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一般人は貴族などに会った時のマナーなど知らない

最後まで読んで頂けたら幸いです。

しばらくして2人が落ち着いたのを見計らって声をかける。

「まあ、2人ともそれぐらいにしてこれからどうするのか話し合おう」

ちなみにケンカの結果はまたフレイムの負けで、それはつまりまたフレイムがボロボロになっていると言う事だ。

「あー、そうだねー、フレイムと遊ぶのもこれぐらいにしてその辺も決めていかないとね、でも、その前に伝えないといけない事があるんだよね。えーと『騎士団への説明の場には君たちも出席して欲しい。日時は追って伝えるがそんなに先の事ではないはずだ、だから君たちにはこの町にしばらく滞在してもらう』って組合長が言ってた」

ここってラクタ村じゃあなかったっけ?町じゃあないよね。

「まあ、報告に関してはどうだって良い。だがおそらく、いや間違いなく本題は零かジャミの勧誘だろうな」

「勧誘って言うと傭われないか?的なものか?」

そのやり方だと戦力にはなっても忠誠心に不安がありそうだが。

「そんな感じだな、それより零はこの世界の礼儀作法とか知ってるか?」

「いや、ぜんぜん知らないな」

「あー、私もセルゲイ式しか知らない」

セルゲイ式ってなんだ?

「ジャミさん。セルゲイ式ってなに?」

「んー、セルゲイ戦闘連合式の礼儀だよ。『力こそが正義』だけだけどねー」

それは礼儀と言うより理念では。

「バカは置いておくぞ。まあでもこのカルホーン王国はそこまで礼儀には厳しくない。それに俺たちは冒険者だからな、そこまでの礼儀を求められはしないはずだ、とは言え知っといて損になるもんでもないから覚えとけ」

まあ、正直なところ苦手分野だがやるしかあるまい。



(礼儀作法教え中)



「零、お辞儀は34度だって言っただろ、それじゃあ36度だ。ジャミに至ってはお辞儀に成ってない」

34度ってなんだよ、35度で良いだろなんで1度単位で判定されるんだよ。

「ねー、もう暗くなって来たよ。明日にしようよ」

ナイスだジャミさん。

「そうかもう夜か、ではお辞儀の角度は浅めに27度、頭をさげる時間を昼より0.2秒伸ばして上げる時間は0.1秒縮めるんだ」

えっ、なにそれ。

「34度じゃあないのか?」

「それは昼のお辞儀だ夜のお辞儀は27度だな」

ナンダソレハ。

「あー、フレイムってどう考えてもフェル共和国出身って感じゃなかったよね、あー、フェル共和国ってのは貴族が力を持ってて礼儀にバカみたいに厳しいんだよ」

「それは偏見だ、それに俺は軽くしか礼儀作法を教えてないぞ」

うそ、だろ。



柿崎 アヤメ視点


何これ血で出来た巨人とか色んな意味でトラウマ物だよ。

「ブオォァァ」

そんな咆哮を聞きながら私は剣をぬく。

「誰があんたみたいなパワーバカに負けるか」

「それ、盛大なブーメランだと思うぜ」

そんな事はない、正面から正々堂々挑むだけで決して私は脳筋ではない。

「グロォァァ」

巨人だが踏みつけをして来るのでそれを【金体化】や【豪腕】などを使い全力で叩く。

「どりゃー」

「グハッ」

なんかゴールドの痛そうな声が聞こえたがもちろん無視だ、それに放った攻撃は巨人を一撃で血煙に変える想像以上の威力だったので結果オーライだろう。

「少しは剣をいたわれ。全く折れるかと思ったぞ、それとあいつはまだ倒せてないぞ」

やっぱりそうだよね、目の前で血煙が集まって行ってるもんね。

「どうやったら倒せるの?」

「幾つかあるがお前にぴったりな方法があるぞ」

もったいぶっている場合ではないと思うのだが。

「それはなに?」

「そう焦るな、あれはお前が血煙にしたからしばらくは動けないはずだ。近くで見たら分かったがアレは厳密には血じゃない、魔力で作られた血の様なものだ。だから何回もぶっ飛ばせば魔力がなくなって綺麗さっぱり消えて無くなる」

それじゃあ私が脳筋みたいじゃないか。

「他には」

「正攻法ならあいつを作ってる魔法を魔力で乱すって所だがな、残念ながら今の俺たちでは不可能だ」

あーもう、また巨人が動き出しそうだし。

「要は魔力を込めてブン殴れば良いんだよね」

「まあ、そんな所だ。だが不可能だ。アレに込められた魔力は膨大で緻密なもんで、って聞いてんのか」

ならばもっと力を入れて殴るのみ。

「オンドリャー」

「人の話を聞け」

今度も前回同様力を込めて殴る。だが前回よりもスキルが体に馴染んだのか前回よりも威力が出る。

「完璧だね」

再度、巨人を血煙に変えてつぶやく。

「お前バカだろ、それも人の話を聞かないタイプのバカだろ、良いかあいつはお前がどれだけ物理攻撃の威力を上げた所で意味がない。血煙に成るだけだ。倒すのなら魔力で乱す必要があるがそれは出来ない。だからほどほどの力でやつを殴れ。そうすれば勝てる」

「でもそれじゃあ脳筋みたいじゃないか」

私は技巧派間違いない。だからこそ次の一撃で決める。

「我が手伝おう、さすればあいつを一撃で屠れよう」

聞いた事ないおじいさんの声が聞こえた。


改善点、要望があればお願いします。

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