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酒は飲んでも呑まれるな

遅くなってすいません。明日も遅くなりそうです。

オレンジジュースは美味しかったがフレイムの行方に関しては大した情報は無かった。

「『取り戻すぞ』か、一体どこに行ったんだ」

「これで宿だったらブチ切れるね」

「いやー、飲んだ量からしたら宿で爆睡を通りこして永眠もあり得る量だぞ」

そんな事になってれば間違いなく騒ぎになってるからないと思うが。

「原点、回帰、カラスの、場所」

「えー、あんな所行って襲われたらいやだよ」

「俺もそんな物騒な所になんの確信もなく行きたくないな」

「私も汚い所はいやね」

まあ、試しにもう一回カラスと視界共有して見る。

「あっ、フレイムいた」

しかも裏路地を1.2.3.4.5.6、6人で走ってる。


少し時は遡り

フレイム視点


「ふう、これで全員か?」

ワラワラと集まって来たここの警備の連中を全員倒し一息つく、警備の中には明らかにチンピラ見たいな連中が多くここが非合法な場所である事はほぼ間違いないだろう。

「ウプッ、気持ちわり〜、二日酔いの最中に戦闘なんかするもんじゃねーな」

【気配探知】によるとここには俺以外に5人捕まっているな。4人は纏まっててもう1人は1人だけの牢屋だ。

「助けるか?もしかしたらディアレストの場所とか知ってるかも知れないし、それは知らなくても出口は知ってるかも知れないし」

ヤバそうなやつだったらスルーしよう。そんな事を考えながら1人の気配のする牢屋に向かうと、牢屋にはくたびれた優男がいた。

「おーいお前、なんで捕まったんだ」

「あっ、えっ僕ですよ、フレイムさん。ケールですよ、ケール、、、もしかして飲んでたから忘れてます?」

あー、そう言えばどこかであった様な?

「トマホーク一緒に愚痴り合って彼女を助けてくれるって約束したじゃないですか」

そう言えばそんな事もあった様な、なかった様な。いや待て、騙されてるかどうか簡単に試す方法が有るじゃないか。

「俺はどんな愚痴を言ってた」

愚痴を言うならあれしかない。記憶がなくても確かな事だ。

「やっぱり忘れてるじゃないですか、でも答えられますよ。愚痴は部下の事でしたね。フレイムさんは部下の1人の氷花さんに一目惚れをしたがそれより前から氷花さんと一緒にいた部下の零と仲がよくてどうしようもない。とか、部下のジャミがいい歳して生意気だとか。零はジャミともなんかいい雰囲気で疎外感を感じるとかですね」

あれ、なんかだいたい合ってはいるんだが、どうして部下になってるんだ。

「なあ、氷花さんとか零とかジャミの事を俺が部下って言ったのか?」

「?はい。『冒険者パーティー[深緑の風]のリーダーレオ フレイムだ』って言ってましたよ。他にも『

俺の部下で山をも切り裂く零ってやつがいる』とか『俺の部下の氷花さんは正に傾国の美姫だ』とか『ウロボロスちゃんって言う可愛い部下がいる』とも言ってましたよ」

なんか俺、ここから逃げても死ぬ気がする。でもこれだけは聞いておこう。

「ジャミについては何て言ってた」

「えーっと確か『乙女(笑)』とか『若づくりもたいがいにしろよ』とか『聞き取りずらいんだよあのしゃべり方』とか結構辛辣な事言ってましたよ。でもなんかあんまりトゲは感じなかった気がします」

これはジャミにばれたら死ぬんじゃないか?いや後で考えよう、今は脱出最優先だろ。

「分かった、ケール。確かに酒場であったらしいな。牢屋を壊すから下がってろ」

ケールが下がったのを確認してから鉄格子を殴る。ここのはただの鉄格子だったので一発で壊す事ができる。

「ありがとうございます、フレイムさん。出来たら彼女も助けたいんですけど。ダメですか?」

こうなったらもう『毒を食らわば皿まで』だ、行くところまで行ってやる。

「多分もう4人が纏まって捕まってる牢屋がある。その中に彼女がいれば助ける、でもそこにいなかったら分からない。あと1つ聞きたいんだが俺の持ってた大剣がどこ行ったか知らないか?」

「ありがとうございます。大剣の場所は心当たりはありますよ。今度は敵陣の真ん中で寝ないで下さいね」

ありがたいな。ん?

「酔ってた俺が捕まったのってまさかやられたんじゃなくて寝たのか?」

「はい、信じられない事に敵を3人倒してそのまま寝ましたね」

酒は控えよう。そんなことを考えている間に4人の入っている牢屋に着く。

「これはまた何とも、さすが裏組織って所か」

まあ、一言で言うと女しかいないR-18な牢屋だった。

「ラン、いるか」

ケールが控え目に声をかけるまあいて欲しい様なそうで無い様なって所か。

「ケール?どうやってここまで来たの!」

「悪いが感動の再会は後でな。今は脱出が最優先だ」

全く目の前でいちゃつくな。

「「はっ、はい」」

「牢屋壊すから下がってろ」

下がったのを確認して破壊。3度目ともなるとどこか手慣れてくる。

「外に出る階段はあっちです」

「ナイスケール、でも何でそんな事知ってるんだ?」

「僕は普通に連れてこられたので道が分かるんですよ、これでも普段は乗り合い馬車の御者をやってるんで方向感覚には自信がありますよ」

ケールが地味に優秀なんだが。おっ階段だ。

「階段正面の部屋にフレイムさんの大剣は持って行かれましたそれから後はちょっと分かりません」

十分だ近くに行けば何となく分かる。

「近くに人はいない、さっさと大剣取り戻して逃げるぞ」

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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