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女王様って言うと変態臭がする

最後まで読んで頂けると幸いです。

「正直な話をしてしまえば異世界転移はできる人が少ないので研究は進んでいないのですがその分新しい発見をする可能性が多くあるとも言えます。それではどうやったら過去に戻る事が出来ると思いますか?」

やばいなこのままだとグリモアール先生の魔法教室が止まらないよ。とにかくちゃんと答えないと『ぜんぜん理解出来ていませんね』とか言われて降り出しに戻りそうだしよく考えろ、ん?考えなくてもさっき言われたよな『あるいは零様なら過去の地球に行けるかも知れませんね。確か記憶喪失なのでしょう』ってと言う事は、

「零君にさっき記憶喪失だから過去に行けるって言ってたね」

氷花ー、それを言われたら俺はどうすれば良いんだ。

「そうですね。そもそもその世界に対するイメージが異世界転移で過去に行けない原因ですからその世界に関する一切の記憶がなければ可能です。ただしそんな赤子同然の者にどうやって魔法を使わせるのか?また、どうやって元の世界に戻るのか?などの問題がありますね」

考えろ。いや、こう言うのはシンプルで良いんだ。

「思いとか潜在意識の影響が出ない様に発動すれば良いんじゃないか?」

「そうですね。それが可能ならば1番簡単ですね。ほかにも、行き帰りで別の人が異世界転移を行う方法などが考えられます。具体的には先ず異世界転移をして、その異世界から元の世界に戻る時に現地の人に転移させてもらえば異世界のイメージがないため過去に戻れると考えました。しかしこれはうまくいきませんでした、なぜなら異世界転移は自分で発動して自分が異世界転移する事しか出来なかったからです」

ん?

「なあ氷花。俺がこの世界に来た時は氷花に異世界転移させて貰ったと思ったんだが、違ったっけ?」

「そうね。でも私が零君と一緒に異世界転移出来たのは零君が私の所持者だからね。他の他人に異世界転移はかけられないね」

「なるほど!所持者とならば一緒に異世界転移出来るのですね。なるほど勉強になります。という事は私も可能ですね。ぜひやってみたいですね、でも凛様を放置する気は起きませんし、うーーん困りました」

「素直に凛の寿命を待てば良いんじゃないのか?」

凛は人だからあとどんなに長く見積もってもあと100年ないと思うんだが、

「凛様は【吸血鬼化】のスキルがありますから不老なんですよ、まあ私にも寿命なんてありませんがね」

「えっ、じゃあ【鴉化】で寿命がカラス並みになってるって事もあり得るのか?」

カラスの寿命ってどの位だよ。ツルは千年って言うけどカラスは?万年?

「心配ないね、私の能力の【再生】があるから老化しても再生するから零君も不老だね」

「安心したよ。カラスの寿命は知らないけどそんなに長くなさそうだしな」

「それは良かったです。正直な所零様が死んだ時に凛様がどんな反応をされるか分かりませんがろくな事にならないのは確実ですからね」

それは確かにそうだな、もし俺が死んだ時凛に『あっそうなんだよ。清々したんだよ』とか言われたら2度死ぬ自信があるしな。あれ?これもしかして上手く魔法から話をそらせたんじゃないか。

「そう言えばグリモアールは凛ちゃんとどうやって出会ったね?」

「そう言えば言ってませんでしたね。凛様と出会ったのは6カ月ほど前ですね」

「6カ月前って事は凛がこっちの世界に来たばっかの頃か」

俺に会うのが半年振りって言ってたからな。

「そうですね、と言うか正にこの世界に来て直ぐですね。その時私は魔大陸のラク王国に国宝としていたんです、因みに私の名前を誰も知らなかった事と、資質のない輩が持った時は吸い殺していたので『死の本』と呼ばれていました」

「吸い殺すってどんな殺し方だよ」

「知識と魔力を全部吸うだけです」

怖っ、そりゃあ『死の本』なんて呼び名が付くはずだ。

「私ならそっと魂抜いてGにでも突っ込んでやるね」

もっと怖い人がいた。

「話が逸れましたね。とにかく私は国宝をしていたた訳です。そんなある日、城に挑戦者として凛様が来ました。ラク王国では最も強い者が王となり統治をしていた、と言って良いのでしょうかね?はっきり言ってしまうと基本的に魔大陸には人が思うような政治と言うのはないので統治と言うのが正しいかは微妙ですが。まあ今は置いておきましょう。とにかく凛様がラク王城に王になる為に来たんです」

えっ、この世界に来て直ぐに国取りなんて何考えてるんだ?まあそれは本人に聞くか。

「まあさっきも言った通り強い者がラク王になるので凛様と当時のラク王が戦って凛様がラク女王になった訳です。その後ラク王国の国宝である私と凛様が出会ってそこで私が凛様の魔法の才能に惚れ込み今に至るいう訳です。もちろん他にも色々と凛様の事が気に入ったのもあるんですけどね」

そうか。なんかグリモアールとの出会いより衝撃的事実が発覚したけど俺はどうしたら良いんだろう?今度から女王様って呼んだほうが良いのかな?いや、変態みたいだからやめよう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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