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プロローグ

現代(いま)から百年前の西暦2000年1月1日。


突如として世界中にダンジョンが出現した。


世界各国が調査する中、ダンジョンからモンスターが湧き出す氾濫現象が起こり、世界規模の大災害へと発展した。


世界各地で多くの被害と犠牲が出る中、人間たちもただ蹂躙されるばかりではなかった。


モンスターの討伐に成功した人間たちの中にスキルと呼ばれる力が発現、その力を駆使してモンスターを退治していった。


そして30年にも渡る人間とモンスターとの攻防の末に、人間たちは徐々にモンスターたちを討伐していき、安定を取り戻していった。とはいえ、ダンジョン自体は変わらず存在し、地上のモンスターも完全には駆逐できずにいた。


人間たちは時間をかけながら、ダンジョンやモンスター、そしてスキルの研究を行いながら平穏の維持に努めた。


魔素(マナ)と呼ばれるエネルギー物質の発見、モンスター素材の有効活用、そしてスキルの取得方法などなど、それらは人間たちの文明に多大なる貢献を果たした。


しかし、光があれば陰があるように、人間たちの中にはダンジョン資源やスキルを悪用する者たちが現れた。


いまだ解明しきれないダンジョンの謎、いつ溢れるとも知れない凶暴なモンスターたち、そしてスキルを悪用する犯罪者への対処などなど。


そんな混沌とした状況を打破する為に、ダンジョンを探索し、モンスターを討伐。そしてスキルを悪用する犯罪者たちを取りしまる職業が生まれた。


それこそが冒険者と呼ばれる職業である。


様々な困難を抱えつつも、冒険者たちは一致団結し、2度を悲劇は繰り返されないように尽力を続ける。


そして70年の月日が経った西暦2100の現代(いま)


ダンジョン、モンスター、スキル、そして冒険者の存在が当たり前となった時代。


物語は少年たちの門出から始まる。

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