会話に入れないと泣きたくなる
最後まで読んで頂けたら幸いです。
俺は仙人風な組合長に呼び出しを食らったので、組合長のいる前の方に行く
《こんな事なら端に座らなきゃ良かった》
端に座ったせいで歩く距離が長くなり余計にさらし者になってる気がする。
「仕方ないね」
さて、着いたがいったいどんな話があるんだ。
「呼び出してすまないな。君が木崎 零君かい?」
「はい、そうです」
「そうか、話は隣の部屋でしよう」
部屋を移動するのはありがたい。さっきから後頭部に冒険者たちの視線が刺さってたからな。
「分かりました」
と言って組合長についていくと小会議室と書いたは部屋に着く。小会議室は椅子が6個と小さい円卓が一つある部屋で、すでにジャミさんと見覚えのあるガチムチさん、そして、見た事ない金髪のイケメンと渋い茶髪の髭ズラのおじさんがいた。組合長が奥の席に座ったので席順は俺が扉の前で、俺から右回りでジャミさん、おじさん、組合長、イケメン、ガチムチさんとなっている。
「君がなぜここに呼ばれたか分かるかい」
いきなり組合長が俺に聞いてくるが心当たりなどないため。
「分かりません」
「んー、俺も分かんないなー。なんでわざわざ呼んだんだ」
なぜかジャミさんまで答えた。
「私も疑問ですね」
おじさんまで答え出したぞ、て言うかまず自己紹介をしてくれ。
「俺も分かんねーな。そいつ、使えるのか」
イケメン口悪いな。
「私のさびにしたいね」
氷花が怒ってるし
「・・・」
ガチムチさんの顔色が悪いんだけど。大丈夫か?
「そ、その異世界人の格闘力はカンストしてるから」
ガチムチさん?もしかして探知系のスキルかよ、面倒なスキル持ってるな。
「えー、でもなるほどー、勝てないわけだ」
あれ、カンストって意外と大した事ないのか?
「それが本当なら戦力でしょうね」
おじさん、俺に『本当か?』的な眼差しを向けられても俺は自分の格闘力なんて知らないぞ。
「あり得るわけねーだろ、スキルの誤作動だよ。誤作動」
イケメンは信じてないな。
「零君ならカンストぐらい当たり前ね」
《氷花はいったん落ち着け》
「ふむ、それぞれが思うところがあって当然だろう。ところで当事者として心当たりはあるか?」
そうは言われても。
「そもそも、格闘力と言うのがどう言う物なのか知らないので答えようがないです」
レベル10のスキルのせいな気がするが教えるつもりはない。
「そうか、ならば君のスキルを教えてくれ」
嫌な予感しかしないんだが。
「それって、断れないんですか」
スキル公開なんてしたくないぞ。
「残念ながらこの状況では認められない」
最悪逃げるしかないか。
「そのスキルってどの程度の人に知られるんですか」
のどと組合長と話しているとガチムチさんが
「な、なあ、組合長無理にスキルを調べる事はないんじゃないか」
ナイスだガチムチさん。
「そうはいかない。今回の事を解決出来る当ては彼しかいないのだから」
待て、組合長。騎士団ははどうした。
「組合長。騎士団が来れば勝機があると言っていませんでしたか」
まさか、指揮が下がるから嘘ついたのか。
「いくら騎士団とは言え動く山をどうにか出来るとは思えん、それに、あの時はああ言うしかなかった」
嘘だろやるしかないのか?功績をあまり上げると面倒そうだから他人に押し付ける気まんまんだったのに。
「やはりそうでしたか。それで、倒せるんですか」
おじさんいきなり確信をつくね。
「見たことないで分かりませんね」
「最もですね。どちらにしても戦うしかないのですから私としても無理にスキルを聞き出す必要はないと思います」
「あー、そうだよなー。嫌がる事を聞くのは良くないよなー」
良いぞ。ジャミさん、おじさん。
「はっ。そんな腰抜けのスキルなんざ聞く価値もない。そもそも、俺が倒すからな」
すごい自信だね。流石はイケメンって所か?
「では仕方ない、無理に聞かない事にしよう。我々は全員陽動チームだ、集会場に行くぞ。以外に弱くて簡単に倒せるかもしれないしな」
「あたりめーだ。片手でも余裕だぜ」
それは死亡フラグだ、イケメン、冥福を祈るよ。
「成仏するね」
「おめー、今変な事考えなかったか」
勘が鋭いな。
「いや、その自信はどこから出て来るのか疑問に思っただけですよ」
と言うとイケメンは胸をはりながら。
「あたりめーだろ、俺は泣く子も沸き立つ冒険者パーティー[深緑の風]のリーダー。Aランク冒険者のレオ フレイムだぞ」
おお、この世界で初めての苗字持ちだ。にしても苗字がフレイムなのにパーティー名は[深緑の風]なのか?
「そう言えば私も自己紹介してませんでしたね。私は冒険者パーティー[地震の斧]のリーダーでBランク冒険者のグランです。よろしくお願いします」
このおじさんは見た目どうりだな。
「では私もした方がいいですよね。私は異世界人でGランク冒険者の木崎 零です。よろしくお願いしますよろしくお願いします」
なんで最後に自己紹介なんだ?こう言う自己紹介って初めにやるものだろ。
「早く集会場に行くぞ。そして、俺の勇姿を見せてやる」
フレイムさんは口が悪いが悪い人ではなさそうだな。
「期待してますよ。フレイムさん」
そう言うと機嫌良さそうに答えてくる
「おお、任せとけ」
そういえばなんか忘れているような?まいいか多分大した事ではないだろ。
ガチムチさん「俺は自警団団長でBランク冒険者のガッツだ。よろしくな」
ガッツさんが前回よりビビってるのは交渉決裂するんじゃないかと内心ガタガタしてるからです。
後書きネタをやってみました。




