表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/329

名前で呼ぶのは仲良くなってきたサインかも知れない

最後まで読んで頂けたら幸いです。

夜10時ごろ俺はようやく部屋に着く。日本ならば大して遅くはない時間だが、この世界では日の出の頃には皆活動を始めると言う超朝型の社会構造のため10時と言うのはなかなか遅い時間だ。

「あっ、また1人部屋に通されてしまった」

「仕方ないね。一緒に寝るね」

仕方ないとか言ってる割には楽しそうだな。

「まあ、俺はもう眠いんで寝させてもらうぞ。明日の6時からまたフレイムの礼儀作法教室があるんだ。おやすみ氷花」

今日はいろいろあって疲れたしよく眠れそうだな。

「ちょっと待つね。私も一緒に寝るね」

そんな事を言いながら氷花がベットに入ってきたのを見ながら俺は眠りについた。




「ジリリリリ」

うるさいなこんなベタな音を鳴らす目覚まし時計何てホップ亭にあったか?

「ふぁ〜。『ザザっ』ん起きて」

あれ、なんかノイズが入ったんだけど、それに一緒に寝てるのが氷花じゃない?

「はあ、どうなってんだまったく」

俺は様々な疑問を持ちながらも取り敢えず目覚まし時計を止めて起き上がる。しかし目を開けてもその視界はほとんど開けず全面にモザイクを掛けたかの様だった。まあ、つまり夢なのだろう。

「『ザザっ』、せっかく『ザザ』のに遠すぎてあんt『ザッ』最悪 」

ノイズひどすぎだろ。

「えっと、取り敢えず君はだれ」

言っている間にもノイズがなっていたがちゃんと聞こえているのか?

「なに『ザーー』こえない』

やっぱり聞こえてないか。

「君はだれ」

ノイズが段々酷くなってきたな。

「聞こ『ザザザッ』か『ザザ』行くよ」

そう言ったのを最後にその後はノイズがひどくて何がなんだか分からなかった。


「零君、朝ね。起きるね。学校に遅刻するね」

今度は現在らしい。もっとも最後の『学校に遅刻するね』はありえないがな。

「おはよう氷花。そうだな急いで出ないとフレイム先生にお辞儀200回の刑にされかねん」

こっちは本気でありえそうな分生々しいな。

「腰が痛くなったら揉んであげるね」

「ああ、痛くなったら頼むよ」

ちなみに冗談のつもりで言ったお辞儀200回の刑と氷花のマッサージは3日後に現実となる程にフレイムの礼儀作法教室は厳しかった。


柿崎 アヤメ視点


エッジさんは確かに○○○と言った、まさかあいつがこの事に関わってるとは思ってもみなかった。

「エッジさん。敵は本当に○○○なの」

あいつがこんな所にいる理由など1つしかない私か凛ちゃんを探しているんだ。

「ああ、我の部下が調べた所間違いない。で木崎 翔子とはどんな関係なんだ」

どんな?もっとも単純に言えば叔母だろう。だが私にとってあいつは憎き敵でもある。どう言えば良いんだ?悩んでいるとゴールドが、

「俺から言うのも筋違いかも知れんが、こいつと木崎 翔子の関係は複雑だが簡単に言えば『恨みのある叔母』ってとこだな」

まあ、一言で切ってしまえばそうだろう。

「恨みとはどの程度の物だ」

これまでなく真剣な雰囲気で質問をぶつけてきた、だが既にこの問いに対する答えは決まっている。

「殺したいくらいの恨みだよ」

これは間違いない。

「ふむ、ならば我と手を組まぬか?我だけではやつには及ばん。だがゴールド君とアヤメ君が協力してくれればあるいは届くやもしれん」

悪くない提案に思える。なにせ最初から悪魔の力を借りるつつもりだのだからエッジさんの提案は悪くないと思うのだが。

「私は良いよ。でもゴールドがいやだったたらだめ」

どうにも初対面の時からゴールドのエッジさんに対する当たりは強い、何かあるのかも知れない。

「アヤメ君はそう言っているがゴールド君はどうなんだ」

ゴールドはしばらく悩んでから、

「俺としちゃあ今回の事は正直言って乗り気じゃない。いくつか隠してる事もありそうだしまだ細かい事を決めてはいないが冷静に考えればジジイの提案は悪いもんじゃない、それは認める。だがこれはあくまで俺の勘でしかないがお前とは協力するべきじゃないとも思ってる。だから俺はアヤメに任せる。俺の勘を信じるか信じないかだ」

うわー、すごいいやな振り方されたよ。ゴールドの勘では良くないんだよね、でも根拠はないのか。まあ根拠があったらもう勘じゃないけど。うーーん

「よし、決めたよ。エッジさんごめんなさい。私はゴールドの勘を信じる」

そう言うとエッジさんは、

「うむ、そうか。では仕方ないな」

とすんなりと認めてくれた。

「オイオイ、思ったよりえらくサッパリしてるじゃねーか。どう言うつもりだ」

「そんなに難しい事ではない。ただ悪魔としての礼儀『力ある者が正義』に従ったまで」

うんうん、なんか細かい事を考えなくて良い感じだねそれ。

「悪魔ってのは脳筋が多いのか?」

「否定は出来んな、特に下位の悪魔はその傾向が強い」

私は脳筋じゃない。ほら

(わたくし)

頭脳派だよ

完璧な

ほら俳句だって読めるくらい頭脳派なんだよ。ゴールド」

「アヤメ、5・6・5になってる上季語がないからせめて川柳にしとけ。て言うより何でいきなり入ってきた」

あれ?おかしいな。

「いやー、ゴールドが脳筋って言ったから」

「お前は人の話を聞け。まったくなにを聞いてたらそうなるんだ。ん、なにニヤついてるんだジジイ」

「仲が良いのは良い事だ。我はやはり去るとしよう。ではまたいつか会おう」

そう言ってエッジさんは去って行くので

「では、またいつか」

「ああ、ジジイまたいつか会おう。ただ、俺達はそこまで仲良くねーぞ」

良いじゃん、多少は仲良く出来てるなら。

次回はキャラ紹介の様な者を上げたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ