俺は良いの、でもお前はダメ
最近まるで主人公が出てこない、さらにあと数話は出て来ないですね。でもストーリーは進んでますから許して下さい。
今回は説明回に成ってます。
アヤメ視点
あの親子はなにを目指してるの?世界征服?
「混乱しているみたいだな、まあ無理もない話だが取り敢えず落ち着いた方が良いんじゃないか」
《そうだね、それにあのロリの事だから高確率で零君の居場所を知ってるよ、頭脳派の私の頭が言うんだから間違いない》
「ふーん、根拠はなんだ」
なんだかものゴールドがすごく興味なさそうなんだけど。
《私の勘だね。うん、とっても論理的》
「そう言うのを世間一般では非論理的って言うと思ったんだがな」
そんな事より今は大銅貨4枚かな?って言うかこの国がロリの国なら別に払わなくて良い気がしてきた。
「ロウさん、どうやったら凛に会えるでしょうか」
「うむ、試しに王城に行ってみるか。いれば会えるはずだ」
「王城にいなかったらどうなるんですか?」
そう言うと少し考えてから、
「おそらく、出直すしかないな」
「予約とか取れないんですか」
「人間の国なら可能だろうがここは魔大陸、気性の荒いものが多く力に従うのが習わしだ。つまりなにが言いたいかと言うと、国と銘打ってるが人間の言う国とはかなり違う」
ああ、ロウさんって説明するのが苦手なんだね、まあおおよそ見た目どうりだけどそれじゃ困るよ。
「あの、主任。異世界人のアヤメ様にそれじゃあ分かりにくいと思いますよ」
ナイス受付嬢さん。
「そうですね。出来ればもう少ししっかりとお願いしたいです」
「分かりました。まずですね、今いるこの大陸が魔大陸です、魔大陸には少数の人間と多くの知性を持った魔物がいます。そしてもう一つ大陸があってそれが生大陸です、生大陸には多くの人間とごく僅かの知性を持った魔物がいます、違う大陸に住んでるのは仲が悪いと言うよりは住み分です人と魔物の価値観の違いですね。ここまでは良いですか?」
ふむ、ゴールド分かってるはずだ。でもこれだけは聞いておきたい、
「ゴブリン討伐って大丈夫なんですか?」
「もちろん大丈夫ですよ。外にいる魔物はほとんど全て知性のない魔物なので外にいる旅人とか商人を襲わなければ大丈夫です。知性の基準とかどうしてそう言う差があるのかとか聞かれたら困る所ですが。まあ素人レベルで言うなら服装と話が通じるか通じないか程度で問題ないと思いますよ、専門家に言わせたら文句を付けられそうですがね」
うーん、話の通じない襲ってくるのは切ってよしって感じかな。
「分かりました。大丈夫です」
「では次に行きますね。この魔大陸は先ほど主任が言った通り戦闘力の高い者に従う者が一定数いるんです。そうですね、一言で言うと荒れてると言うのが適切でしょうか?そのためアヤメ様が思う様な統治体制ではないんです。魔大陸に置いて王というのはその辺で1番強い者の事でその一帯に『この辺で暴れると王が怒る』と睨みを効かせる為にいます、ですからどこにいるという事が分かってると『今はいないから暴れられる』と思う輩が出てくるので王がどこにいるかは伏せられる訳です。そして面会予約などがあったら『面会してる間に暴れられる』と思う輩を出さない為にも面会予約はありません。分かってもらえましたか?」
えっと、つまり?
「普通に軍隊を組んだりしたんじゃダメなの」
「魔物は種族による強さの差が激しいと言うのもありますが、なにより徒党を組んで倒したのでは『1人ずつ倒せば行けるな』と思うのが出てくるんです」
えー、なんと言う面倒臭さ。
「そう言う血の気の多い奴らを全員倒すってのは?」
「その、今まで主任に気を使ってましたがもう正直に言いますよ徒党を組むとドラゴンが『魔物としての誇りのないやつだ』と襲ってきます。……群れで」
えっと、どう言う事。
「完結に言います。ドラゴンが襲って来るから軍隊はムリ、『お前ら群れできてるよね』と言っても『我らは龍の血族」とか言って聞く耳持たないからムリ。だから個として戦力に優れる者に頼るしかない。あとついでに王がいないと悪魔が『俺がトップに立つ』って暴れます」
「うむ、……彼らも悪気はないはずだ。多分」
住み分けじゃなくて追い出されたんじゃないかな?て言うかドラゴンのロウさんまで多分って言っちゃったよ。でも
「少し前まで隣のエッジ帝国は悪魔が王だったはずだけど?」
「王は『力こそ全て』な悪魔を抑えるのが目的なので悪魔だろうがドラゴンだろうが構わないんですよ」
「まあ、悪魔は上に立ってる分には静かだから問題ない訳だ」
要するに纏めると、
《ゴールド、纏めるとどうなるの?》
「ハァー、そんなこったろうと思ったがな、つまり
・数の力で王になるとドラゴンが来る
・王がいないと悪魔が王を目指して暴れ出す
・王が少しでもいないと分かれば直ぐに悪魔が王を目指して暴れ出す
・悪魔にしろドラゴンにしろ強い者が王になれば静かになる
って訳だ。分かったか」
うん。分かったよ。要するに
「民度が低いんだね」
「うっ、否定できん。一応言っておくが私は違うからな」
「悪魔とドラゴンの、ですがね」
「まあそうなんだが一応ドラゴンの前だぞ」
まあ理由は分かったしあのロリに会いに行こう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。




