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完璧超人がスライムに転生した結果  作者: 眠り人
第2章 神獣ニンバスの修行編
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元完璧超人、天使と悪魔を知る

昨日は投稿出来なかった。

天使は、300年に一度地上に降りてきて、天災を起こす存在だ。

しかし人間は、長い年月の中で、その天災を魔王や悪魔が起こしたと変えている。

本来、魔王に対抗する勇者を生み出す存在が何故そのような天災を起こすのかは、まださなかでは無い。

しかし、長きを生きる者達は、天使が、人間にとっても魔王にとっても、最悪である事を知っている。

そして、それに対抗する為に召喚されるのが、悪魔だ。

悪魔は、魔王に使えて天使を殺す存在だ。

しかし、その悪魔を物ともしない奴らが、七天使だ。

七天使は、人間に勇者の力を与え、人々が信仰すべき対象と思わせてから、地上に最悪を振りまく。

正直なところ、悪魔より悪魔らしいのだ。

七天使は、


《正義のミカエル》


《知識のラファエル》


《勇気のウリエル》


《忠実のザドキエル》


《純愛のガブリエル》


《慈愛のメタトロン》


《慎重のハニエル》


この七体の天使達で構成されている。

300年に一度の大天災は、知るものからは、《天撃》

と呼ばれている。

しかし、その天撃に参加しない者が居る。

それが、《知識のラファエル》と《勇気のウリエル》だ。

この二人は、永きを生きる者達からは、本当の天使と言われている。

そして、それとは真逆で、最悪の天使と言われているのが、《正義のミカエル》だ。

《正義のミカエル》は、加護を与えた人間を操り、天門と呼ばれる天界への門を開く。

その天門が開かれると中から、七天使とは別の天使、終末の天使(ラスト・エンジェル)が出てくる。

その終末の天使に対抗するのが、魔王と悪魔達だ。

その際神獣達は、自らを信仰する者達を守る。

これが、この世界が生まれてから今まで繰り返し起こってきた事だ。



(そんな事が…)

『ふむ、長話になってしまったのう。』

(いえ、勉強になりました。)

『うむ、そう言ってくれれば、話した身としては良いがのう。』


つまり、この世界で最も警戒すべきは、天使だ。

とくに、七天使。

その中の《正義のミカエル》だ。

そして、加護を受けている、《正義の勇者リース・アルヌス》も一応警戒しておこう。

警戒対象を知れただけでも、かなり助かった。


『次はお主に魔法を教えるぞ!』

(よろしくお願いします!)

『うむ、良き返事だ!まずは、使える属性だけでも増やすぞ!』

(はい!)


こうして、この世界の事を知り、今からさらに、魔法を知り、この世界で生きていく。

俺の目的はただ一つ。

自由に生きる事だ!

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