ゼレンスキー大統領の日本国会における演説と周辺への感想
マスコミ絶賛の今時の人ゼレンスキー大統領の日本国会演説、自分は期待してたひとりでもあったのだが。なんだか前評判デカすぎな映画がアレだったみたいな感じになりました。
ウクライナがロシアに攻められ、攻囲されたキエフにてゼレンスキー大統領がG7主要各国に演説し、助力と援助とロシアへの制裁や反戦運動を煽って叫んでいるのはご周知のとおりだが。とうとう我が日本国にもお鉢が回ってきた。そこでこの演説内容と周辺のマスコミ・政治家の反応など忌憚のない感想を述べたいと思う。
1、前提として、たいして日本が好きでもなく、期待を全くしていないゼレンスキー。
まず前回米国における演説においてロシアの侵攻を「パールハーバー」と表現したのがあり本当に日本で演説したいのか?というまず疑問があった。そして日本への演説だが内容に東日本大震災における「フクシマ原発事故」と「津波」という日本人が忌避する記憶とイメージを使うあたり、あまり外交儀礼として褒められた表現ではない。この表現内容に思わず「ゼレンスキーおまえ実は日本嫌いだろ」とつっこんでしまった。
おそらく推敲前の内容にはヒロシマナガサキがあったに違いない。なにせ彼は第三次世界大戦に言及してるし。最初の草稿は日本人にかなり恐怖をあおる内容だっただろう。しかしながら前回のパールハーバー発言は予想以上に日本人の反発を煽ったのを見て軌道修正したのだろう。全体の内容無さや要求のないことから日本が米国追従の姿勢の属国とみて制裁の継続を求めるが支援にはあまり期待していないという印象だった。
2、アジアで一番早くというか実質日本だけ、アジアの権益に全く関係なく無視されるウクライナ。
ゼレンスキー大統領は日本がアジアで一番早くロシアに制裁したという表現で日本を持ち上げたが実際にアジアで制裁行動を明確にしたのは、日本ぐらいで米帝ににらまれイヤイヤ制裁措置に出た韓国も入れて2国にすぎない。遠いウクライナの事であることと擁護する中国への関係からアジアはウクライナに冷めた目を向けている。その事実をウクライナはもっと重く受け止めることが必要だったのではないだろうか?
3、期待してない日本には本音。実は苦境で勝算がないゼレンスキー。
演説内容で他国と一線を画したのが「ウクライナの復興に助力をお願いする。」としきりに言ったことである。演説の中でゼレンスキーはひとことも「領土奪還」「ロシアを領内から駆逐」「平和を取り戻す」という言葉がなかった。ここから情報戦には優位圧勝のウクライナだが軍事的には厳しい状況にあり、ロシアとの何等かの妥協妥結が必至に迫られている情勢かと推察する。優位な戦争なら戦後復興という言葉は国民の前でもしないものである。冬戦争のマンネルヘイムもソ連との停戦妥結までは共産主義者を打倒すると叫んでやまなかった。
4、ほめちぎりで、内容精査ツッコミ皆無のマスゴミ
この中身のない演説内容に、米帝追従一色のマスゴミは気持ちの悪いぐらいの褒め殺しもとい褒めちぎりである。力強い決意を見ただの、戦時下に立派だの。内容の確認や、その言葉からの分析や、言葉選びへの疑問や、表現へのつっこみ、他国との温度差など「評論」は皆無である。
ゼレンスキーが賞賛されるべき点は戦時下の国家元首が先頭に立って国民鼓舞やプロパガンダの情報戦にこういった手法を用いたことである。彼とイーロンマスクとマークザッカーバーグは21世紀の情報戦の先駆けとなったのである。ホリエモンはこの点において絶賛でありました。マスゴミの客観性のない内容と対称的ではあった。
5、国益・権益のないところには興味なし正直すぎる日本の政治家
またまたマスゴミに中露大好きで米帝の押しに弱い林外務大臣があくびしてただの、キッシーが反応が薄いだの議員は真面目に聞けだの、コメントを求めれば林外相は棒読み、共産党は当り障りのない話、立民に至っては制裁を一時解除しろだの本音が出る。ムネオさんは「援助が欲しいなら北方領土だリップサービスぐらいしろよ、真珠湾ってケンカ売ってやる気あるのか(意訳)」と本音バリバリである。
まあ内容にあくびが出るのは仕方ないとして、今回のロシアがトチ狂ったのは日本にとっては大迷惑であり、被害を受けてるウクライナには悪いがさっさと妥協して戦争を終わらせて経済状態をまともにするか共倒れかロシアがおかしくなってあの怖い独裁ハゲが失脚して北方領土にワンチャンか資源権益に食い込めないかが日本の政治家の国益権益追及への渇望の正直なところである。たくましくまた、正しい国益思考に日本の政治家があって安心したが、正直すぎるのは考えものである。
6、独裁ハゲの顔色次第というのがはっきりしたゼレンスキー演説
今回の演説ではっきりしたのは。現在進行中で侵攻を受けて危機にもかかわらず「ロシアを刺激したくない」というウクライナの本音である。かの方はクリミア・東部ルガンスク・ドンバスと日本は「北方領土」という不法占有領土という共通項と共感度MAXの必殺ワードをゼレンスキーはついに言わなかった。
つまりゼレンスキー・ウクライナはプーチンを恐れており、対敵しながらもその顔色を常に窺っていてその具体的要求と妥結点を探っているのである。
筆者が今回のゼレンスキー大統領の演説で直感したのは、ゼレンスキーは冬戦争のマンネルヘイムにはなれないなという事とキエフ陥落とはいかずとも(この根拠は後日書きたいと思う)ウクライナには国際政治の厳しい結果が待っているという現実の予想である。ウクライナには善戦と民間人の一刻も早い退避を願うばかりだが、あの独裁ハゲが止まらない限りこの悲惨な戦争は終わりそうにない。
かのおひとゼンラスキーもといゼレンスキー大統領の演説ですが、かのワニの話とかお笑いの人の童話とか、そういう種類と同じもののニオイを感じました。やっぱマスコミ芸能のひとってそういう馬脚というか地金がでちゃうんですかね。




