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完璧超人がスライムに転生した結果  作者: 眠り人
序章 転生編
5/87

元完璧超人、壁を掘る。

こっちは基本1000字程にします。

やる事を考えているうちに、さっき水刃で切った壁が気になって近づいてみる。

壁の破片が数個転がっていて、それを体内に吸収して鑑定する。

体内に吸収してから鑑定したら、その成分までわかるので便利なのだ。

『神獣の洞窟の壁の破片

成分

石25%

ミスリル18%

アダマンタイト15%

ヒヒイロカネ12%

鉄分9%

ダイアモンド7.5%

銅7%

プラチナ6.5%』


は?ちょい待て。なんだこの壁は。

伝説の鉱石の宝庫かよ。

まずは鑑定だ。


『ミスリル

魔力を多く含む鉱石。

魔力を通しやすく、魔剣の材料になる。』

『アダマンタイト

重量は重く非常に固い。熱を通さない。

魔力を通しにくいが、慣れると強い魔力にも耐えるため、強力な魔剣になる。』

『ヒヒイロカネ

軽いが丈夫なため、薄刃にすると、切れ味が良く、丈夫な刀になる。

魔力を通さない。』


強い。その一言に尽きる。

てか、ヒヒイロカネって刀の材料になるのね。

色々と使えそうだし、そうと決まれば。


純也はひたすら壁に向かって水刃を撃つ。

魔力が切れれば上級ポーションで回復。

それを繰り返してただひたすら壁を崩して収納の繰り返し。

収納の中では、石とミスリル、アダマンタイト、ヒヒイロカネ、鉄、ダイアモンド、銅、プラチナに分ける作業をする。


十三時間程同じ作業を繰り返し、かなりの量の素材が集まった。

(ふい〜、この体でも疲れるな。これくらいの量があれば、足りるだろ。使うかわからないけど。)

純也が疲れて休憩していると、突然頭の中に声が響いた。

『おい、貴様。』

(うわっ、なんだ?!)

突然頭の中に響いた女性の声に驚く。

『ようやく反応しよったか。まったく。』

(えぇ、何事?)

『貴様が我の洞窟を勝手に壊しておったから、念話を送っておるのじゃ。』

(あっ、はい。何かすみません。)

『謝って済めば念話など送らぬわ!と言うか、お主、我が誰だか分かっておるのか?』

(いえ、知りません。)

『なっ!我は、神獣ニンバスじゃ!まさかお主、知らんかったのか?』

(えぇ、全く。)

そう言えば、ここって神獣の洞窟だったな。

すっかり忘れていた。

前世よりもアホになっているな。間違いない。

『清々しいほどに正直じゃのう。まぁ、よい。』

(許してくれるのですか?)

『んな訳あるか!とりあえずはこっちへ来い!』

(えっ、普通に嫌なんですけど。殺されそうですし。)

『こっちに来ないのならば、その場で殺す。』

(はい!行きます!行かせていただきます!)

『それで良いのだ。』

何か変なのに絡まれた。

はてさて、これからどうなるのやら。

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