。
「なんだ、その魔法は……」
男は立ち上がると、明らかに目が怒っている。
「……ただのフェイントだよ」
「嘘をつくな!」
剣をこちらに向ける。
「遊びは終わりだ」
炎の温度が上がる。
先ほどとは比べ物にならないくらいに空気が熱い、サウナにいるみたいだ。
突如、奥から階段を登る音が聞こえてくる。正直、可能性は低いが仲間なら、めっちゃ助かる。
でも、一般人なら最悪だ。
男は足音の方に目を向けない。先ほどの行動を反省しているのだろう、もう油断もない。
扉が開くと、この場の気温が一気に低下した。この現象に男もビックリして、扉の方を向く。
この隙に攻撃をすればいいのだが、俺も扉から強い殺気を感じ目が話せなくなる。
次の瞬間、ほんの一瞬、ビリッと雷が見えた、目の前の炎の男が突如、胸を切られ血渋きを上げてたおれる。
見えない、無意識に気配を感じ、首のところに剣を構えて、ガードした。
そして、姿が見えた。金髪の女性で大きい鎌を握ってる。
距離を取ろうとするが、鎌を横に振られ腹を軽く切られる。
痛い!! でも、命があるだけでも奇跡だ!! 強すぎる……一発目は完全に見えなかったし二発目は見えたが体が追い付かなかった。
「おい! こいつ、あの男の何千倍もつよいぞ! 絶対に死ぬ! 無理だ! 窓から飛び降りた方がまだ生存の確率がある!」
「分かってる! でも、あの子を見捨てられないだろ!」
「まぁ、お前なら、そう言うよな!!」
ロキがの言い分は確かだ、普通に戦ったら絶対に即死だ。
だから、初見じゃ絶対に見分けられない魔法を使う。
俺は女に突っ込んでいくが既に目の前にいる。
速さの次元が違う。
俺は無理に剣を振るが女性は確実に倒そうと剣を弾き飛ばす、上空に上がった剣、目の前には隙だらけの俺、真っ二つにしようと鎌を振る。
……俺これが狙いだった! わざと、剣を軽く握り上に弾き飛ばされるように調整した!
そのまま、目の前から消える。
俺はそのまま弾き飛ばされた剣の場所に居た、ワープ魔法、と言っても俺の場合は近くのロキの場所に飛ぶのが精一杯、これで魔力もない。
でも、完璧に上空からの攻撃、気が付いてない! 倒せる!!
俺は上から女性に向かって剣を振り下ろした。




