二人組作ってー
零視点
イドラ商会を倒す方法か、うーん。やっぱりイドラ商会が表でも権力があるのが面倒だよな、それに結局次どこに行けば良いのか決まらなかったしな。ん?そう言えばなんでギルはサイガル石を隠したんだ?
「なあ、なんでサイガル石を隠そうとしたんだ。それともそれ以外の質問にも素直に答えてないのかな」
「そんな事はないです。サイガル石は、その、ちょっと入手経路が特殊でして話す訳には行かなかったんです」
「入手経路が特殊?普通に殺し屋として殺した相手が持っていたんじゃないのか」
「いえ、これは依頼で渡された物で次に会う時までも持っているのが依頼なんです」
訳分かんない依頼だな、まあ今回の事とは関係無いか、
「んー、要するに依頼だから隠しておきたかったて事なんだから以外と余裕があるんだね、じゃあ木崎。あとはよろしく」
「あっ、成る程そう言う見方もあるな、それじゃあ始めるか。あと治療は頼むよ」
〜(激しくお仕置き&ジャミさんによる治療を5セット)〜
「それじゃあもう一度尋問を始めようか。前行った事に補足すべき所とか訂正するべき所があるんじゃないか」
「はい、ラクタ村にあるイドラ商会の施設をもう1つ知っています。今回の仕事の依頼を受けた場所です。どんな施設か正確には分からないですが見た感じだと事務所みたいな感じでした。俺が口を割っても場所を説明できない様に通された時に散々回り道をさせられたので口で言うのは難しいですが道は覚えてるので言われればいつでも案内します」
「おっ、事務所なら大当たりじゃねーか」
フレイムの言う通り本当に事務所なら良い書類が手に入りそうだな、でもギルに仕事を頼む時にわざわざ事務所に連れて行く必要ってない様な気がするんだが、
「なあ、罠って可能性はないか?」
「そうですね、そう言われてみるとなんでわざわざ事務所に行かされたのか分からないですね。でももう俺が隠してた情報はこれぐらいしかありません」
「うーん、どっちにしろ行くしかないね」
はぁ、罠っぽい所に行くのは気が進まないけどそれしかないか。
「そうだよ。お兄ちゃんもしかしたらここをもっと調べてみたら何か情報が見つかるかも知れないんだよ」
「それもそうだな、情報原がギルだけってのもなんだしここをもっと調べてみるのも良いかもな」
「おー、でも残ってるかなここまでもぬけの殻だった訳だしないんじゃない」
ジャミさん、それを言ったらダメだって、凛がショック受けちゃうから。
「えっと、観測しなければ確定しないってシュレディンガーさんも言ってるんだよ」
「シュレディンガーさんって誰だよ」
なんで量子力学に行っちゃったんだ、それに異世界でシュレディンガーの猫は通じないだろ。って言うかふと思ったんだけどこの世界ってどんぐらい科学法則が生きてるんだ?少なくとも俺の移動速度って音速は超えてると思うんだけど衝撃波とか出てないしファンタジー世界ではやっぱり物理法則は息をしてないのが普通なのかな。おっと考えが逸れたな。
「凛、それはいくらなんでも強引すぎるぞ。あとフレイムはあとで空き地な。軽く訓練しよう、もしかしたら手が滑っちゃうかも知れないがジャミさんがいるから大丈夫だ問題ない」
「なんで俺なんだよ、最初に否定したのはジャミだろ」
「ジャミさんの指摘はともかく、フレイムの『シュレディンガーさんって誰だよ』は要らないだろ」
「いや、俺。シュレディンガーさん知らないし、ジャミさんもきっと知らないって。オイ目を反らすなこっちを見ろ」
まあジャミさんも知らないだろうけどね、別に凛の気を紛らわせたかっただけだし本気でしめる気はない、4割ぐらいはあるがな。何より凛は未だに不安定な所があるから気をつけないと。
「ほら、冗談はこれぐらいにして調べるぞ。ギル、お前は逃げるなよ」
「本当に冗談だったか?半分くらいは本気だった様な気がしたぞ」
「惜しいんだよフレイム、今のお兄ちゃんの感じだと4割ぐらいは本気だったんだよ」
「さすが凛。大正解だ」
良く見てるな、
「あー、結局調べるんだ」
「まあ、探してみたらなにかみつかるかも知れないだろ」
「まー、そー言えばそーなんだけどねー」
ジャミさんの嫌々さ加減が凄いな、
「じゃあジャミさんはここでギルを見張っててよ、そしたら俺と凛とフレイムで軽く調べて来るから」
「んー、あっ。そうだギルは縛っておけば良いんだし、それにもしかしたら襲われるかも知れないから2人一組で調べよう。組み分けは俺と木崎、凛ちゃんとフレイムでいいだろ」
ジャミさん、この非常時にそう言う火にガソリンを突っ込む様な真似は止めようよ。
「その案採用だよ、でも戦力は集中させるべきだよ。つまり私はお兄ちゃんと一緒に行くんだよ」
「いーや、今は戦力を集中させるより均等に分散させるべきだね」
やっぱり派手に燃えたな。うん、ジャミさんが言い始めた頃から察してた。
「戦力の逐次投入は愚策なんだよ」
「んー、必ずしもそうとは限らないよね、策は柔軟に練らないと」
「お前らなんだかんだ言って零と一緒にいたいだけだろ」
フレイム、蛮勇ではあるがその勇気は尊敬するよ。
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