本人は平気周りはダメ
凛視点
あれ?でも100年前だとシランは日本にいたはずだよ、それにこれだけなら特に問題はない様な気もするんだよ。て言うか根本的にジャミにシランの事って言ったけ?覚えてないんだよ。
「えーっと、読み終わったかな」
「読み終わったんだよ、でもそこまで気にするような内容には思えないんだよ」
「あー、傲慢の大罪の所に出ているシランって知り合いじゃないのか?」
あれ?シランとの関係ってどう言えば良いのかちょっと分からないんだよ、友達?仲間?執事?使い魔?
「私の……部下だよ?」
「えー、疑問形な上傲慢の大罪なのに部下なの」
「まあ、微妙な関係なんだよ、ともかく知り合いである事は確かだよ。それとシランの話だと別に大罪と性格は一致しないって話だよ、それに私の知り合いのエッジもよく働く割に怠惰の大罪だし、シランもなんだかんだ言っても色々やってくれるし少なくともあの2人は大罪と性格は一致してない事は確かだよ」
「ふーん、エッジとも知り合いなんだな」
エッジとの関係は簡単だよ。
「エッジはお隣さんだよ、あっ、今は違うから元お隣さんだよ」
「おー、なら尚の事話を聞くべきだ。あの書類によれば常闇の獣の出現を止めるのに大罪の悪魔が関わってる可能性があるって言う情報を常闇教が手に入れたって書いてある訳だ、しかも書類に書いてあるって事は常闇教はシランの事もエッジの事も知っていると言う事になる。えーつまり、シランとエッジが常闇教に襲われる可能性があるって事だ」
なんか説明が飛んだ気がするんだよ、でも言いたい事は分かったんだよ。この世界の宗教は無宗教が1番多いけどそれを除けば常闇教が一強であとは小さいのがちょこちょこあるぐらいだから常闇教は結構力のある組織だったはずだよ、だからシランとエッジが危ないって事だと思うんだよ。でも
「大罪の悪魔をどうするかは分からなかったみたいだし襲うとは限らないんだよ、それにその書類が100年前の物ならそれはないんだよ、て言うかその書類自体がおかしいんだよ。そもそも100年前にはシランはこの世界にいないんだよ、ここ最近の半年を除けばシランがこの世界にいたのは400年以上前だよ」
「あー、それは多分情報が古いだけ、あーいや、正確じゃないだけだな。なにせ悪魔の事なんて詳しい人間が少ないからな。多分400年以上前にどっかで情報を仕入れてそのまま続報がないから多分今もシランがいると思って書いてあるんだよ。あー、それとどうするか分かってなくても分かった時素早く実行出来るように捉えようとするはずだしこの100年で新しい続報を手に入れてる可能性もあるしな」
そうなって来るとちょっと面倒だよ、襲われてもシランは多分大丈夫だけど面倒ではあるんだよ。
「分かったんだよ、今後は気を付けて動くんだよ」
「あー、まあ最悪倒しちゃえば大丈夫だとは思うんだがな」
「数が多い上にばらけてるから倒すのも結構面倒だよ」
宗教と本格的に敵対すると言うのは面倒の極みだから避けたいんだよ、
「そう言えばなんだかんだで聞けてなかったけどシランの事ってジャミに言ってない気がするんだよ」
「んー、そうだなほとんど聞いてないな。あー、でもさっき『氷花ちゃんやシランにあったのもこの時』って言ってたろ、その後すぐにこの書類を見たらシランの名前があったんだ。普通なら大罪の悪魔なんて伝説みたいなのと知り合いは思わないんだけどまー、凛ちゃんだし、もしかしたらさっき言ったシランってのがこの書類に乗ってる大罪の悪魔のシランなんじゃないかなーと思ってな、それでまー聞いてみたら思った通り知り合いだった訳だ」
まさか『なんじゃないかなー』で呼ばれたとは思わなかったんだよ、まあ合ってたし良いんだよ。
「外れてたらどうするつもりだったのか気になるところではあるけど今は本題にもどるんだよ」
「あー、そう言えばイドラ商会の情報はまるっきりなかったな」
「本当だよ、もう探す所もないしお兄ちゃんに期待するしかないんだよ」
〜(合流中)〜
「おっ、凛にジャミさん、探索結果はどうだった?俺たちは古い地下道を見つけただけで特に収穫はなかったな」
うんうん、お兄ちゃんはやっぱり良いんだよ、じゃなくて探索結果だよ
「こっちも拷問部屋と常闇教の部屋は見つけたけど特に収穫はなかったんだよ」
「常闇教?なんであそこが出て来るんだ?まさかとは思うがイドラ商会に続いて常闇教も人身売買に関わってたのか」
「そう言うって事はそれなりにメジャーなのか?まあ俺は知らないんだけどな」
まあ来たばっかりのお兄ちゃんなら知らないのも無理はないんだよ。
〜(説明中)〜
「なんか違う情報が手に入ったな、でもイドラ商会の情報はなしか。……仕方ない、ギルに頼むか」
「その前にお昼ごはんを食べた方が良いんだよ」
「あー、凛ちゃんまさかとは思うが思うけどお弁当とか作ってないよね」
フフフ、私に抜かりはないんだよ。朝ごはんと一緒にお弁当を作ってお兄ちゃんに家庭的な所をアピールだよ。
「その不敵な笑みは、まさか全員分作って来たとか言わないよな」
「フレイムにしては察しが良いんだよ、そう朝ごはんを作る時にみんなの分のお弁当を作っておいたんだよ。もちろん氷花ちゃんやグリモアールやウロボロスちゃんの分も作ってあるんだよ」
あれ?なぜか雰囲気が落ち込んだ気がするんだよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。




