表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/329

「〜だよ」と「〜ね」を合わせて「〜だよね」

最後まで読んで頂けたら幸いです。

凛視点(夢)


「今日は私の16歳の誕生日だよ。つまりお兄ちゃんと結婚出来る年齢になったという事だよ」

「凛ちゃん。年齢の前に兄妹で結婚は違法ね。と言うかそんな事を言いにわざわざ朝5時からこんな所まで来たね」

まあそれもそうだけど本題はちょっと違うんだよ。

「もう一つちゃんと用事があるんだよ、お兄ちゃんと私の結婚式に呼びに来たんだよ」

「その結婚式、ちゃんと零君に話は通ってるね?と言うか本格的に翔子さんに殺されかねないね」

「お母さんは頭が固すぎるんだよ、兄妹どころか従兄弟でもダメとかおかしいんだよ」

そう言うと氷花ちゃんはなぜかこめかみを押さえて、

「どこから突っ込めば良いのかわからないね、後どのくらいで零君は来るね?」

「今日はお兄ちゃんが誕生日プレゼントと結婚指輪を用意してから来るはずだから少し遅くなるはずだよ、あとは式場の準備だよ」

「今から準備するね?いろいろ正気とは思えないね」

なんかそう言われると違和感があるような気がするんだよ。こうなんだろう。なんか16歳を超えて20歳ぐらいに成ってる様な気がするよ。て言うかあれだ地球じゃなくて異世界に行ったはずだよ。

「なるほど、これは夢なんだよ」

「お〜、なるほどね。ってどっちの夢ね」

「もちろんこんな良い状況なんだから私の夢だよ」

完璧に思い出したよ。私はお兄ちゃんの腕の中で寝てるんだよ。どうしよう起きたい気持ちとこのまま最後まで行きたい気持ちがあるんだよ。

「じゃあ邪魔者はログアウトするね」

「少し待つんだよ、このままだと3人っきりの結婚式になっちゃうんだよ。結婚式に呼びに来たのは来る人が誰もいなかったから頼みたかったんだよ。だいたいにしてログアウトとかふざけてるよ」

「いやー、だって夢とバレるとしらけるんだよ」

なんかこいつ演技を止めやがったよ。

「『しらけるんだよ』じゃないないんだよ、しかもそのしゃべり方はなんなんだよ。どっちが話してるか分からなくなって混乱するんだよ」

「どっちが話してるも何もこれは夢なんだよ、言わば一人芝居なんだよ、つまり残念ながら誰とも話してないんだよ」

哲学的になってきたんだよ、て言うかせっかくの夢が台無しなんだよ。こうなったら私もログアウトするよ。

「ログアウトってどうやれば出来るのか教えるんだよ」

「教えてもらうのにその態度はどうかと思うんだよ」

こいつうざいんだよ。

「だいたいにして寂しいやつだよ、友達が氷花ちゃんしかいないとかふざけてるよ」

なんでニヤけながら言うんだよ。

「それに夢の中では威勢が良くても現実じゃあ、零君抱っこされてるだけだよね」

ん?

「それに愛するなんて私も言われた事ないね」

あれ?

「そしてn」ガシッ

「何をするね、いきなり頭を鷲掴みにするなんてひどいね凛ちゃん。あっ」

「そんなんだからお兄ちゃんにドジッ子なんて思われるんだよ。なんでこんな事をやってるのか教えて欲しいんだよ」

こいつ本物なんだよ。

「う〜、凛ちゃんが悪いね。疲れてるみたいだったから少し理想の夢が見られるようにしたら零君とやばい事を始めようとするから理想の中から少しはマトモなのを探すのに私がどれだけ苦労をしたと思うね、しかも始まったら突っ込みどころ満載の内容とかいじわるの一つもしたくなるね」

なんかそう言われると悪い気がしてきたんだよ。でも、

「氷花ちゃん、人の夢に勝手に押しかけるのはどうかと思うんだよ。でも私の事を思って行動してくれたのは嬉しいんだよ」

「そ、そうね、良かったら続きを見せるね」

あっ、照れてるんだよ、こう言う可愛い所見ると少し心配になるんだよ。

「いや、良いんだよ。でも本当に良いのか心配になるんだよ」

「そんな心配する事はないね。所詮私は【人化】しても化けてるだけで結ばれるなんてありえないね、そう言えば謝らないといけない事があるね。私が零君を凛ちゃんに託した理由はもちろん覚えてるね」

「当然覚えてるんだよ、零君の事が好きで不老になれる可能性があるからだよ」

さすがにそんな大事な事を忘れたりはしない。

「その条件を満たせる人がもう1人増えたね」

「えっ、嘘なんだよ」

「残念ながら本当ね。さっき会ったジャミさんね」

どうしたら良いのか分からなくなってきたんだよ、うーん。あっ

「問題ないんだよ」

「えっ、もっと怒られるかと思ってたね」

「フフフ、そう簡単にお兄ちゃんは落とせない事はこの私が誰よりも知ってるんだよ。つまり、ポッと出のやつにお兄ちゃんを奪われる訳がない」

そうだよ、どうせお兄ちゃんの事だから『どうしたら良いんだよ』とか思ってるに違いなんだよ。

「確かに零君は女性関係に興味が薄いね」

「うん、それより今更なんだけどどうやって夢に干渉してるのか分からないんだよ」

「これは、『零君が疲れてるなら良い夢でも見せられないものかな』って言ったらグリモアールが『良いですね、ちょっと特殊な魔法ですが都合が良いものがありますよ。氷花様少し協力して貰えますか?』って言われて『もちろんね』って答えたら気付いたら夢の中に入れられてたね」

ああ、つまりグリモアールが精神系の魔法で私の夢の中に氷花ちゃんを入れたんだよ。本来なら支配権の取り合いになるんだけど氷花ちゃんが私の理想をやったせいで起きなかったのかな?その辺は微妙なんだよ。

「まあだいたいは分かったんだよ。それじゃあ起きようと思えば起きれるんだよ」

さて、スッキリ起きてお兄ちゃんに甘えるんだよ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ