『上の句下の句ゲーム』
……なんじゃこれ?
「なぁ、替え歌上の句下の句ゲームやろうぜ」
「……は?」
「なぁ、替え歌上の句下の句ゲームやろうぜ」
「いや聞こえなかったわけじゃない。……何それ?」
「適当な歌の2フレーズ抜き出して、片方が1フレーズ目を替え歌して、それに対応する2フレーズ目をもう片方が作るゲーム」
「何そのつまんなさそうな遊び」
「いいじゃんやろうぜー」
「やだよ!怪我しかしなさそうじゃん!!……ってか何で唐突にこんな話が出るんだよ
「?暇だからに決まってるじゃん」
「まぁ、確かに暇を持て余してるのは否定しないけど……分かった。やろうぜ」
「案外乗り気じゃねぇか」
「早めに乗らないといっつも後からうるせぇからなお前……で、お題は?」
「んー、『盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま』だ」
「課題曲のチョイスよ」
「パッと思いついたのがコレだったんだよ」
「まあいいや、それでどっちから始まるんだ?」
「じゃあひとまず俺からやるわ……『盗んだバイクを置いてくる』」
「ちょっ……唐突に始めんなよ『下取り店で大儲け』」
「売り飛ばしてるじゃねぇか!! 因みに、今の時代大体20以上にならねぇと物売る事できないからな?」
「そんなマジレスされても困るわ」
「てか、結構乗ってくれるのなお前」
「まぁ、暇だからな。……ほら次こいよ」
「ちょい待てよ……『盗んだバイクはホンダ製』」
「『カワサキが欲しかったのに』」
「じゃあカワサキバイク盗めよ!!」
「ちょっと思ったよ!!……ってかお前のそのつっこめる立ち位置ずるくない?俺も突っ込みたい」
「じゃあ順番変わるか?」
「そうする……『盗んだワイフが走り出す』」
「『盗んだものは3億円』」
「3億円事件の真相!?」
「な訳ねぇだろ。ワイフ強すぎじゃねぇか」
「いや、3億円事件とか関係なくワイフは強いから……」
「何の話だよ」
「うちのおかん」
「あー……次、行くか」
「そうだな。ちょっと待てよ……『盗んだワイフで走り出す』」
「『肩車でどこまでも』」
「不倫妻の肩車てどういう状況?」
「知るか。というかこの状況下作り出したのはお前だぞ」
「そうやった?まぁ、次『盗まれたワイフを取り返す』」
「『元の生活には戻れない』」
「哀しいお話」
「まぁ、そりゃあ不倫されたワイフとより戻してもなぁ」
「……そろそろ飽きてきたな」
「そうだな。帰るか」
「おう。じゃあな」
「また明日……ってそれ俺の自転車じゃねえか!」
「盗んだバイクで走り出す 行き先も分からぬまま〜♪」
「いや家に帰れよ。……って違う!!俺の自転車返しやがれ!!!!」
「そのうちなぁー」
「このクソやろうがぁぁぁぁぁ!!!」