パフォーマンスって大事だよね
ごめんなさい、当分更新時間はランダムになってしまいそうです。
零視点
取り敢えず落ち付こう、そして状況を見極めるんだ。先ず飛んで来た人のことを凛は従姉妹のアヤメと判断して攻撃した、次に飛んで来た人に対して氷花はお姉ちゃんと言った。いや、氷花の姉ってことは日本刀か?だとすればあの飛んで来た人が腰に差してる日本刀だろうな、もう一振り剣を持ってるがどう見てもロングソードだし、よくよく見て見ればあの日本刀の意匠は氷花と似ているただ違う所を上げるとすれば氷花よりも刀身が短く成っていることだろうか。まあ考えが若干逸れたが飛んで来た人が従姉妹のアヤメで、アヤメが持ってる刀が氷花の姉だろう、てか今更だけど氷花にお姉さん居たんだな、刀における姉妹ってどう言う事なんだろう?そう言うコンセプトで鍛えられたのかな?それとも同じ玉鋼を使ってるとかか?いかんまた考えが逸れた、兎に角ここまで来たら問題はあと1つ、そしてその1つの『なぜ凛がアヤメを攻撃したか』って問題だがこれはなんとな〜く予想は着く凛の様子を見るに恐らくだが凛は俺とアヤメに合流して欲しくないんだろうな。あれ?でもなんか引っかかるな、そう言えば凛が『じゃぞ?もしかして唯のそっくりさん…とは思えないんだよ、だってどう見たってアヤメなんだよ』って言ってたな、『じゃぞ?』って言うのはアヤメの口癖だろう「〜じゃ」って言うのを差してるのは間違いないだろう、でも凛の反応的には元々アヤメにそう言う口癖はないんだろうな、だとすればなんで急にそんな喋り方に成ったんだ?分からん。って氷花急に人化してどうしたんだ?今はどう転ぶか分からない状況だし出来れば人化するのは止めて欲しいんだが。
「お姉ちゃん久しぶりね、盗まれた時からず〜っと心配してたね」
感動の姉妹の再会だな、出来ればもっとちゃんとした状態で出来たら良かったんだが仕方ないか。まあ今の俺に出来るのはせいぜい邪魔しない様に気配を絶っておくぐらいか。
凛視点
氷花ちゃんがアヤメに向かって久しぶりと言ったのでこれまでの情報から多分アヤメが持ってる日本刀が氷花の姉妹刀である葉炎なんだよ、確か文献に残ってる葉炎の能力は
・所有者を操ることで素人でも達人の様に立ち回れること
・火を操ること
・命を操ること
・与えた傷が治らないこと
・不壊であること
だったから多分、どっかで葉炎を手に入れたアヤメが葉炎に操られた状態の筈だよ。だとすればあの「〜じゃ」って言うのは葉炎の口癖なんだよ。あ〜、氷花ちゃんのお姉ちゃんなら後でちゃんと謝らないといけないんだよ。
「久しぶりじゃのう。氷花、相も変わらずどこか能天気じゃな」
「そんなことないね、それに、それを言うならお姉ちゃんも変わってないね」
いやいや、氷花ちゃんは普通に能天気だよ。葉炎は知らないけど、
「ふむ、そうじゃの。そうじゃ、氷花。話では聞いたのじゃが今や氷花にも使い手がおると言うのはほんとうなのじゃろうか?」
「使い手は居るね。確かに、今まで私のことをちゃんと使えた人はいなかったね、でも零君は私の使っても反動で壊れたりせず、ちゃんと使えるね」
そう言えば意思を持つほどの武器は使用すると反動が来る物が多いんだよ。因みに、グリモアールの場合は魔力消費って言う反動があるんだよまあ私の総魔力量からすればどうでも良いレベルだけど、常人だったらキツイはずだよ。
「のう氷花。1つ昔から言いたい事があったのじゃが言って良いか?」
「もちろん良いね」
「そうか、ならば言わせて貰うのじゃ……………………妾はずっとお主が嫌いじゃったよ」
そう言ってアヤメっと言うか葉炎は一気に踏み込んで氷花ちゃんの前で自身ともう一本の剣を振り上げる、私を含めたお兄ちゃん以外のみんなは状況を飲み込めずに反応出来なかったんだよ、ただ、お兄ちゃんだけは反応して氷花ちゃんを庇ったんだよ。でももし私が知ってる文献通りの葉炎なら不味いんだよ、だって
「グチャ」
「あっ」
葉炎によって受けた傷は治らないんだよ。てことは、もしかして、お兄ちゃんが、死んじゃうよ。
葉炎視点
せいぜい氷花に怪我をさせるぐらいの考えじゃったが、思ったよりより上手く行ったのじゃ、妹のあの絶望した様な表情を見れただけで価値があるのじゃ。
「ねえ、答えてよ。このままだったらお兄ちゃんはどうなるのよ」
「フフ、ヤツの抵抗力は大した物じゃったがここまでしっかりと斬ることが出来れば十分【操命】が効くのじゃ」
そう言ってから分かりやすくするる為に、妹の能力で蘇ったヤツの命をわざわざ手の上で火の玉の様に見える様にするのじゃ、そうした所で妹の様子を見ると零に泣き付いている。もっとも普通なら悲しみに暮れるだけで無意味な行為じゃが妹ならば【再生】と【操魂】で蘇らせることが出来るのじゃ。
「その火の玉がどうしたって言うのよ」
「人の話は最後まで聞くものじゃ、それに先ほどから話し方が普段と変わっておるのじゃよ。まあ、今は妾の気分も良いし良しとするのじゃ。さて、この火の玉のじゃったな、これはあヤツの命じゃ」
そう言ってから火の玉を握り潰すのじゃ。まあこんなことは必要ないのじゃがな、絶望させる為のパフォーマンスと言うやつじゃ。
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