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意外な所で名前を聞く

今回は少し長く切りが悪目です。

凛視点


収穫があってからしばらく探索を続けると次の隠し部屋を見つけたんだよ。

「そこの木箱の裏にも隠し部屋があるんだよ」

「あー、またあんな部屋じゃないだろうな」

「そんな事は知らないんだよ、だけど見つけた以上は探索しない訳には行かないんだよ、それに多分だけど二カ所も拷問部屋はないと思うんだよ」

「まーそーだな、そうである事を切に願うよ。 んーーっと、この木箱重いな。よいしょっと、こんなもんかな」

そんなに重いものだと木箱の中身も気になるんだよ、でもとりあえず先に隠し部屋の中を確認しちゃうんだよ。

「それだけスペースがあれば十分だよ」

さて、今度はイドラ商会に関わる物が欲しいんだよ。そんな風に念じながらドアを開けようとするとドアには生意気にも魔法がかかってたんだよ。

「危なかったんだよ、まさか魔法がかかってるなんて思いもしなかったんだよ。でもまあこの程度余裕で解除できるんだよ」

「うーん、ドアに魔法?わざわざそんな事をするって事は期待できそうだな」

「まあ、入って見れば分かるんだよ、でもその前に他に怪しい物がないか調べるんだよ………良し、少なくとも魔法的な罠はないみたいだよ」

「あー、本当に魔法ってのは便利だな」

フフン、私の特技だから当然だよ。と心の内で思いながら調子に乗って勢いよくドアを開ける、

「ゴホッゲホッペッ、埃っぽいとか言うレベルじゃあないんだよ」

「プッ、スーハー。あー、大丈夫か?と言ってもただの埃みたいだし毒とかそう言う心配は無さそうだな」

「毒とかそう言う問題じゃないんだよ。あーもう最悪だよ、しかもこんなに埃だらけって事は使ってないって事だよ」

でもそれならなんで魔法なんて掛けてたのか分からないんだよ?

「んー、でも古い書類とかが残ってるかもよ」

そう言ってジャミが私の横を通って部屋に入って行くんだよ、私としてはここで待ってたい、と言うか埃を払いたいんだよ。いや払うんだよ………うん、大方取れたんだよ。

「いやー、これはちょっと想定外だね〜。凛ちゃん、ちょっとこっちに来てくれない」

「行きたくないんだよ」

「えー、意外と綺麗だよ。あー、それに多分来るべきだよ」

来るべき?そーっと中を伺うと机の前でジャミがなにかを読んでいるんだよ、それに確かに意外と綺麗だよ。

「分かったんだよ、で、それには一体どんな事が書いてあるのか聞きたいんだよ」

「えーと、そうだな。これは常闇教の演習リストだな」

「えっ、常闇教ってあの世界が化け物に滅ぼされるから戦う準備が必要だって言ってるあの面倒くさい常闇教?それに演習って一体なんの演習か分からないんだよ」

名前の割に世界が滅ぼされるって信じてる意外はまともな事言ってるんだよ。そう言えばシランが勇者の事を気にしてたしちょっと興味が出てきたんだよ。

「そーだな、最近勇者を召喚したらしい常闇教だ。あー、それと演習ってのは戦闘演習だな、やつらの言うところの世界を滅ぼす常闇の獣と戦うための準備としてやってたみたいだ、そしてもう1つ対大蛇の演習だな」

「内容は分かったんだよ、でもなんでそんな物がここにあるのかが分からないんだよ。あそこは一応真剣に世界を守ろうとしてる筈で人身売買組織と繋がりが有るとは思えないんだよ」

「あー、そうなんだよな、まー正直な所こっから先はただの推測だが多分合ってるはずだ。えー、まず第一に他の資料に書いてあったがウロボロスが欲しかったみたいだ、んーと、それから俺が前聞いた話だとこのラクタ村には常闇教の施設なんて100年近く前になくなったきりって話だ。そしてなくなった理由なんだがこれが謎でな急になくなったらしいんだ。でも事故があった大勢の人が死んだって噂があったらしい。まーつまり、この建物って100年近く前の常闇教の施設をイドラ商会が利用してるんだと思うんだよ、んで、この扉は魔法がかかってたから放置されてたんじゃないかな」

「うーん、扉の魔法なんてさっさとといた方が一部屋増えるし良いと思うんだよ」

「あー、それについてはあの魔法は凛ちゃんだから溶けたんだと思うぞ。こっちの資料にこの部屋は専門の者に魔法をかけてもらい厳重に施錠しておくってあるし、えーほらこっちの資料には特別な人以外出入り出来ない様にしてあるともあるよ」

どれどれ……本当だよ。

「あんな脆い魔法で厳重に施錠とは笑わせるんだよ」

「はぁー、まあ良いよ見せたい資料はこっちだし」

そう言ってジャミが机の上の資料をこっちに渡して来るので受け取って目を通す。えーと、なになに


常闇の獣出現における周期性から考えると約100年後に常闇の獣が出現する可能性が最も高い、そのため現状は周期性意外における常闇の獣の出現に備えると共に、危険性が高まる100年後の為に装備の拡充に注力するべきである。その内の1つとして蛇腹山の伝承にある神器を抑えたい、しかし〜(以下しばらくは蛇腹山の調査記録)〜結果としては未だ神器と思しきものは見つかっていない。

しかし興味深い石板を見つける事が出来た、それに書いていた事によるとどうやらこの大蛇が常闇の獣の先発隊に当たる存在の様なのだ、さらにもう1つ情報ではなんと常闇の獣の出現を止める事が出来ると書いてあったのだ、だが肝心なその部分は損傷が激しく大罪の悪魔としか読む事が出来なかった。だがその石板には2つ大きな矛盾点がある、1つ目は石板の文字が前文明の文字なのだ、つまり最低でも約2000年は昔の石板だと言うことになる、だが大蛇の伝承によると大蛇が暴れたのは約900年前と成っているのだ。その上もしこの大蛇が常闇の獣の先発隊だとすると既に約900年前には既に先発隊が来ていると言う事になる、しかしこの1000年間に常闇の獣が出たと言う報告は一度も無い。

総評としては神器の情報はほぼなし、石板を見つけるもその内容はいささか怪しい所が多い、と言った所である。最後に参考として現在分かっている大罪悪魔を書いておく。

・暴食:不明

・色欲:マイ

・強欲:不明

・憤怒:ボルガ

・怠惰:エッジ

・傲慢:シラン

・嫉妬:不明


あはは、シランは有名人だよ、いや有名悪魔だようん、とにかく落ち着くんだよ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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