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他の人が全員同じ物を頼むと他の物が頼みづらい

最後まで読んで頂けたら幸いです。

俺はちょこちょこ険悪になる2人をなだめながら無事にラクタ村を見て回る事ができた。非常に疲れたがその甲斐あって、

「零君、ジャミ、ウロボロス、楽しかったね。また違う街も見て回って見たいね」

「あー、そんなに面白い所あったか?んー、見慣れた俺には分からないな、でもまあ4人で見て回るのは楽しかったな」

この様に2人とも仲良くなり、後半は俺も純粋に異世界見学を楽しむ事が出来た。

「いや、俺たちにとっては異世界だからな新鮮な事が多いんだよ」

「私も、1000年、ぶりの、町で、楽しい」

1000年間も封印してたのか。それは喋り方もたどたどしくなるな。

「あー、もしかしてこの面子だとまともな知識があるのって私だけ」

「そうだろうな。ましてや俺は記憶喪失だし」

「私も実はずっと山にいたから知識はないね」

それ以前に氷花も日本出身だろうが。

「そうだ。そろそろフレイムを呼びに行くか」

もう夕方だしそろそろ落ち着いてきただろう。

「もう、帰ってる」

「んー、分かんないぞ、意外とまだ呑んだくれてるかも知れないぞ。あー、アレ、カラスが今どこにいるか分かるか」

そのくらいは余裕で分かる。

「えーと、向こうに3キロちょっとだな」

「えー、本当?そんな物騒な所に行くとは思えないんだが」

どんな所か少し視界共有して確かめるとそこは落書きが大量にあり、ゴミの散乱した裏路地だった。

「物騒ってどう言う場所ね?」

「んー、あの辺には非合法な事をしてる連中が集まってるんだよ。それに汚いし当然治安も悪いね」

カラスが見た光景と一致しているから場所はあってそうだな。とは言えここにるとは思えないが。

「こうなったらカラスを増やして探すか?」

「室内に居たらどうするね」

どうしようもないよ。

「あー、いまさらだけどそんな事が出来るなら悪魔とか[地震の斧]を探す時に使えば良かったのに」

本当にいまさらだよ。

(・_・)つ「ドン、マイ」

また幼女に励まされてしまった。も、もしやこれがバブみってやつか!

「なんか零君が死ぬほどどうでも良い様な事を考えている気がするね」

「あー、同意するしかないね〜」

2人とも変な目聡さを発揮している場合ではないと思うぞ。

「とにかく、トマホークに行ってフレイムの事を聞いてみよう」

「そうだね、フレイムは目立つからきっと記憶に残ってるね」

「んー、そりゃあごつい大剣背負った金髪イケメンなんて早々お目のかかるもんじゃないからね」

まあ、同じ様な特徴のRPGとかの主人公ならいっぱいいそうだけどな。




カランカラン

これって喫茶店入った時の音だよね?バーでもなるの?酒に弱い俺には分かんないけどさ。

「なー、これって喫茶店に付いてるやつだよな。バーにもあるのか?」

「異世界人で下戸の俺に聞くなよ」

「日本刀にそんな知識はないね」

「蛇腹剣にも、ない」

まあ、そこは大事な事でもないしまあ良いか。

「オレンジジュース1つね」

早速注文してるよ。

「あー、俺もオレンジジュース」

ジャミさんもか。

「オレンジ、ジュース」

お前らオレンジジュース大好きだな、俺も頼むけどさ。

「オレンジジュース」

マスター的なおじさんの『なんでここに来たんだよ』的な眼光がきてる気がする。

「なんだオメーラ、ここはガキの遊び場じゃねーんだよ。ガキが来るんじゃねー」

そんなテンプレ的な絡み方を実行する輩が本当にいるとは、ちょっと驚きだな。

「なー、木崎は何に驚いてるんだ?」

「いやー、未だにこんなテンプレな事を実行する人がいるんだなーと思ってな」

「無視すんな」

いやだよ。関わりたくないもん。

「オレンジジュース四つです」

「おじさん。ここにスピリタスのストレートを頼んだごつい大剣背負った金髪イケメンが来なかった?」

「オイお前舐めてんのか」

「来たな、スピリタスを10杯も飲んでフラフラになってたからよく覚えてる」

スピリタスを10杯とか死んでるんじゃないか?

「どこに行ったかとか知らない?」

「良いのか?俺を無視した事後悔するなよ」

「優男と一緒に『取り戻すぞ』とか行って出て行ったぞ。それよりこいつを何とかしてくれ五月蝿くてかなわん」

えー、いやだけどおじさんにそう言われてはやるしかないので、俺は優しく鳩尾を殴る。

「死ねやゴバァ」

「ありがとうおじさん」

「フッ、初めてのカフェらしい注文で気分がいいだけだ。気にするな」

おじさん、ここカフェだったの?でもスピリタスがある店をカフェとは言わないと思うんだ。それに、あのカウンターの後ろに並んでるボトルとメニューの大半を占める酒は完全にバーのそれだよ。でも確かによく見るとコーヒーとか紅茶も充実してるな。

「零君、ここのオレンジジュース美味しいね」

「おい、しい」

「あー、オレンジジュースもう一杯」

お前らやけに静かだと思ったらオレンジジュースに夢中だっただけかよ。

改善点、要望があったらお願いします。

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