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お国柄の違いって所か

零視点


全員解毒を終えて再度探索をするのだが一応フレイムに再度先頭で戦うか聞いておく、最もこの近くには気配を感じないからこの施設が相当でかくない限りこっからは戦闘はないと思うけどね。

「フレイム、また先頭で戦うか?一応俺の見立てだともう人は居なそうだけどね」

「1番戦闘力の低い俺が先頭とかどう考えても肉壁だよな」

「心配しなくてももう近くに人は居ないんだよ」

「それってもし敵が居たら零にも凛ちゃんにも見つからないレベルの手練れって事だよな」

それはそうだけどそれを言うとやる気はないが肉壁が合理的な結論にもなるんだがその辺は気づいてるんだろうか?

「そこまで言うなら誰も居ないって言ったのは俺だし、俺が先頭で行くよ」

「お兄ちゃん、気をつけるんだよ。人は居なくても罠はあるかも知れないんだよ」

「あー、負けた悪の組織なんだから爆発オチって可能性もあるんじゃないか」

ここは事務所の中だから罠はもうないんじゃないかな?機密保持と言う面から見れば自爆装置はあるかも知れないけどね。て言うか異世界にも爆発オチってあるんだな。

「まあ気をつけて進むよ。最悪自爆装置があっても凛に転移させて貰えば良いしな」

「なあ、なんで俺が先頭で行って時は『心配しなくてももう近くに人は居ないんだよ』とか無言だったのに零が先頭で行くってなったら心配されるんだ?」

「私にとってお兄ちゃんより大事な事はないんだよ」

「んー、別に深い意味はないかなー。偶然あのタイミングで思い付いただけだよ」

過去の俺はどこで凛の教育を間違えたんだろう、記憶がなくて分からないけど少なくとも甘やかし過ぎたのが良くなったのは確実だろうな。

「ほら、そう言う無駄話は後にするぞ。今は証拠を探す時間だ」

「分かったんだよ」

「まーそーだね」

「零も俺が先頭で戦ってる時に無駄話してたよな、確か地下施設がどうのって言ってなかった」

そう言えばそんな事を話してたな。

「まあとにかく俺が言いたのは先に進むぞってことだ」

「じゃあ無駄話してて良いのか?」

「そこはまあ臨機応変に対応して行くべきだろ」

なんか進めないな、まあ良いか強行で行っちゃおう。

「オイ、零ちょっと待てって、2人もなんも言わずについて行くなよ」

強行で行くのだからこの程度で止まったりはしないさっさと事務所を漁るとしよう。なんだか絵図らが泥棒みたいだな。そんな事を思いながら机の引き出しを開ける。

「あー、やっぱり空か、まあフレイムが机を飛ばした時に机の中身が飛び散らなかった時点でそんな予感はしていたがな」

「んー、それ以前に待ち構えられてた時点で拠点が引き払われていてもおかしくはないよね」

「これじゃあまた空振りだよ」

まだ探してない所もあるとは言え今の所なんも見つからないしこれから見つかる可能性も低いだろうな。しかも前回と違って次の目的地も分かってないから悪化したと言えるな、こうなったらもう捕まえた刺客たちが良い情報を持っているのを祈るしかないな。

「オイオイ、空振りってことはないだろ、今回だけで刺客を6人も捕まえたんだぞ」

「んー、問題はその刺客達がイドラ商会の情報をどれだけ持ってるかだね」

「それなら大丈夫ですよ、あいつらはイドラ商会のお抱えの暗殺者ですから。俺なんかより遥かにイドラ商会に詳しいはずですよ」

俺にはお抱えの暗殺者とかはよく分からんが裏社会に詳しいギルがそう言うならそうなのか?

「じゃあこいつら刺客を自警団につき出せば今回の騒動は一時停止って所か」

「うーん、そうだね。これ以上の情報がなければ手の出しようがないからね。んー、でもー。いや微妙かな〜」

「?なんか良い案でも思い付いたのか」

「いやー、まあ良い案かどうかは分かんないけど、この後説明する時に会う騎士団の人に直に言って見るってのはどうかなって思ってな」

騎士団か、うーんどうなんだろう?なんかそう言う頼みごとをするとそのままズルズルと関係を深められて逃げられなくなりそうだよな。でも

「そうだな、もともと犯罪組織を壊滅させるなんて仕事は国の仕事だし良いかもな」

「止めておけ。良いか騎士なんて脂肪の固まりを鎧に押し込んでる様な連中ばっかで使えないぞ」

「んー、確かにフェル共和国はそんな感じかも知れないけどカルホーン王国は違うよ」

フェル共和国の騎士はフレイムとジャミの見立てだと使えないみたいだだなそう言えばフェル共和国って貴族の力が強いんだっけ、

「そう言えばカルホーン王国は騎士団が強いんだっけ、フェル共和国の上層部は扱いやすい脳筋って言ってたよ」

「そーだねー、確かに脳筋な所があるね。でも今回は脳筋な所は扱いやすくてむしろありがたいんじゃないかな」

カルホーン王国の騎士は脳筋らしい。それで良いのかな、いや他国の上層部にまで扱いやすいとか言われる辺りだめだろうな。

「まあ言えそうなら言う、位の気持ちでいれば良いんじゃないか?」

「そーだね。出来たらやる、だめなら他を当たるって感じで良いと思うよ」

「空気を読んで黙ってたけどそもそも騎士団と会うってそんな話初耳なんだよ」

そう言えば言ってなかったっけ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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