人を見かけで判断してはいけない
最後まで読んで頂けたら幸いです。
やばいよ。また問題が増えたよ、今いくつあるんだ、ちょっと優先順にまとめるか。
1.山が動いている事。
2.俺の記憶がどうなっているのか。
3.ジャミさんを助けた人は誰なのか。
4.能力、スキルの練習
5.記憶の取り戻し方
1は単純に現在進行している問題だ、解決法は倒せば良い。2は俺の記憶がない事は確かだが知識はある、それはどう言う意味があるのか、氷花ともよく相談するべきだろう。3はそのままだ、なぜかジャミさんは俺だと思っている事も問題だ。4はもうぶっつけ本番だな。5は当てがないし急ぐ必要はない。
こんなものか、氷花が寝てるから相談出来ないのは地味に辛いな。そうこうしている内に集合場所か。
集会場で少し待つと組合長が前で
「さて、皆集まった様だな、では出発する」
と出発の合図を取る。今の所山の動きは予想通りなので、途中で昼食を取って攻撃ポイントに行きまず、魔法攻撃、その後は状況に応じて戦う事になっている。そしてジャミさんと話しながら、何事もなく攻撃ポイントまでもう少しの所まで来た、時間はないが最後にこれだけは聞きたい。
「ジャミさん、なんで俺が助けた人だって確信してるんですか」
おそらく、ジャミさんには俺が記憶喪失と言うことはすでにばれているだろう。
「んー、なんで確信してるって思ったの」
「正直言って勘だな」
ジャミさんはちょっと悩んでから。
「んー、そうだなー。木崎が本当に記憶喪失か教えてくれたら教えてあげる」
ジャミさんも確信が欲しいのか。
「確かに俺はこの世界に来る前の記憶がない。つまり記憶喪失だ」
俺はジャミさんを見る。
「そーか。簡単だよ俺の特殊なスキルはもう一つあるんだよ【ロケート】て言う物や人を探してその方向を教えてくれるスキルだ」
「つまり、【ロケート】のスキルが俺を指してるのか」
「うん」
つまり、昔ジャミさんを助けたのは俺なのか。くそ、もう時間がない。
「攻撃ポイントに到着」
そう組合職員全体に告げる。
あ〜〜分かんね〜イライラする。単純に昔俺がこの世界に来ただけなのか?まあでも、今は目の前の問題だ。山を観察すると、山は確かに動いているが、どう言う仕組みなのか無音で草原を動いているのでかなりシュールな絵ズラだ。
「先ずは魔法攻撃か」
これで終われば楽なんだが。
「放て」
組合長の合図で一斉に山に向かって魔法を放つ。そして、魔法が山肌に当たり爆音を響かせ煙が広がる。まるで戦争映画のワンシーンの様な光景が広がる。
「やったか?」
今の言ったやつ誰だ、なんか組合長の声に似てた気がするが?それを言うとろくな事にならないに決まってるだろ。
「シャ〜〜〜〜」
辺りに馬鹿でかい蛇のいかく音が響く。
「伝説の大蛇だ、もう、おしまいだ」
その声に応える様に爆煙をはねのけて太さが50メートルはありそうな大蛇が山肌から生えていた。すると大蛇に向かってフレイムさんが仕掛ける。
「くらいやがれ。【ダークエッジ】」
フレイムさん使うのは闇属性なんだね。まあ良いや、俺も便乗していこうと氷花を抜こうとすると。
「カチッ」
「むにゃ、零君」
寝てると抜けないのかよ。そんな俺とは対照的にフレイムさんは活躍しており、まさに、勇姿を見せている。
《氷花、起きろ、蛇きたぞ》
「そこは〜ダメね〜」
「木崎ー、行くぞ」
ジャミさんこんな時も伸びるんだね。もう良いや殴ろう。
「ああ、行こうかジャミさん。今の俺は最高に蛇を殴りたいんだ」
俺の機嫌の悪さを全て乗せて殴ってやる。
「なー、木崎、無理することはないぞ」
そんなことを言われたが問答無用で大蛇を殴りに行く。【神速】を使って一気に大蛇の頭の右に行き。
「くらえ、回し蹴り」
大蛇の頭が千切れて飛んで行く。
「やったか?」
二度目だぞ、良い加減にしろ組合長。俺以上に視線を集めてるぞ。
「「シャ〜〜〜」」
さっきと同じ様に山肌から大蛇が生えて来るそれも今度は8本生えてくる、一本多いがヤマタノオロチの様な物なのか?
「上等だ。それでこそ伝説だ」
フレイムさんだけはテンション上がってるが他の冒険者達は逃げ出した。
「もうだめだ、お終いだ」
組合長がそんな事を言いながら先頭で逃げて行くなよ、いや陽動なんだからあれが正しいのか?
「行くぞ零、ジャミは支援を頼む俺の勇姿を見せてやる」
「分かりました」
「おー、頑張るぞ!」
もうフレイムさんに任せよう。
「【龍刃解放】」
フレイムさんの剣が紫色のオーラに包まれる。
「行くよー、【連接解放】」
ジャミさんの連接剣が赤黒い色のオーラに包まれて伸びて行く。これは乗らないとだめなのか。
「えっと【鴉化】」
これ羽生えるだけだと思っていたら身体能力も上がるのかすごいな、でも、この悪役臭い黒いオーラはなんだよ。
ラクタ村を守るために戦ってるのに見た目の悪役感がすごい3人。
改善点、要望があったらお願いします。




