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フレイムはレベルが1上がった

こんな題名ですがこの世界の国の情報がメインです、興味ない人は読み飛ばしを推奨します。

零視点


解毒が終わってからしばらく探索を続けているがまるっきり手がかりになりそうな物が見つからない所かゴミの1つも見つからない。

「なあギル。こんなに綺麗に弾き払えるもんなのか」

「そうですね、ここはカルホーン王国ですからねそんなもんだと思いますよ。なにせこの国は脳筋が多いですから『不正があった?潰しに行こう』って具合になるフットワークが軽いと言うか直情的なやつらがいますからね。でも同じくらい『ウチは違いますよ』って言ったら『そうか。悪かった』っという感じで帰っちゃうやつも多いですけどね。当然全員がそうって訳じゃないんですけどね」

この国大丈夫なのか?

「そんなんで大丈夫なのか?」

「いやー、微妙だね〜、この国は騎士団や貴族の取って来た魔石で国費を出してるからね」

「えっ、それってつまり騎士団とか貴族が魔物を倒して得た魔石を売って金を得てるってこと?国が冒険者状態じゃん」

「この国そんなことに成ってたのか。知らなかった」

フレイム、知らないで来たのかよ。

「えー、なんでフレイムが知らないの?フレイムが生まれた時にはとっくにそう言う状態だったはずだよ」

「まあそうやって稼いでるせいで余計に『次期当主は強くないといけない』となってる気もしますけどね」

「それで国を回せてるのはある意味で凄いんだよ」

まあでも魔物の被害も減って金も手に入ると言えばウィンウィンな話ではあるな、不安定だけど。

「まー、そんな稼ぎ方が出来るのもこの国が大森林を囲う様に出来てるのが大きいけどね」

「大森林?」

「正確にはカルホーン大森林だな。この国の国名にもなる位有名な大森林だ」

「フレイムは凄いドヤ顔で言ってるけど魔大陸在住の私でも知ってる情報だよ」

凛よ。それは言ってやるなよ、可哀想だろ。

「じゃあ凛はどの位大森林のことを知ってるんだ?」

「任せるんだよ。ええっと、カルホーン大森林は生大陸中央部に位置する森で大森林の名の示す通り広大な森林である。生大陸を横断する様に広がっており、そこには多種多様な動植物や魔物が生息している。この大森林の特徴はその広大さもさることながら大森林内の植物の異常な成長速度にある、その速度は道を通す上では大敵だが林業や果樹の栽培に利用することも出来る、その成長速度は植物によってばらつきがあるが樹木では平均300倍草花では平均30倍と言われているがあくまで平均の目安である。先に書いた様に大森林に道を作るのは植物に邪魔される為容易ではない、もし道を通す場合は先ず植物を取り除き、土属性の魔法で一枚岩を伸ばしていくことで道を作ることが出来る。だよ」

「いったいどこからコピペして来たんだよ」

お前そんな論文みたいな喋り方しないだろ、それに『先に書いた様に』って言っちゃってるからね。

「お兄ちゃん変な言いがかりはやめて欲しいんだよ。私はグリモアールにデータをコピーしただけでペーストは一回もしてって、イタイ、イタイんだよ。もっとグリッと来るんだよ」

いかん、つい凛がMなのを忘れて頭グリグリしてしまった。

「はぁー、なんだか無駄に長い説明だった割に今回の話で肝心な魔物の所がサラッと流されてたね。まー、大森林にはいっぱい魔物がいて狩っても狩っても出てくるから魔石には困らないんだよ。それに何度も言うけど全員が脳筋って言う訳ではないからね」

「それなら俺のいたフェル共和国よりよっぽど良いじゃないか、フェル共和国の貴族ってのは民なんて絞るものぐらいにしか思ってないクズ貴族ばっかりだぞ」

「うわー、そんな所絶対行きたくないんだよ」

絵に描いたようなクズ貴族がいっぱいいるってことか、俺も絶対行きたくないな。

「行かないほうが良いぞ、多分凛ちゃんが言ったらロリコンの貴族が凛ちゃんを強引に攫おうとして国が滅びるからな」

「フレイム、誰がロリコンの貴族に好かれるかもう一回言って欲しいんだよ」

「えっとだな……知らないのか…アレだよ……ほら…フェル共和国では異世界人をロリって言うんだぞ。つまりロリコンって言うのは異世界人しか愛せない特殊性壁のことだぞ」

フレイム、それは無理がありすぎるって。あと凛の目が完全に笑ってないからな、気をつけろよ。

「フレイム、私はロリコンの所の説明じゃなくて、誰がロリコンの貴族に好かれるかもう一回言って欲しいって言ったんだよ」

「凛さんです!」

見事な敬礼だな、海軍式とか陸軍式とかあるんだっけ?まあ良いや俺には違いが分かんないし。

「フレイム、私をどう思ってるか聞かせて欲しいんだよ」

「大人の女性です」

「次はないんだよ」

「ありがとうございます!以後気をつけます」

凄えへりくだってるな、そんなに怖かったのかな?あっそうだ、

《フレイムは【媚びる】を覚えた。

卑屈さが3上がった。

惨めさが2上がった。

プライドが1下がった。

哀しさが3上がった。

メンタルが4上がった。

フレイムは自分の嫌な汗を手に入れた》

「ひっ、久しぶりに話しかけて来たと思ったらそれは卑怯ね」

うん、少しは受けた様だ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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