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人の趣味は十人十色

フレイム視点


さて、無駄話はこれぐらいにしてさっさと探索するか、とは言っても。

「やっぱりなんもないな」

「そう思ってるから見つからないんだよ、現に俺は一個見つけたぞ」

「ん?なんか拾ってたっけ?」

2人と別れてしばらくしてから零にみんなの事をどう思ってるかを聞いてその話が終わって今に至るんだからなんかを見つける様な暇はなかったと思うんだが。

「拾える物じゃないからな、ちょっと離れてろ……行くぞ」

なにかするつもりの様なので離れると、零がかけ声と共に刀を振った、と言うか俺には見えなかったが振ったんだと思う。まあ正直言って零の振った刀が見えない事なんて今に始まった事じゃないしそこは良いんだ。だけどどうしても言いたい事が1つある。

「なあ、刀を振って床が切れた、そしてここの下には空間があってそこに落ちた。ここまでは良い、零が見つけたのはこの空間でそれをってとり早く見せるために床を切ったんだろ、ここまでも良いんだ拾えるものじゃないって意味も分かるしな。だがな1つだけどうしても聞きたい事があるどうして床が綺麗な円形に切れてるんだ」

「そうだな……まあ一言で言うと、俺の世界での床や壁を切って進む時のお約束みたいなもんだ。あっそうだこれも言わないとな。また、つまら」

「そう言う事じゃなくてだな、どうやったらこんなに綺麗に丸く切れるんだよ」

「ああ、そういう方か。まあそうだな、綺麗に突きを並べていく感じだな。あとせっかくのセリフに被せるのはやめろよ」

どんだけ無駄な技術使ってるんだよ。

「はぁ、まあお前が床を丸く切り抜くのにどんだけ無駄な熱意を掛けてるかは分かったよ」

「それじゃあ聞きたい事も聞けた様だし中を見て行くか」

零はそう言って速攻で飛び込んでしまった。

「おい、少しは罠とか……どうせ真っ二つだろうし言うだけ無駄か……はぁ行こ」

ああ言うのが正しく心配するだけ無駄って事なんだろうな。そんな事を考えながら飛び込むとそこは埃っぽい場所で地下道の様だった。

「これは外れっぽいな、どう見ても部屋じゃなくて地下通路だ。しかも最近使われた形跡すらないと来てる」

「そうだな、最悪上の施設とはなんの関係も無いんじゃないか」

「それは本当に最悪だな。どうする、長そうな上灯りもないが突き当たりまで行くか?」

「行かないに決まってるだろ。それより、さっさと出ようこんな埃っぽい場所にいたくない」

そう言って上の元の部屋まで飛び上がると続いて零も出てきた。

「隠し部屋だと思ったから結構期待してたんだがな、まさか地下通路だとはついてないな」

「まあ1つでも見つかって良かったろ、最悪ギルの言う事務所がダメでもここをたどれば良い。それに俺なんてまだなんも見つけてないぞ」

「まあまだまだ探索する所もあるし俺もフレイムもなんか見つけられるだろ」

「だと良いがな、所でどうやって下に空間があるなんて分かったんだ?」

「月並みな答えだが足音だな」

「俺には出来そうもないな、まあ普通に目で探すか」

そう言って探索を再開した。


〜(探索中)〜


なんもなかった。この調子じゃ向こうも何も見つかってなさそうだな。


凛視点


探索だろうとなんだろうと私の売りは変わらず魔法なんだよ。

「見つけたんだよ、あの本棚の裏に隠し部屋があるんだよ」

「あー、魔法ってのはなんでもありだね」

「まあ属性の問題こそあるけどイメージだから思いつく限りの事が出来るんだよ」

そんな事を言いなが本棚に近づくが、場所は分かるのだが入り方が分からないんだよ。

「壊せば良いのでは?」

《それだとどっかの脳筋(アヤメ)みたいで嫌なんだよ》

「んーーよっと。おー、流石凛ちゃん」

横から押すだけで良いなんて聞いてないんだよ。それに危なかったんだよ、あと数秒ジャミが本棚を押すのが遅かったら『色の違う本を引くんだよ』とか『隙間にハマる本を探すんだよ』とか言う所だったんだよ。

「おーい、大丈夫?」

「大丈夫だよ。さあ部屋に入るんだよ」

ちょっとぼーっとしすぎたんだよ。ここは率先してドアを開けてドアの向こうのインパクトで誤魔化すんだよ。

「これは……拷問部屋だよ」

「うわー、これは引くなー」

こんな道具でお兄ちゃんに攻められたら……良いんだよ、すごく良いんだよ。

「あー、凛ちゃん、鞭持って恍惚とするのはやめたほうが良いよ。まー、確かにここはマゾが喜びそうな物がいっぱいだけどそれを表に出すのはやめたほうが良いよ」

「全部持って帰りたい所だけど、自重して各1セットずつと予備を私用として持って帰りたいんだよ」

「いやー、やめようよ。木崎が泣くよ。それに各1セットずつと予備って全く持って自重してないからね、むしろ被りをなくした分図々しとさえ言えるよ」

お兄ちゃんはこのぐらいじゃあ泣かないんだよ、いやでも全部出したらもしたら泣くような気もしなくはないんだよ。

「多分大丈夫だよ、手早く回収するから少し待ってて欲しいんだよ」

「んー、まあそれで良いなら待つよ。あとで検問とかに引っかかっても知らないよ」

検問ぐらい収納空間にしまっておけば問題ないんだよ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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