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そこはスパッとではなくズパッと切るべきだ

最後まで読んで頂けたら幸いです。

フレイム視点


冒険者組合に着くとそれぞれ別々で話しを聞くそうなので待ち合わせの約束をして1人ずつに分かれて部屋に入る。

(報告中)

まあ、あった事を聞かれただけなので特に何もなく報告が終わると俺が1番早かったらしく待ち合わせ場所には誰もいない。ジャミとの試合を振り返って反省点を探そうと思ったが正直ボコボコにされただけなので気分が重くなる。

「暗い顔してどうした、怪我でも痛むのか?」

どうやら零も報告が終わって待ち合わせ場所に来たようなので1つ聞いてみる。

「なあ、ちょっと手合わせしてくれないか」

別に零に勝てるとは思わない、なにせ相手は軽く山を真っ二つにしちまう様なやつだ。でもジャミの様にボコボコにはして来ないと思うので訓練にはなるはずだ。

「良いよ。どうせまだジャミさんは来ないだろうし」

そう言えばジャミは組合職員を辞める手続きもあったな。

「行くぞ。【龍刃ディアレスト】」

「【鴉化】」

黒い羽の生えた零に対し俺はどうするべきか?幸いな事に零は自然体でこちらの動きをうかがっているので決定的な隙さえさらさなければ動かないだろう。飛び立つのは相手も羽があり飛べる以上は空中戦になるだけで、機動力に劣る俺が不利になるだけだ、ならば地上戦、特に俺の武器(大剣)が零の武器(日本刀)に勝る部分となれば間合いの広さと一撃の威力。

「うおぉぉ」

気合いを込めた全力の振り下ろし、かわされれば間違いなく隙を晒す一撃だけに確実に決める必要がある、だが近づき過ぎれば零の間合いに入ってしまう。遠過ぎれば簡単に避けられる。

『今だ!』

俺の全力の一撃に対して零は受けるつもりの様で流れる様に合わせられる、だが予想の中では最高の状況。はなから小細工もない一撃であり受けられるか避けられるのは想定済みだ。

『行ける。このまま押し切る』

最後にそう思って俺の意識は途切れた。





「あれ?」

どう言う事だ俺は良い感じに戦えてたはずなのになんで気絶してるんだ?

「起きたか」

「ああ、でもなにがあったんだ」

答えながら俺は起き上がる。

「ただ受け流してアッパーカットを入れただけだ」

俺の全力の一撃をあっさり受け流すなよ。

「さっきのは俺の全力の一撃だったのに、そんなになんて事もなかったみたいな感じはやめてくれ」

でもこれだけ実力があるならいっそ零に剣技を習うか?そしたらジャミにも勝てるんじゃないか。

「自分より機動力の高い相手にかわされれば隙を晒す攻撃をするのはどうかとおもうがな」

「あの程度零君が本気を出せば、指先ひとつで止められるね」

氷花さんはあれでも威力が足りないと言うのか。やはりここは零に剣技を習うしかないな。

「零。俺に剣技を教えてくれ、頼む」

俺は頭を下げてお願いする。

「いや、俺とフレイムじゃあ武器が違いすぎるだろ。それに俺は教えたりするのは得意じゃないんだ。まあ、それでも良いと言うならやらん事もないが。どうなっても知らんぞ」

そう言えば零って感覚派の天才って感じで『スパッと切れば良い』とか『そこでグッとしてクイッと来たらザクっと切り返せば良い」とか良いそうだな。

「取り敢えず試しに軽くお願いする」



柿崎 アヤメ視点


かなりいやな事(全身金色)も分かったが、自分の能力を知れた事は大きい、あと気になった事と言えば。

「ゴールドって【人化】するとどんな感じなの」

声は良い意味で特徴的な渋い声だけに容姿はどんな感じなのかが気になる。

「良いだろう魅せてやるよこの俺のハンサムな姿をな」

そう言うと目の前には西部劇の凄腕ガンマンみたいな人が立っている。ほぼ間違いなくゴールドだろう。

「なんか、剣っぽくない」

腰にホルスターを付けていない事が逆に違和感がある位にはガンマンに見える。

「オイオイ、このハンサムを見て最初にその感想はないだろ」

まあ、確かにイケメンで、全体的に似合ってはいるのだが。

「イケメンだけど零君には負けるよ」

それだけは間違いない。

「そうだな、、、それよりいつまでもこんな所にいたらあっという間に餓死しちまうぜ」

なんか顔を引きつらせているけど言ってる事は正論だね、それより『あいつには同情するぜ』って小声で言ってるけど一体誰に同情するのだろう?

「じゃあ剣に戻って。それと誰に同情するの?」

「地獄耳だな、あー、それはもちろんこれから会う敵たちにさ」

別に私はそこまで非情じゃないと思うけど。まあ良いや、

「行くよ。【空翔(くうしょう)】」

一気に高度を上げていくと道っぽいものが見える。もちろんアスファルトなんかじゃないが明らかに地面の色が違う。

「考えたな。あとはあれが獣道でない事を祈るのみだ」

「ダメなら次の道を探すまで」

そんな事を答えたら遠くから物凄い爆音と衝撃波が来る。

「ありゃあキノコ雲ってやつか?初めて見たぜ。でもあんなに赤い物なのか?」

確かに真っ赤だがそれよりも、

「異世界に核兵器なんかあるの?」

て言うより異世界で科学って使えるの。

「いや、恐らくだが核兵器ではない、爆発の瞬間物凄い魔力を感じたからな。きっと核兵器クラスの威力を持つ魔法だろうよ。もっとも脅威である事にはなんら変わりないがな」

あっちに行って様子を見るべきか、それとも素直に反対に行くか、どうしよう私のステータスがあったら運の項目が絶対マイナスいってるよ。

改善点、要望があったらお願いします。

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