3. 懲りない俺がここにいる。
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(到着予定日:20xx年6月5日到着予定)
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ちょっと待て!
エルフツクールよ!
ドラゴンとか魔法少女とか造ってたのね!?
いや何でエルフツクール?
もうなんでもいいけどさ…。
俺、小鳥遊健吾、が盛大にやらかしたのは、祖父の教育の影響だ。
宵越しの金は持たない。
これが祖父の主義で、家訓でもあった。
父は違うみたいだった。
中学校一年生の時に、俺はどうしても欲しいものがあった。
それで、お小遣いを前借りした。
一年間分だ。
当然、父には止められた。
それでも、頼み込んだ。
「自主性を尊重しよう。」
そう言って前払いしてくれた。
一年分、計八万円。
月々五千円だったから、余分にもらえた形だ。
優しい父だった。
足りなくなることを予測していたんだ。
そして。
三日で俺は使いきった。
その年は苦労した。
何も買えなかった。
こどもの日、クリスマス、誕生日以外何も買えなかった。
流石に父には怒られる前に呆れられた。
それ以降、前借りはしない。
お金は借りない。
クレジットは使わない。
そう決心した。
そして現在に至る。
反省の色無しとはこのことだ。
金が入ると使ってしまう。
財形しても意味がなかった。
だから、貯金保険と個別年金保険に入ってる。
俺って駄目ね。
これから起きること。
ことの時の俺は、まだ知る由もなかった。
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