表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/329

セキュリティはしっかりと

最後まで読んで頂けたら幸いです。

時は遡り

フレイム視点


凛ちゃんに真っ白な空間から追い出されると、そこは空き地だった。

「んー?なんで1人なの」

「うおっ、ビックリした。なんだジャミかよ、驚かすな」

いきなり後ろから話しかけられて心臓が止まるかと思ったぞ、ついさっきまでの超次元兄妹喧嘩のせいで俺の心臓はネズミ並みなんだ。もっともそんなかっこ悪い事を教える気は毛頭ないがな。

「えー、そんなに驚くような事じゃないよね。あー、もしかして木崎と凛ちゃんの戦闘で臆病になってるんじゃない」

「そんな事ある訳ないだろ、俺はこれまで冒険者として様々な修羅場を潜り抜けて来たんだ。今さら兄妹喧嘩程度で臆病になる訳ないだろ」

「いやー、強がるならそのガクガクしてるひざと『ヤバいこのままじゃ死ぬ』って顔をどうにかした方が良いよ」

まさかひざがガクガクしてるなんて事は、、、あるね。顔は青いね。

「いや、きっとお前もあの場にいたらこうなるから。とく最後の目の前に凛ちゃんが落ちて来る所とか過去の光景がフラッシュバックしたんだからな。あれ絶対死ぬ間際に見える走馬灯だって」

「えー、幽霊になってはいないから死んではいないよ、それにあの2人の腕前ならそんなミスはしないって」

「そう言う問題じゃない。近くを自分を余裕で消し炭にする様な攻撃が飛び交うんだぞ、臆病にもなる」

なんだかジャミは生暖かい眼差しでこちらを見ている。

「とにかく。零達はしばらく帰って来ないから先にみんなを自警団の詰所に連れてくぞ。なんだかんだで時間かかっちまったからな、急ぐぞ」

そう言って助けたみんなの元へ向かおうとすると、

「ねー、なんでしばらく帰って来ないの?」

とジャミに呼び止められる。そう言えばまだ説明してなかったな

「それはな、凛ちゃんが零を監禁したからだ」

「えー、ちょっと意味が分からない」

「まあ死ぬ事はないし放っておけば帰ってくるから気にする事はない」

帰って来るよな?あのままあの空間で一生ただれた生活とかないよな。『帰って来る』って言った以上帰って来なかったらジャミに何されるかわかったもんじゃないぞ。

「うーん、まあそう言うならあの人達を連れて行こうか」

「ああ、行くぞ」

そう言って今度こそみんなの元に向かった。


「ああ、フレイムさん話しは終わりましたか?あれ、その大剣は」

しまった。ディアレストを取り戻した経緯を素直に『パーティーメンバーの妹の従者が持っててそれを頼み込んで貰った』なんて言ったらがっかりされるよな。あっ、でもそんな細かく言わなきゃ良い事か。

「話しは問題なく終わった。この大剣はうまく取り戻せたんだ。それでこれからの事なんだが、お前達を自警団に保護してもらうために自警団の詰所に行こうと思うんだがどうだろう?」

「えっと、自警団はちゃんと保護してくれんでしょうか?」

さすがにこの裏組織に囚われていると言う情報じゃあ動かないけど実際に被害者が行けば問題なく保護してくれるはずだ。

「事情は聞かれるとは思うけど保護はちゃんとしてくれるはずだ」

「分かりました。行ってみないと始まりませんよね」

そう言って気丈に振る舞っているが、多分彼女の住んでた所の自警団はろくな物ではなかったのだろう。

「大丈夫だ。保護してくれなくても俺が守ってみせる」

ジャミの『何言ってんのこいつ』的な視線とみんなの『さすがフレイムさん』的な視線が突き刺さる。と言うかジャミは困ってる人がいるんだから助けたいと思はないのか?

「ありがとうございます。これで怖いものはありませんね」

「「「「ありがとうございます」」」」

「さあ行くぞ。と言っても表通りを歩いて行くだけだがな、とは言えもしかしたらなり振り構わず来るかも知れない、気をつけて行くぞ」

ジャミの『ダメだコリャ』と言わんばかりの雰囲気を感じながら俺達は自警団の詰所に向かった。



アヤメ視点


よし、今度こそちゃんとした街だ。クレーターじゃない。しかも壁に囲まれている辺り防犯意識の高い人達が住んでいるに違いない。きっと下手に声をかけて入ろうとしたら警備員に連れて行かれてしまうだろう。だから最初の挨拶が重要だ。

「あー、今日は、今にも世界が終わりそうなどんよりした空ですね」

「何言ってんだ」

《不審者として捕まらないための挨拶の練習》

「本当に何やってんだ。そんな事言う方が怪しいに決まってるだろ。それに『今にも世界が終わりそうなどんよりした空ですね』ってなんだよ」

ん?いつの間にか晴れてるなんて事は無いしやっぱり未だにどんよりした空なんだけどもしかして幻覚なのかな?

《うーん、やっぱりRPGの魔王城の空みたいなどんよりした空にしか見えないよ》

「そう言う事じゃねー、この空模様なら天気以外に触れるべき所は無いのかよ」

《なるほど、じゃあ『イケメンだね、カッコ良いよ』とかはどう?》

女だったらどうしよう。

「、、、まあいい、それで『不審者として捕まらないための挨拶』ってのはなんなんだ」

《それはあの防犯意識の高いあの街に入るためだよ》

「なんで防犯意識が高いなんて分かるんだ?」

フッ、これが頭脳派とそうでない物の違いだね。

「まさかとは思うが城壁を見て言ってるのか」

《お〜、さすがゴールド。その通りだよ》

「十中八九違うからさっさと行くぞ」

そんな事はないと思うんだけどな、まあいいや。完璧な挨拶も思いついたし問題ないでしょ。

少し聞きたいんですがこの小説は1話だいたい2000文字なんですが長さはこんな物で良いでしょうか?要望があれば出来るだけ答えていきたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ